スバル WRXの中古車相場ガイド
市場サマリー
現在の市場概況
2026年4月時点で、スバル WRXは15の中古車サイトに合計3,811台が掲載されています。
WRXはスバルのAWDスポーツセダンとして世界中にファンを持つモデルです。CVT/ATのS4と、6速MTのSTIという2つのラインナップがあり、それぞれ全く異なるキャラクターを持っています。特にSTIは2019年にEJ20ターボの生産終了とともに国内販売を終了し、中古市場での価値が上昇し続けています。
走行中央値7.5万km。AWDスポーツとして日常使いされてきた個体が多く、適度に走り込まれた車両が中心です。
モデル別の相場
| モデル | 台数 | 価格帯 | 中央値 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| WRX S4 | 444台 | 100〜325万円 | 210万円 | CVT/ATのスポーツセダン |
| WRX STI | 336台 | 89〜325万円 | 259万円 | 6速MT+EJ20ターボ |
| WRX その他 | 220台 | - | - | インプレッサWRX等 |
WRX S4:100〜325万円(中央値210万円)
CVT/ATを搭載するスポーツセダン。日常使いとスポーツ走行の両立を図ったモデルで、444台と最も流通量が多いグレードです。FA20ターボ(初期型)とFA24ターボ(新型)があり、日常の使い勝手を重視するならS4が最適です。
WRX STI:89〜325万円(中央値259万円)
EJ20ターボ+6速MTのピュアスポーツ。2019年に国内販売が終了して以降、中古価格は上昇傾向にあります。EJ20ターボ+6MTの組み合わせは今後入手困難になることが確実で、ファンにとっては「今が最後のチャンス」とも言える状況です。
WRX その他(インプレッサWRX等)
GDB/GRB型のインプレッサWRXなど、旧世代のモデル。220台が流通しており、よりクラシックなWRXを求める層に人気があります。
ミッション:MT vs AT/CVT
MT 82%(301台) / AT/CVT 18%。AWDスポーツセダンとして圧倒的なMT率です。
STIは全車MT、S4は全車CVT/ATという明確な棲み分けがあります。「MTで走りを楽しみたい」ならSTI一択、「日常の快適さも欲しい」ならS4という選び方になります。
走行距離の分布
| 走行距離 | 台数 | 備考 |
|---|---|---|
| 3万km以下 | 85台 | 低走行。新型S4が中心 |
| 3〜5万km | 102台 | 程度良好 |
| 5〜8万km | 148台 | 標準的な使用状況 |
| 8〜10万km | 112台 | 適度に走り込まれた個体 |
| 10万km以上 | 153台 | 高走行だが整備済みなら問題なし |
中央値は7.5万km。5〜8万kmの個体が148台と最多ゾーン。WRXは日常使いも兼ねるオーナーが多く、適度に走り込まれた個体が中心です。STIで低走行を探す場合は予算に余裕を持つ必要があります。
注目の掲載物件
WRX STI系の最安価格帯。Aラインは5速AT仕様で日常使いもしやすい。100万円以下でSTIの走りを体験できる。
STIがチューニングを手掛けた限定モデル。S4の快適性にSTIの走りを融合させた特別な一台。希少性が高く、コレクターズアイテムとしての価値も。
購入時のチェックリスト
- EJ20のヘッドガスケット(STI) -- EJ20ターボの持病。オーバーヒート履歴やクーラント減りを確認
- CVTの変速ショック(S4) -- 初期型S4のCVTは変速時にショックが出る個体あり。試乗で確認
- AWD系の異音 -- センターデフ、リアデフからの異音は高額修理に。旋回時の異音をチェック
- タービン交換履歴 -- ブーストアップ等のチューニング歴がある場合、タービンの消耗に注意
- 足回り(スポーツ走行歴の有無) -- サーキット走行歴のある個体は足回りの消耗が激しい。ダンパーの抜けを確認
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- 2026年4月4日 中古車相場ガイド(この記事)
※ この記事のデータは中古車ウォッチがカーセンサー・グーネット・価格.com・ヤフオク・ネクステージ・カババ・車選びドットコムなど15サイトを横断して収集した2026年4月4日時点の情報です。実際の価格・在庫は各サイトにてご確認ください。