生産終了が告げた「直6FRの値札」— トヨタ スープラ 中古相場分析【2026年4月版】— 1215台集計
2026年3月、A90型GRスープラは静かに生産を終えた。17年ぶりの復活から約7年、直列6気筒FRという"消えかけた黄金律"の最後の担い手は、幕を下ろす直前に中古市場でどんな値札を付けているのか。当サービスが2026年3月20日から4月19日までの1か月間、8サイトから集めたスープラ1215台の掲載データを手がかりに、「今この瞬間の相場の輪郭」を数字で描き出していく。
📝 本稿の読み方
- 分析対象: 8サイト(cababa, carsensor, goonet, kakaku, kurumaerabi, nextage, toyotaucar, yahooauction)の掲載データ 1215 件、期間 2026-03-20 〜 2026-04-19
- 集計方法: 重複排除なし。同一個体が複数サイトに掲載されている場合は別掲載としてカウント(延べ掲載数ベース)
- ヤフオクの表示価格は開始価格/現在価格で、落札価格ではない
- kakaku掲載個体は他サイトと重複している可能性が高い
- goonetの一部掲載は車両情報が薄くグレード不明に分類されやすい
- 地域別・個人売買・店頭非公開個体は未カバー
市場サマリー
TL;DR / 今月の要点
- 当サービス集計の価格中央値は 731万円(n=704)。下位の目安は560万円、高めラインは815万円。最安層は350万円、最上層は995万円。
- 最大勢力は RZ(n=488、中央値794万円)。SZ-R(563万円)とSZ(534万円)はこの下に2つの段を作る。
- 年式別では 2019年式555万円 → 2020年式635万円 → 2023年式805万円 と、登場から改良・MT追加を挟んで右肩上がりに固まっている。
- 生産終了間際の 2026年式(n=7)は中央値958万円、新車MSRPを明確に超える個体がすでに並ぶ。
- 限定車では RZ Matte White Edition中央値890万円、Plasma Orange 100 Editionが791万円。少数参考値だが新車価格を確実に上回っている。
- MTは 303件で中央値789万円、ATは172件で598万円。掲載速度の中央値は8日前後、売れる個体は恐ろしく速く消える。
スープラの中古市場の輪郭(当サービス集計)
生産終了月にかぶった今回の集計は、当然ながら"普段"のスープラ相場ではない。だがその「普段ではなさ」こそ、いま読む価値がある。
集めた1215台の内訳
本集計では延べ1215件のうちアクティブ掲載が1140件。サイト別の顔ぶれは、goonet 342件、kakaku 281件、carsensor 275件、kurumaerabi 98件、yahooauction 75件、cababa 74件、toyotaucar 51件、nextage 19件という構成だ。情報の粒度はばらつきが大きく、価格・年式・グレードがすべて揃うのはcarsensor(エンリッチ率86.2%)が圧倒的。逆にgoonetは多くが車両詳細が薄い個体で、グレード判定率は低い。記事内の年式別・グレード別分析は、実質的にcarsensor主導のデータだと理解してほしい。
価格はどこに集中しているか
価格中央値は731万円、分布の真ん中4分の1は560〜815万円のレンジに収まっている。最安層(下位5%)は350万円、最上層(上位5%)は995万円。最小218万円から最大1603万円まで、実に7倍以上の開きがある。ヒストグラムを見ると、500万〜650万円の台形と、750万〜850万円に築かれた急峻な山、この2つの塊がはっきり分かれているのが特徴的だ。つまり「500万円台でSZ・SZ-Rを拾う層」と「800万円前後でRZ中期〜後期を狙う層」が並行して動いている。700万円前後の谷間に個体が少ないのは、価格設定の刻みというより、グレードと年式の組み合わせが物理的に薄い帯に相当しているからだと読める。
出品と販売のペース
掲載が消えるまでの日数(中央値)はわずか8日。上位25%の個体は2日で消え、4分の3が12日以内に動いている。特にcarsensor・kurumaerabi・nextageは中央値2〜3日と異常なほど速い。生産終了の正式アナウンスとFinal Editionの納車開始という背景が重なったタイミングで、「迷っているうちに消える」というのがこの1か月のスープラの空気だ。なお新規出品数は観測期間の制約で参考扱いとなるため、ここでは取り上げない。
年式ごとの相場と「価格の断層」
スープラには、年式を1年ずらすだけで価格帯が別物になる"段差"がある。MC境界とMT追加、そして生産終了告知——この3つの節目で、値札は階段状に跳ね上がる。
年式ごとの中央価格
| 年式 | 件数 | 中央値 | 下位〜上位の目安 | 走行距離の中央値 |
|---|---|---|---|---|
| 2019 | 46 | 555万円 | 525〜590万円 | 42,000km |
| 2020 | 93 | 635万円 | 590〜690万円 | 23,000km |
| 2021 | 34 | 549万円 | 542〜810万円 | 13,000km |
| 2022 | 18 | 798万円 | 764〜800万円 | 13,000km |
| 2023 | 85 | 805万円 | 780〜828万円 | 9,500km |
| 2024 | 78 | 798万円 | 785〜813万円 | 10,000km |
| 2025 | 27 | 790万円 | 731〜873万円 | 7,000km |
| 2026 | 7 | 958万円 | 948〜968万円 | 170km |
2019年式の555万円から、2023年式805万円まで**+250万円。そして2026年式では一気に958万円へ。末期モデルは登場時期を考えれば当然だが、「走行170km中央値」という数字が物語るのは、これがほぼ未使用のFinal Edition系**がラインナップに紛れ込んでいる可能性が高いということだ。
進化型マイナーチェンジの前後で何が起きたか
RZに絞って年式別の中央値を並べると、2019年式560万円 → 2020年式683万円 → 2021年式810万円と、2020年4月の出力向上(340→387ps)を境に明確な段差がつく。2020年式と2021年式の間で+127万円、たった1年で2割強のプレミアムだ。さらに2022年10月のMT追加以降、2022年式798万円、2023年式805万円と800万円台のプラトーを形成。MTの設定が価格下支えに効いていると読める。
SZ-Rの動きは異なる。2019年式541万円、2020年式580万円、2021年式542万円とほぼ横ばい。MC効果がRZほど価格に乗らないのは、2020年の改良が3.0L側に集中したためで、2.0L系は「値動きが緩やか=実需向け」の性格が強い。SZ-R買いの実用派には、この安定性こそむしろ好材料と映るかもしれない。
減価カーブから見える性格
新車価格対比で見ると、初期RZ(2019年式、新車690万円)が7年落ちで中央値560万円=残価約81%。2023年式RZ(新車約750万円前後)が805万円で**残価106%**と、もはや「下がらない車」のカーブを描いている。通常の国産スポーツカーと比べても、この停滞(というより逆噴射)は際立つ。推測として言えば、生産終了告知(2024年11月)以降、新車で買えない焦燥が中期以降のRZに直接載っていると解釈できる。
グレード別の相場
RZの中央値794万円。同じA90型でもSZとは260万円の差がつく。グレード選びは、スープラ購入における最初の、そして最大の分岐点だ。
主要グレードの顔ぶれ
| グレード | 件数 | 中央値 | 下位〜上位の目安 | 年式中央値 | 走行中央値 |
|---|---|---|---|---|---|
| RZ | 488 | 794万円 | 702〜826万円 | 2023 | 10,000km |
| SZ-R | 119 | 563万円 | 541〜616万円 | 2020 | 22,000km |
| SZ | 58 | 534万円 | 485〜598万円 | 2019 | 43,000km |
| RZ Matte White Edition | 12 | 890万円 | 847〜898万円 | 2023 | 23,000km |
| RZ Plasma Orange 100 Edition | 9 | 791万円 | 791〜791万円 | 2024 | 29,000km |
| 不明(主に旧型混在) | 523 | 605万円 | 441〜805万円 | 1993 | 50,000km |
「不明」カテゴリが523件と最大勢力なのは、goonetを中心にグレード情報が欠落した掲載が多いため。このカテゴリには80年代・90年代の歴代スープラ(70系・80系)が混ざり込んでおり、年式中央値1993年という数字がその影を映している。ここについては本稿の分析対象からは切り分け、A90型を軸に読み進めたい。
グレード × 年式で見るMC効果
RZを年式で切っていくと、2019年式560万円・2020年式683万円・2023年式805万円・2024年式808万円・2025年式830万円・2026年式968万円と、見事な階段を描く。2020年の387ps化、2022年のMT追加、2024年のブレンボ大径&シャシー強化——MCのたびに中央値が切り上がり、一度上がったらほぼ戻らないのが現行スープラの残価の癖だ。
一方SZ-Rは2019年式541万円・2020年式580万円・2021年式542万円・2025年式728万円と、直近2025年式でようやく明確なジャンプを見せる。2024年の一部改良はRZが主役だったため、ここでのSZ-R上昇はRZ相場の押し上げに連れ高した可能性が高いと推測する。
限定車・特別仕様車のプレミアム
ここからは少数サンプルゆえ参考値として読んでほしいが、RZ Matte White Edition(50台限定、2022年発売)は中央値890万円、四分位が847〜898万円に集中している。当時の新車価格は公表されていないが、RZ通常モデルを50〜100万円上回る設定だったことを考えれば、この4年で新車価格を超える値付けが定着していると言える。
RZ Plasma Orange 100 Edition(100台限定、2023年発売)は中央値791万円。こちらは通常RZとほぼ同水準に見えるが、2024年式の中央値が791万円というだけで、走行距離の中央値は29,000kmと意外に回っている。コレクターではなく実際に乗って楽しんだオーナーが一定数手放しているフェーズ、と読める。
そして当月データにはA90 Final Editionの明確なタグ付きは現れていないが、2026年式の7台・中央値958万円・走行170kmという数字は、このうちの数台がFinal Edition(新車約1600万円級)、あるいはFinal Edition認識前の初期掲載である可能性が高い。最大値1603万円の個体は、ほぼ確実にFinal Editionと推測して差し支えないだろう。
走行距離とコンディション
「低走行ほど高い」は当たり前——と言いたいが、スープラの走行距離別中央値はきれいに右肩下がりとは限らない。
走行距離ごとの価格感
0-1万km帯が805万円(n=150、年式中央値2023)、1-2万km帯が760万円(n=99、2022)、2-3万km帯が779万円(n=43、2023)、3-5万km帯は一気に580万円(n=69、2020)、5-8万km帯が560万円(n=39、2019)まで落ち、8-12万km帯(n=44、ただし年式中央値が1991年)は555万円。「3万km」と「5万km」がそれぞれ段差の節目で、走行距離の刻みより裏にある年式構成が効いている。
低走行 × 新しい年式の希少性
クロスで見ると、0-1万km × 2023年式が中央値820万円(n=41)、0-1万km × 2024年式が809万円(n=37)と、現行直近2年の低走行個体が全体の最高価格帯を支配している。特筆すべきは0-1万km × 2026年式の948万円(n=6)で、"新車代替"と呼んでいい層だ。
面白いのは1-2万km × 2021年式の542万円(n=15)で、明らかに同年式RZの810万円から大きく乖離している。これはグレード構成の違い——この帯にはSZ-Rが多く混ざっているためで、走行距離だけで判断するとグレード差を見誤る典型例だ。
修復歴と車検残の現実
修復歴情報のある318件のうち、「あり」はわずか3件(全体の1%未満)。サンプルが極端に少ないため価格の割引率は算出できないが、手厚いフィルタリングを経て市場に並んでいると見てよい。ただし記載がない個体も多く、これは「修復歴なし」を意味しない点に注意。
車検残月数のデータがある186件では、12か月以内(0-6か月+6-12か月)が55件と約3割を占め、24か月以上の長期残は8件にとどまる。つまり店頭整備+車検整備込みで売るのがこの車種の標準フローになっており、「車検残が少ない=値引き余地」という単純な読みは効きにくい。
属性で見る供給の癖
トランスミッション別では、MTが303件(中央値789万円)、ATが172件(中央値598万円)。このMT優位はサンプル上の年式偏りも大きく、MT個体のほとんどは2022年10月以降のRZ中期〜後期に集中する一方、ATにはSZ・SZ-Rの2.0L系が多く含まれる。だから191万円の差は「MTプレミア」だけでなく「年式×グレードのミックス効果」と理解するのが正確だ。それでも、RZ同士で比較すればMT側に明確な人気プレミアが乗っていることは、他ソースのオーナー調査とも整合する。
色別では白系が113件(中央値735万円)、銀・灰系が50件(683万円)、黒系が45件(742万円)、赤系が24件(634万円)。赤系が意外に安めなのは、初期SZ・SZ-Rの定番色が多く年式が古い層に寄っているためと推測する。黄系8件(752万円)、橙・茶系5件(791万円)は参考値ながら、特別色の存在感を示す数字だ。
都道府県別では愛知県94件(690万円)がトップで、以下埼玉県50件(700万円)、大阪府36件(791万円)、神奈川県28件(588万円)、福岡県24件(770万円)と続く。愛知の豊富さはトヨタのお膝元という地理的要因が大きく、神奈川の中央値が低いのは輸入系ショップの旧型混在の可能性がある。大阪・福岡の中央値が高いのは、新しいRZ個体の比率が高いことを反映していると読める。
データが示す「お得ゾーン」と「プレミアムゾーン」
安い個体、高い個体。それぞれにどんな顔ぶれが並んでいるかを見ると、今月スープラを狙う人の戦略がはっきりしてくる。
下位10%: 452万円以下に並ぶ個体
当サービス集計で下位10%に入るのは、価格カットオフ452万円以下の72台。年式中央値は1991年、走行距離中央値は109,000km。グレード構成は不明が95.8%、SZが4.2%。つまりこのゾーンの主役は80系を中心とした歴代スープラであり、A90型を狙う人が手を出すべき帯ではない。A90型のSZでも485万円(下位の目安)を下回ることは稀で、「安いスープラ」と思ってクリックしたら70系だった、というのがこの層の実態だ。
もしあなたが「旧型でも構わない、歴代スープラの世界観を手に入れたい」という読者なら、ここは宝の山。ただし走行10万km超え・年式30年超えの覚悟と、BMWエンジンではない2JZ系のメンテ体制が必須だ。
上位10%: 911万円以上に並ぶ個体
逆に上位10%(カットオフ911万円)には72台が並ぶ。年式中央値2020年、走行13,000km。グレード構成はRZが58.3%、不明が40.3%、RZ Matte White Editionが1.4%。修復歴「あり」はゼロ。ここは「低走行RZ」「限定車系」「Final Edition疑いの個体」が支配する、生産終了プレミアムが直接反映された帯だ。
この層を選ぶ読者像は明確——投資対象として、あるいは「最後の新車買いに失敗したが、それに最も近い体験を買う」層。新車価格を超える値付けがデフォルトなので、5年後・10年後のさらなる価値上昇を信じるか、今この瞬間の所有体験に対価を払えるかの二択になる。
本稿で描いた分布のどこを狙うかが決まったら、次は条件を絞って監視するフェーズだ。掲載が中央値8日で消えるこの車種で、欲しい一台を逃さないには、毎日の自動巡回が事実上必須になる。500万円台のSZ-R良個体も、800万円台のRZ低走行も、「出たらすぐ」でないと手の届かない速度で市場を駆け抜けていく。
よくある質問(当サービス集計での回答)
Q1: スープラの中古相場はいくらですか? 当サービスが8サイトから集めた1215台のうち、価格情報のある704件での中央値は731万円です。下位の目安が560万円、高めラインが815万円。ただしこの中には歴代スープラ(70系・80系)も混ざっているため、A90型に限ればRZの中央値794万円、SZ-Rが563万円、SZが534万円が実勢の目安になります。
Q2: スープラの買い時はいつですか? 本集計の現時点(2026年4月)で言うと、2026年3月の生産終了直後ということもあり、MT車・限定車・低走行個体の価格は上昇傾向の真っ只中にあります。年式別中央値も2019年式555万円から2023年式805万円まで右肩上がりで、2020年のMC前と後で+127万円の断層も残っています。実用を重視するならSZ-Rの2019-2021年式(中央値541〜580万円)が最もコストパフォーマンスの良い領域で、ここは比較的価格が安定しています。
Q3: スープラのMTとATは、どちらが中古では多いですか? トランスミッション判明分475件のうち、MTが303件(63.8%)、ATが172件(36.2%)で、本集計ではMTのほうが多く掲載されています。ただしMTの設定が2022年10月のRZ以降という事情で、MT個体は新しい年式・RZグレードに集中しており、中央値も789万円(AT 598万円)と大きな差がつきます。MT希望者は選択肢こそありますが、価格もそれなりに覚悟が必要です。
Q4: スープラの走行距離は何kmまでが許容範囲ですか? 本集計の走行距離別中央値を見ると、0-1万km帯が805万円(n=150)、3-5万km帯で580万円(n=69)、5-8万km帯で560万円と、3万kmを境に価格が一段下がる傾向があります。5-8万km帯でも中央値560万円は十分「狙える」範囲で、BMW B58エンジン(RZの直6)は耐久性に定評があるため、10万km手前までは過度に恐れる必要はありません。ただしA90型はスターター関連で2025-2026年に2件のリコールが出ているため、対策済みかの確認は必須です。
Q5: スープラで修復歴ありの個体はどれくらい安いですか? 当サービス集計では修復歴情報のある318件のうち「あり」はわずか3件と極端に少なく、統計的に割引率を算出できる水準にありません。この車種は流通段階で修復歴車が強くスクリーニングされているようで、出ていても購入前の詳細確認が必須です。
Q6: 生産終了直前の今、Final Editionや限定車は本当に買えますか? 本集計で2026年式7台の中央値は958万円、最大1603万円までの個体が確認されています。RZ Matte White Editionが12件(中央値890万円)、Plasma Orange 100 Editionが9件(791万円)と限定車の掲載も少数ながら継続中です。ただし全世界300台のFinal Editionについては、当月データで明確なタグ付きは確認できず、一般市場への流出はまだ限定的と見られます。中央値8日で消える流通速度を考えると、狙うなら毎日の自動追跡が現実的な戦術になります。
Q7: 狙いの条件でスープラの新着を毎日追うには? 当サービス(中古車ウォッチ)は、cababa、carsensor、goonet、kakaku、kurumaerabi、nextage、toyotaucar、yahooauctionの8サイトを毎日自動巡回し、条件に合致する新着個体をLINEに即時通知します。「RZ × MT × 走行2万km未満 × 800万円以下」のような複合条件も設定可能で、無料プランなら24時間遅延版で試せます。本稿で見たとおり掲載中央値8日、上位25%は2日で消える流通速度を考えれば、自動追跡は事実上必須と言えます。
2026年4月のハイライトと注意点
この1か月で最も印象的だったのは、2026年式の出現と中央値958万円という数字だ。生産終了月にかぶる形で7台が集計に入り、うち走行170km前後のほぼ未使用個体が含まれる。新車MSRPを超えるRZ中期〜後期と、新車価格帯で横並びのFinal Edition候補が混在する、"時間が止まった"市場の姿がここにある。
継続観測で見えてくるとしたら、(1) Final Editionの実車が2025年10月から納車開始されているため、今後数か月で一定数が中古市場に流れ込むかどうか、(2) SZ-Rの2025年式728万円という直近ジャンプが一時的か定着か、(3) RZ初期(2019-2020年式)の価格が今後どちらに動くか——この3点だ。
最後に注意点として、本集計は8サイト延べ掲載数ベースのため、同一個体が複数サイトに並んでいると重複カウントされている可能性がある点、ヤフオク(75件)は開始価格ベースのため価格集計からは除外している点を付記しておきたい。
本レポートは、当サービスが自動収集したcababa、carsensor、goonet、kakaku、kurumaerabi、nextage、toyotaucar、yahooauctionの8サイト掲載データに基づく分析です。日本の中古車市場全体を網羅するものではなく、個人SNS売買・ディーラー店頭限定個体は対象外です。分析対象期間は2026年3月20日〜4月19日、延べ1215件。次回更新は2026年5月(月1回定期更新)を予定しています。
過去のスープラに関する記事
- 2026年4月19日 スープラの中古車相場ガイド(この記事)
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※ この記事のデータは中古車ウォッチがcababa・carsensor・goonet・kakaku・kurumaerabi・nextage・toyotaucar・yahooauctionを横断して収集した2026年4月19日時点の情報です。実際の価格・在庫は各サイトにてご確認ください。