旧世代1989年式が急落、現行GRスープラRZは800万円台で堅調 | トヨタ スープラ 中古相場分析【2026年8月版】— 1271台集計
スープラで検索すると、まさか1989年式から2026年式まで――40年近い時間軸の車両が並ぶ。当サービスが2026年7月3日〜8月2日の30日間に8サイトから収集したスープラ関連の掲載は1271件。現行GRスープラの価格中央値は725万円だが、初代・2代目まで含めると相場のレンジは驚くほど広い。今回のデータで見えてきた買い時と狙い目を、数字とともに紐解いていく。
市場サマリー
スープラの新着を見逃さない
今月の注目: RZ 6MT、0-1万km帯、2020年式以降のRZ
8サイトを30分ごとに自動チェック。新着が出たらLINEに即通知します。
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📝 本稿の読み方
- 分析対象: 8サイト(カババ, カーセンサー, グーネット, 価格.com, 車選びドットコム, ネクステージ, トヨタ認定中古車, ヤフオク)の掲載データ 1271台、期間 2026-07-03 〜 2026-08-02
- 集計方法: 期間中に各サイトに掲載されていた車両を集計しています。同じ車両が複数サイトに掲載されている場合は、それぞれを別の掲載として数えています。
- メルカリや個人 SNS の売買、ディーラー店頭のみで売られている車両は対象外です
- 地域によってサイトの掲載量に偏りがあり、全国を均等にカバーしているわけではありません
- ヤフオクの価格は開始価格や現在価格で、実際の落札価格ではありません
- 価格.com に掲載されている車両は、他のサイトとも重複して掲載されていることがあります
- グーネット掲載車両はタイトル表記が独特で、グレードを判別できないものは『不明』として集計しています
TL;DR / 今月の要点
- 8サイトから集めた1271台の集計で価格中央値は725万円、前月の702万円から+23万円の上昇(702万円→725万円)
- 現行RZ(3.0L)は554台で中央値801万円、2.0LのSZ/SZ-Rは550万〜590万円台にとどまる
- 6速マニュアルのRZ 6MTは26台掲載、中央値800万円とAT主体のRZに匹敵(サンプルはまだ少なめ)
- 走行距離0〜1万km帯(302台)の中央値は820万円、5万kmを超えると525万円まで下がる
- 前月587万円だった1989年式(旧世代スープラ)の中央値は今月455万円に(-132万円)
- RZ Matte White Edition・Horizon Blue Editionの掲載は前月合計26台から今月0台に減少、グレード判定精度の変動の影響も考えられる
- 掲載から掲載終了までの中央値は9日、前月26日から大幅短縮(-65%)で動きが速い
📊 今月の主要数値(当サービス集計)
- 価格中央値: 725万円
- 中央値の前月比: +3.3%
- 集計台数: 1271台(8サイト)
- 掲載期間の中央値: 9日
今月のトップ3変化(前月比)
1989年式の中央値が587万円→455万円へ急落
前月587万円だった1989年式の中央価格が、今月は455万円まで下がった(-132万円)。サンプル数は前月28台→今月36台に増えており、掲載された個体の年式内バラつきが影響した可能性がある(推測)。1989年式は現行GRスープラとは別の旧世代モデル(A70系)にあたり、コンディション差が大きいクラスターであることも背景として考えられる。
RZ Matte White Editionの掲載が前月17台→今月0台に
前月17台あったRZ Matte White Editionは、今月の集計では0台。ただし今回の期間はグレード判定率が69.7%から62.9%へ低下しており、この掲載数の減少にはグレード判定精度の影響を含む可能性がある。特別色の個体が実際に品薄になったのか、判定ロジック上『RZ』や『不明』に吸収されたのかは、現時点のデータだけでは断定できない。
Horizon Blue Editionも前月9台→今月0台へ
前月9台掲載されていたHorizon Blue Editionも、今月は0台となった。こちらも同様にグレード判定精度の変動の影響を含む可能性があり、単純な『流通からの消滅』とは言い切れない。同時期にRZ 6MTという表記が26台分新たに出現しており、細分化されたグレード名の一部が判定ロジック側で整理し直された可能性も考えられる(推測)。
トヨタ スープラ 中古市場の輪郭(当サービス集計)
当サービスが2026年7月3日から8月2日にかけて8サイトから収集したスープラ関連の掲載は合計1271件、うち活動中(在庫として確認できる)ものが852件にのぼる。サイト別の内訳を見ると、価格.com(335件)、グーネット(308件)、カーセンサー(292件)の御三家が全体の7割弱を占め、次いでヤフオク(115件)、車選びドットコム(97件)、カババ(75件)、トヨタ認定中古車(28件)、ネクステージ(21件)と続く。
価格帯を見ると、集計した958台の中央値は725万円。安めのゾーン(下位4分の1)は586万円、高めのゾーン(上位4分の1)は824万円で、この間にボリュームゾーンが集中する。最安層(下位5%)は367万円まで沈む一方、最上層(上位5%)は999万円に達し、平均は715万円と中央値に近い水準にとどまる。分布は高値側にやや裾を引く形で、一部の高額な個体が平均を押し上げている。
掲載の動きも速い。今回の期間中に新規掲載511件に対し掲載終了419件、活動中在庫は前回714件から852件へ増加した。新規と終了が拮抗しながらも在庫が積み上がっている状況が読み取れる。
年式別の相場と世代の断層
年式別の中央値を並べると、一見『スープラ』という名前ひとつでは括れない、二つの時代が同居していることに気づく。本集計には1988年式から2026年式まで、実に38年分の年式が並んでいるのだ。
1988〜2001年式は、いわゆる初代〜2代目スープラ(A70/A80系)にあたる旧いモデル群。中央値は1988年式458万円、1989年式455万円、1991年式410万円といったところに落ち着く一方、1997年式1130万円、1998年式1139万円、1999年式1158万円と、特定の年式だけ跳ね上がる箇所もある。これは希少グレードや低走行の個体が混じっている影響と見られ(推測)、旧世代スープラは年式だけでなく個体差による価格の振れ幅がかなり大きいクラスターだと分かる。
一方、2019年以降は現行のGRスープラ(A90型)の掲載だ。ここには明確な世代の断層が見える。発売時の2019年式は中央値586万円だったが、2020年のマイナーチェンジ(3.0Lエンジンの出力引き上げ、足回り・ブレーキ強化)を境に、2020年式は680万円、2021年式726万円と着実に切り上がっていく。6速マニュアル追加が発表された2022年以降は2022年式800万円、2023年式803万円、2024年式800万円とほぼ横ばいで安定し、2025年式858万円、2026年式(登録間もない個体中心)は948万円まで到達している。
つまり現行GRスープラに関しては、年式が新しくなるほど素直に価格が積み上がる、教科書通りの右肩上がりを描いている。2019年式と2026年式の差は362万円(586万円→948万円)。7年落ちでもまだ700万円台後半をキープしている点は、リセールの底堅さを物語っている。
グレード別の値付け
グレード別の顔ぶれを見ると、3.0L直6ターボのRZが554台と圧倒的なボリュームゾーンを形成し、中央値は801万円(安めのゾーンで722万円、高めのゾーンで860万円)。2.0L勢はSZが122台・中央値550万円、SZ-Rが98台・中央値590万円と、RZに対して200万円前後低い位置に価格帯を形成している。車種プロフィールが指摘する通り、3.0Lと2.0Lはキャラクターが大きく異なるため、この価格差は単なるグレードの上下というより『別の車』を選ぶ感覚に近いだろう。
注目したいのは6速マニュアルのRZ 6MTだ。本集計では26台、中央値800万円とAT主体のRZ(801万円)とほぼ並ぶ水準で取引されている。サンプルはまだ少なめで傾向として見る程度だが、車種プロフィールにもある『6MT設定車は希少で人気が高く、中古相場でプレミアが付く傾向がある』という言説が、少なくとも価格の絶対水準では裏付けられつつあるように見える。ただし今回はグレード判定のロジックが見直された時期と重なっており、この区分自体が新設定されたばかりという事情もある。件数の伸びをそのまま人気の急拡大と読むより、しばらく推移を見守りたい。
グレード不明の471台は中央値649万円、年式中央値2000年、走行距離中央値47000kmと、実態としては旧世代スープラや年式表記の薄い個体が多く紛れ込んでいると見られる(推測)。グーネット掲載車両はタイトル表記の特性上グレードを判別できないものが多く『不明』に集計される、という運用上の理由も影響しているはずだ。狙いのグレードを確実に押さえたいなら、『不明』表記を鵜呑みにせず、個別の掲載内容を当たる必要がある。
走行距離とコンディションでみる価格
本サービスの集計で走行距離帯を見ると、新しいほど・少ないほど高い、という当たり前の傾向がまず立つ。0〜1万kmの個体(302台、年式中央値2023年)は中央値820万円、1〜2万km(168台)は770万円、2〜3万km(95台)は700万円、3〜5万km(159台)は660万円と、走行距離が伸びるごとに素直に値を下げていく。5〜8万km帯(85台、年式中央値2019年)まで来ると525万円まで下がり、このあたりが現行GRスープラの初期型・年式落ちの目安になっていると見られる。
ところが8〜12万km帯(84台)で中央値605万円と、5〜8万km帯より高くなるというねじれが起きている。この帯の年式中央値は1995年で、旧世代の希少個体が多く含まれているためだと考えられる(推測)。12万km以上(101台)になると中央値400万円まで下がり、ここは年式中央値1992年、旧いモデルが数を稼ぐゾーンになっている。
修復歴については、記録のある937台のうち修復歴『あり』が43台で中央値610万円、『なし』が894台で中央値726万円。あり・なしの価格差は16%で、修復歴のない個体を選ぶ意味は数字の上でも明確だ。車検については、直近の掲載729台のうち車検が新しい個体は51.3%を占め、残り期間0〜6か月が100台、6〜12か月が118台という分布だった。
属性別の供給 — MT/AT・色・地域・修復歴
本サービス集計で変速機を見ると、MT(6速MTを含むマニュアル系)が532台で中央値796万円、AT(8速ATなど)が388台で中央値670万円と、126万円の開きがある。ここには旧世代スープラのMT車も含まれるため単純にRZ 6MTのプレミアとは言い切れないが、マニュアル志向の需要が価格を押し上げている構図は読み取れる。
ボディカラーは白系が387台で最多、中央値725万円。黒系130台・690万円、銀・灰系114台・768万円、赤系114台・607万円、黄系51台・760万円と続く。台数の少ない緑系(16台、少数の参考値)は898万円と最も高く、希少色にプレミアが乗っている可能性がある。
地域別では愛知県が205台で最多、中央値719万円。埼玉県147台・680万円、大阪府104台・777万円、千葉県59台・807万円と続くが、目を引くのは神奈川県(55台)の中央値433万円。他の主要県と比べて300万円前後低く、旧世代スープラや状態の異なる個体が地域的に偏って掲載されている影響も考えられる(推測)。狙いの地域で条件を絞り込む際は、この手の地域差も踏まえておきたい。
データが示す「お得ゾーン」と「プレミアムゾーン」
当サービス集計における下位10%ライン(価格の安いほうから数えた最安層)は456万円が目安。この価格帯の個体は年式中央値1991年、走行距離中央値129000kmと、旧世代スープラの手が届きやすい個体が中心。グレード構成は『不明』が93%を占め、SZ・SZ-Rがわずかに混じる程度。修復歴ありの比率は11.1%で、全体平均よりやや高めだ。年式や距離を割り切って、旧いモデルも含めた広い選択肢からとにかく安く楽しみたい層向けのゾーンと言えるだろう。
対して上位10%ライン(高値の目安)は926万円から。年式中央値は2022年、走行距離中央値はわずか6000kmと、極めて状態の良い個体に価格が集中している。グレード構成はRZが72.2%、『不明』(未判別のRZ相当個体を含むと見られる)が25.8%、RZ 6MTが2.1%。修復歴ありの比率も8.3%と全体より低く、『高い個体ほどコンディションも良い』という当たり前だが重要な傾向が数字にも表れている。
このお得ゾーンとプレミアムゾーンの間で、今回の集計では掲載から掲載終了までの中央値がわずか9日だった。前月の中央値26日から大幅に短縮しており、動きの速さが増している。狙いの1台が中央値1週間強で掲載から消えていく状況では、日々の巡回を人力で続けるのは正直しんどい。8サイトを横断して毎日自動で追いかける仕組みがあれば、この手のタイミング勝負にも対応しやすくなる。
よくある質問(当サービス集計での回答)
Q1. スープラの中古相場はいくら?
当サービスの集計では、8サイトから集めたスープラ1271台のうち価格情報のある958台の中央値は725万円。安めのゾーンは586万円、高めのゾーンは824万円に収まる。現行GRスープラのRZグレードに絞ると中央値は801万円になる。
Q2. 買い時はいつ?
本サービスの集計では、掲載から掲載終了までの中央値は9日と短く、前月の26日から大幅に縮まっている。狙いの条件が固まっているなら、良い個体を見つけた時点で動く判断が求められる状況だ。
Q3. 狙い目の年式は?
当サービス集計では、2020年のマイナーチェンジ以降の個体は3.0Lエンジンの出力向上や足回り強化が入っており、2020年式(中央値680万円)・2021年式(726万円)あたりは価格と装備のバランスが良い。予算を抑えたいなら2019年式(586万円)も選択肢に入る。
Q4. 走行距離はどこまで許容すべき?
本集計では3〜5万km帯の中央値が660万円、5〜8万km帯で525万円と、5万kmを超えたあたりから価格がぐっと下がる。年式とのバランスを見ながら、この帯を狙うと割安感を得やすい。
Q5. グレードによる価格差はどれくらい?
当サービスの集計では、3.0LのRZが中央値801万円なのに対し、2.0LのSZは550万円、SZ-Rは590万円と200万円以上の差がある。6速マニュアルのRZ 6MTは中央値800万円で、AT主体のRZとほぼ同水準だった(サンプルは26台とまだ少なめ)。
Q6. 『スープラ』を検索すると古い年式まで出てくるのはなぜ?
当サービスが集めたデータには、1988年式から続く旧世代のスープラ(A70/A80系)と、2019年以降の現行GRスープラ(A90型)が同じ車種名で混在している。年式別に見ると1988〜2001年式と2019年以降で明確に価格帯の性格が異なるため、比較する際は世代を意識して数字を読むのがおすすめだ。
Q7. 狙いの条件でスープラの新着を毎日追うには?
中古車ウォッチは、LINEで『中古車ウォッチ』を友だち追加してスープラと送るだけで監視を始められる。8サイト(カババ・カーセンサー・グーネット・価格.com・車選びドットコム・ネクステージ・トヨタ認定中古車・ヤフオク)を毎日自動巡回し、新着・価格変動・掲載終了をLINEに通知する。グレードや価格帯、走行距離、地域を組み合わせた条件設定も可能。無料プランは24時間遅延・1車種監視、月額780円〜の有料プランではリアルタイム通知やAI分析も使える。
2026年8月のハイライトと注意点
当サービスの集計で今回最大の発見は、掲載から掲載終了までの中央値が9日にまで縮まったことだ。前月の26日から大幅な短縮で、活動中在庫も714件から852件へ増えており、動きの速い掲示板になっている。一方でグレード判定の精度は69.7%から62.9%へ低下しており、RZ Matte White EditionやHorizon Blue Editionといった個別名称の掲載減少、RZ 6MTという区分の新規登場には判定ロジックの見直しが影響している可能性がある。数字を読む際は、この期間特有のグレード判定の変動を念頭に置きたい。なお本レポートはメルカリや個人間売買、ディーラー店頭のみの車両は対象外で、地域によって掲載量に偏りがある点、ヤフオクの価格は開始・現在価格であり落札価格ではない点にも留意してほしい。
本レポートは、中古車ウォッチが 8サイト(カババ, カーセンサー, グーネット, 価格.com, 車選びドットコム, ネクステージ, トヨタ認定中古車, ヤフオク)から自動収集した掲載データ 1271台(2026-07-03 〜 2026-08-02)を集計した分析です。日本の中古車市場全体の動向を示すものではなく、掲載データからは売買の成約は分かりません。購入判断は必ず現車確認と販売店への確認のうえで行ってください。次回の更新は来月初旬を予定しています。
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※ この記事のデータは中古車ウォッチがカババ・カーセンサー・グーネット・価格.com・車選びドットコム・ネクステージ・トヨタ認定中古車・ヤフオクを横断して収集した2026年8月3日時点の情報です。実際の価格・在庫は各サイトにてご確認ください。