Zグレード中央値358万円、2023年式で相場が一気に跳ねる|トヨタ プリウス 中古相場分析【2026年7月版】— 15414台集計
同じ「プリウス」でも、2022年式と2023年式の間には252万円と333万円という80万円もの段差がある。世界初の量産ハイブリッドとして四半世紀を走ってきたこのクルマは、5代目でクーペライクな姿に生まれ変わり、中古の値付けにもくっきりとした断層を刻んだ。当サービスが9サイトから集めたプリウス15414台のデータを開くと、庶民派エコカーの顔と、新車価格に迫る高級ハッチバックの顔が、同じ車名の下で同居している。今回はその二面性を、数字で解剖していく。
市場サマリー
プリウスの新着を見逃さない
今月の注目: 5代目Zグレード, 2023年式以降の低走行個体, Z (PHEV)・希少グレード
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📝 本稿の読み方
- 分析対象: 9サイト(カババ, カーセンサー, グーネット, 価格.com, 車選びドットコム, ネクステージ, 日産公式中古車, トヨタ認定中古車, ヤフオク)の掲載データ 15414 件、期間 2026-06-03 〜 2026-07-03
- 集計方法: 期間中に各サイトに掲載されていた車両を集計しています。同じ車両が複数サイトに掲載されている場合は、それぞれを別の掲載として数えています。
- 注意点:
- ヤフオクの価格は開始価格や現在価格で、実際の落札価格ではありません
- 価格.com に掲載されている車両は、他のサイトとも重複して掲載されていることがあります
- グーネット掲載車両はタイトル表記が独特で、グレードを判別できないものは『不明』として集計しています
- 一部の検索条件で掲載件数が多く、古い掲載は集計から外しています
TL;DR / 今月の要点
- 当サービスが集めた15414台のうち、価格の付いた14081台の中央値は169万円。安めの4分の1が112万円、高めの4分の1が230万円という分布だ。
- 現行5代目の最上級Zグレードは中央値358万円(1305台)。新車価格370万円台に対し、中古でもほぼ横並びの高値安定である。
- 2022年式(252万円)と2023年式(333万円)の間に約80万円の断層。5代目フルモデルチェンジがそのまま価格の壁になっている。
- 今月最大の動きは、旧型プリウスPHVが4018台まとまって計上されたこと。グレード判定の運用変化に伴う新規集計で、中央値は192万円。
- 前月まで多数を占めた「Sツーリングセレクション」「Aプレミアム」などの表記が今月0件に。ただしこれはグレード判定の集計基準変更の影響を含む可能性が高い。
- 掲載終了までの期間は中央値19日(前月9日から延びた)。在庫は11550台へ減少傾向。
- 修復歴なしの中央値171万円に対し、修復歴ありは101万円。ただしサンプルは443台と少なめ。
今月のトップ3変化(前月比)
前月との比較で目を引く動きが3つある。いずれも「値段」というより「顔ぶれの入れ替わり」が主役だ。
Sツーリングセレクション表記が1435件から0件へ消滅
前月まで1435件を数えたグレード「Sツーリングセレクション」が、今月は0件。同時に「S Safety Plus」(540件)、「Aプレミアム」(476件)、「Aツーリングセレクション」(359件)といった表記も軒並み消えた。これらは当サービスのグレード判定基準の変更に伴う集計上の再分類とみられ、車両そのものが市場から消えたわけではない。実際、今月は「S ツーリングセレクション」(半角スペース入り・1191件)や「A プレミアム」(211件)が新規に立ち上がっている。表記のまとまり方が変わっただけという理解が正確で、消失や希少化と読むべきではない。
A掲載が1380件から465件へ、中央価格も194万円→162万円
上級グレード「A」は前月1380件から465件へと大きく減った。中央価格も194万円から162万円へ32万円下落している。これも上記の再分類と連動した動きで、「Aプレミアム」「Aツーリングセレクション」といった派生表記が別グレードとして分離した結果、素の「A」に残った個体の構成が変わったと解釈できる(確証なし)。純粋な値下がりと即断せず、集計基準の変化を割り引いて見たい。
旧型プリウスPHVが4018台、まるごと新規計上
前月0件だった「プリウスPHV(旧型/2代目・3代目)」が、今月は一気に4018台計上された。中央値192万円、中央年式2018年、中央走行距離5.8万km。これも判定運用の変化による新規集計で、5代目の「PHEV」とは明確に区別されている。旧型PHVはEV走行と実用性のバランスで支持を集めたモデルで、今回まとまって可視化されたことで、当サービス集計の中間価格帯(160〜230万円)の厚みが一段と増した格好だ。
直近3ヶ月の推移
本サービス集計で見る直近3ヶ月の中央価格は、162万円(5月)→ 171万円(6月)→ 169万円(7月)と、ほぼ横ばいで推移している。3ヶ月の範囲では大きな方向感は出ていない。
掲載中の在庫は9914台 → 13321台 → 11550台と、6月に膨らんだ後に7月でやや引いた。掲載終了までの期間の中央値は3日 → 9日 → 19日と月を追って延びており、回転はゆるやかになっている。ただし5月は掲載終了件数が706件と少なめで、この月の3日は参考値として見るのが妥当だ。3ヶ月という短い窓では「動きが鈍りつつある」程度の傾向にとどめておきたい。
プリウスの中古市場の輪郭(当サービス集計)
四半世紀分の世代が同居する車種は、そう多くない。初代から5代目、そしてPHV/PHEVまで、当サービスが集めたプリウスの掲載データには、時代の異なる「同じ名前のクルマ」がぎっしり並んでいる。
集めた15414台の内訳
総件数15414台、そのうち掲載中は11550台。サイト別に見ると、カーセンサー3003台、グーネット3000台、価格.com3000台、車選びドットコム2906台が主力で、これに認定・チェーン系のネクステージ1186台、トヨタ認定中古車1000台、ヤフオク1000台が続く。中央年式はサイトによって2016〜2020年に散らばり、トヨタ認定中古車は中央年式2020年・中央走行距離4.6万kmと、比較的新しく状態のよい個体が集まる傾向が読み取れる。
価格はどこに集中しているか
価格の付いた14081台の中央値は169万円。安めの4分の1が112万円、高めの4分の1が230万円だ。分布を眺めると160〜180万円の帯が1483件と最も厚く、80〜200万円のゾーンに全体の大半が収まる。一方で最安層(下位5%)は68万円、最上層(上位5%)は356万円と、上下で5倍以上の開きがある。平均値は182万円で中央値より高く、これは高値の個体が裾を長く引いているためだ。実際、10010万円という明らかな異常値が1件混じっており、こうした極端値が平均を押し上げている。庶民的な100万円台の一台から、新車3台分に届こうかという値付けまで、同じ車名の下に共存しているのがプリウスの面白さである。
掲載開始・掲載終了の動き
観測期間中、新たに掲載された車両は多数にのぼり、掲載終了も相応に発生している。掲載終了までの期間は中央値19日、安めの側で10日、遅い側で33日。半月あまりで表舞台から消える個体が半数という速さだ。なお集計は掲載の出入りを捉えたもので、成約の有無まではわからない点は添えておきたい。それでも「気になる個体は2〜3週間で見えなくなる」という肌感覚は、この数字から十分読み取れる。
年式ごとの相場と「価格の断層」
プリウスの年式別中央価格を並べると、なだらかな坂の途中に、突然崖が現れる。2022年式と2023年式のあいだだ。ここに5代目フルモデルチェンジの壁がそびえている。
年式ごとの中央価格
| 年式 | 件数 | 中央価格 | 中央走行距離 |
|---|---|---|---|
| 2011 | 514 | 80万円 | 9.3万km |
| 2013 | 977 | 91万円 | 8.8万km |
| 2015 | 841 | 132万円 | 7.9万km |
| 2016 | 1154 | 150万円 | 7.9万km |
| 2017 | 1909 | 171万円 | 6.7万km |
| 2019 | 1258 | 198万円 | 6.05万km |
| 2021 | 727 | 233万円 | 4.4万km |
| 2022 | 339 | 252万円 | 3.7万km |
| 2023 | 1283 | 333万円 | 2.6万km |
| 2024 | 526 | 348万円 | 1.6万km |
| 2025 | 351 | 363万円 | 1.2万km |
2017年式(4代目)が1909件と最も多く、171万円。ここが「数の主戦場」だ。年式が新しくなるほど価格は右肩上がりだが、その上がり方が一定ではない。
フルモデルチェンジの前後で何が起きたか
2022年式252万円から2023年式333万円へ、実に約80万円のジャンプ。これが2023年1月の5代目デビューが刻んだ断層だ。同じ現象はグレード単位でも見える。上級グレード「G」は2020年式で266万円だったのが、5代目となる2023年式で306万円へ跳ね、2025年式では327万円に達する。デザインを一新した5代目は、中古でも「別のクルマ」として値付けされていることが数字で裏づけられる。
一方、4代目までの世代内では、境界はもっと緩やかだ。2014年式98万円→2015年式132万円という34万円の段差は、2015年12月の4代目デビューを反映している。世代交代のたびに階段が一段上がる、というプリウス特有のリズムがここにある。
減価カーブから見える性格
年式を追うカーブは、2015年以降でぐっと立ち上がり、2023年でもう一段跳ねる。中古の絶対数が少ない5代目、とりわけZグレードやPHEVが新車価格に近い水準で取引されるという車種の成り立ちが、この高値安定にそのまま表れている。デザイン刷新でエコカーの枠を超えた5代目は、値落ちしにくい「趣味性のある選択肢」として振る舞っている――そう読める分布だ。
グレード別の相場
Zグレードの中央値358万円。同じプリウスでも、素のSグレード120万円とは238万円もの開きがある。この振れ幅の広さこそ、グレード選びが価格を最も大きく左右する変数であることを物語っている。
主要グレードの顔ぶれ
| グレード | 件数 | 中央価格 | 中央年式 | 中央走行距離 |
|---|---|---|---|---|
| 旧型プリウスPHV | 4018 | 192万円 | 2018 | 5.8万km |
| S | 3447 | 120万円 | 2015 | 7.5万km |
| Z | 1305 | 358万円 | 2023 | 1.9万km |
| S ツーリングセレクション | 1191 | 136万円 | 2016 | 7.9万km |
| G | 1035 | 139万円 | 2015 | 5.9万km |
| ツーリングセレクション | 650 | 165万円 | 2016 | 7.05万km |
| A | 465 | 162万円 | 2016 | 6.7万km |
| G's | 231 | 165万円 | 2015 | 8.2万km |
| A プレミアム | 211 | 183万円 | 2017 | 6.8万km |
| X | 167 | 280万円 | 2023 | 2.2万km |
| U | 120 | 280万円 | 2023 | 2.45万km |
| GR SPORT | 103 | 240万円 | 2018 | 5.5万km |
最多は今月新規計上された旧型PHVの4018台、次いで実用グレードのSが3447台。この2つが数のボリュームゾーンだ。一方、価格の頂点はZ(358万円)とZ (PHEV)(365万円、42台・参考値として傾向を見る程度)が占める。
グレード × 年式で見る新世代効果
グレードと年式を重ねると、5代目の高値がより鮮明になる。ZグレードはすべてがXW60系で、2023年式350万円 → 2024年式360万円 → 2025年式378万円 → 2026年式435万円と、新しいほど順当に上がる。法人向け中心のXグレードも2023年式で278万円、KINTO専用のUグレードも2023年式で280万円と、5代目は素性のシンプルなグレードでも軒並み高い。
対照的に4代目世代のグレードは落ち着いている。GR SPORTは2018年式240万円、2019年式251万円あたりで推移し、スポーツグレードとしての底堅さを見せる。
限定車・スポーツグレードのプレミアム
車両の成り立ちに照らすと、3代目のスポーツコンプリート「G's」は231台が集計に乗り、中央値165万円。中央年式2015年で走行8.2万kmという条件を考えると、通常グレードにひと味のせた値付けがついている。4代目の「GR SPORT」も103台・中央値240万円で、同年式帯のノーマルSやAを明確に上回る。台数限定的だったこれらスポーツグレードが、旧世代でもプレミアムを保っている様子がうかがえる。
現行5代目のZ (PHEV)は42台と希少で、中央値365万円。新車価格460万円に対し中古でも高値を維持しており、発売直後に受注停止となった経緯を持つこのモデルの入手難が、そのまま値付けに反映されている(傾向として)。
走行距離とコンディション
普通なら「走行距離が短いほど高い」のが中古の常識だが、プリウスのデータには面白いねじれがある。0〜1万km帯の中央値349万円に対し、1〜2万km帯は323万円。走行が少ないほうが高いのは当然として、その差を生んでいるのが「年式」の重なりだ。
走行距離ごとの価格感
走行距離帯別に中央値を並べると、0〜1万kmが349万円(中央年式2024)、1〜2万kmが323万円(同2023)、2〜3万kmが260万円(同2021)、3〜5万kmが211万円(同2019)、5〜8万kmが170万円(同2017)、8〜12万kmが125万円(同2015)、12万km以上が92万円(同2014)。走行が伸びるほど価格が下がり、同時に年式も古くなる。この2つは分かちがたく絡み合っている。
低走行 × 新しい年式の希少性
走行距離と年式を重ねると、プレミアムの正体が見えてくる。0〜1万km × 2026年式は432万円、同2025年式は382万円、同2024年式は364万円。低走行かつ最新年式という条件がそろうと、価格は一気に400万円前後へ跳ね上がる。逆に0〜1万km × 2019年式は210万円と、走行は少なくても年式が効いて価格が抑えられている。低走行プレミアムは、新しい年式と組み合わさって初めて最大化するわけだ。
修復歴と車検残の現実
修復歴の記載があった10627台のうち、修復歴ありは443台、なしは10184台。中央値は修復歴なしが171万円、ありが101万円で、その差は約4割。ただし修復歴ありのサンプルは443台と全体からすれば少数なので、参考値として捉えたい。車検については、記載のあった個体のうち約68%が車検整備付きなどの扱いで、残り月数は6〜12か月帯が最多だった。なお車検残ありと整備付/なしの中央価格差は0.6%とごくわずかで、これは車検表記の自動解析に基づく参考値として、価格への影響は限定的と見ておきたい。
属性で見る供給の癖
当サービスが集めたデータから、プリウスの供給には3つの癖が読み取れる。
まず駆動方式ならぬ変速機。AT表記は8724台で中央値163万円、MT表記はわずか22台(傾向として見る程度)で中央値214万円。プリウスは基本的に電気式無段変速のハイブリッド車で、MT表記の少なさは車種の性格そのままだ。判別できない「不明」も6668台と多く、これはタイトル表記の癖による集計上の限界である。
次にボディカラー。最多は白系4294台(中央値177万円)、続いて黒系1916台(168万円)、銀・灰系1283台(144万円)。5代目で話題になった個性的なカラーを含む「その他」は875台で中央値180万円と、定番色を上回る。銀・灰系がやや安めに振れているのが目を引く。
最後に地域。掲載が最も多いのは愛知県で1769台(中央値178万円)、次いで千葉県737台、埼玉県686台、大阪府616台、福岡県591台。トヨタのお膝元・愛知の突出ぶりが際立つ。埼玉県(146万円)や大阪府(151万円)は中央価格がやや低めで、地域による値付けの差もうかがえる。
データが示す「お得ゾーン」と「プレミアムゾーン」
安い個体と高い個体。それぞれの棚には、まったく違う顔ぶれが並んでいる。当サービス集計の下位10%と上位10%を覗いてみよう。
下位10%: 79万円以下に並ぶ個体
価格下位10%のライン(cutoff)は79万円。この帯の1411台は、中央年式2012年、中央走行距離10.7万km。グレード構成はS(45.4%)が中心で、不明(23.4%)、S ツーリングセレクション(9.6%)、旧型PHV(9.4%)、G(7.2%)と続く。修復歴ありの比率は13%とやや高めだ。要するに「3代目中心・走行10万km超・素グレード」がこのゾーンの主役。とにかく初期費用を抑えて、プリウスの燃費とディーラー網の安心感を享受したい実用重視の読者に向いた領域である。
上位10%: 322万円以上に並ぶ個体
一方、上位10%のライン(cutoff)は322万円。この帯の1412台は、中央年式2023年、中央走行距離1.8万km。グレード構成はZ(69.5%)が圧倒的で、不明(15.2%)、G(6.7%)、旧型PHV(5.2%)、Z (PHEV)(2.6%)と続く。修復歴ありはわずか0.5%。5代目のZグレードを中心とした、ほぼ新車同然のプレミアム帯だ。最新デザインと2.0Lの動力性能を新車の待ち時間なしで手に入れたい読者、あるいは希少なPHEVを狙う読者が向き合うゾーンである。
本稿で描いた分布のどこを狙うかが決まったら、次は条件を絞って追いかけるフェーズに入る。プリウスの掲載は中央値19日で入れ替わり、半月あまりで表舞台から消える個体が半数を占める。狙いのグレード・年式・走行距離がはっきりしているほど、その「消える前」に気づけるかどうかが勝負になる。毎日の自動巡回が欠かせないのは、こうしたデータの実態からくる必然だ。
よくある質問(当サービス集計での回答)
Q1. プリウスの中古相場はいくらですか? 当サービスの集計では、価格の付いた14081台の中央値は169万円です。安めの4分の1が112万円、高めの4分の1が230万円。旧型主体のSグレードは120万円台、現行5代目のZグレードは358万円と、世代とグレードで価格は大きく開きます。
Q2. プリウスの買い時はいつですか? 本集計では明確な「買い時月」は断定できませんが、直近3ヶ月の中央価格は162→171→169万円とほぼ横ばいです。価格の断層は年式で決まり、コストを抑えるなら2022年式以前(252万円以下の帯)、最新デザインを求めるなら2023年式以降(333万円〜)という選択が分かりやすい分かれ目になります。
Q3. プリウスのMTとAT、どちらが中古では多いですか? 当サービスの集計では、AT表記が8724台に対しMT表記はわずか22台です。プリウスは電気式無段変速のハイブリッド車が基本のため、実質的にはAT系一択と考えてよいでしょう。MT表記は少数の参考値です。
Q4. プリウスの走行距離は何kmまでが許容範囲ですか? 本集計では、5〜8万km帯(中央値170万円・中央年式2017)が最も台数の多いボリュームゾーンです。8〜12万kmでも125万円で流通しており、選択肢は豊富。ただし旧世代は駆動用バッテリーの経年劣化が既知の弱点なので、交換歴の有無を確認したいところです。
Q5. プリウスで修復歴ありの個体はどれくらい安いですか? 当サービスの集計では、修復歴なしの中央値171万円に対し、修復歴ありは101万円。差は約4割です。ただし修復歴ありは443台と少数サンプルなので、参考値として見てください。
Q6. 今月4018台も増えた「旧型プリウスPHV」とは何ですか? 本集計では、今月から旧型プリウスPHV(2代目・3代目)が4018台まとめて計上されました。中央値192万円、中央年式2018年。これはグレード判定運用の変化による新規集計で、5代目の「PHEV」とは別枠です。EV走行と実用性のバランスで支持されたモデルが、まとまって可視化された格好です。
Q7. 狙いの条件でプリウスの新着を毎日追うには? 当サービス(中古車ウォッチ)は、カババ、カーセンサー、グーネットなどの9サイトを毎日自動巡回し、条件に合致する新着個体をLINEに即時通知します。「Zグレード × 走行1万km未満」のような複合条件も設定可能で、無料プランなら24時間遅延版で試せます。本稿で見た「掲載終了まで中央値19日」の流通速度を考えると、自動追跡は事実上必須と言えます。
2026年7月のハイライトと注意点
今月の最大の見どころは、旧型プリウスPHVが4018台まとめて計上され、当サービス集計の中間価格帯に厚みが加わったことだ。前月との比較では、この新規計上に加えて、SツーリングセレクションやAプレミアムといった表記が今月0件になった。ただしこれらは車両が消えたのではなく、当サービスのグレード判定基準の変更に伴う再分類の影響を含む点に注意したい。消失や希少化と即断すべきではない。
注意点も添えておく。まず、ヤフオクの価格は開始価格や現在価格であり落札価格ではないこと。価格.comの掲載は他サイトと重複しうること。そしてグーネットはタイトル表記の癖からグレード「不明」が多く、この不明群(2352台・中央値141万円)の存在が全体の解像度を少し曇らせている。掲載終了までの期間が前月9日から19日へ延びた点も、継続観測で本当の傾向かどうかを見極めたい。
本レポートは、中古車ウォッチが自動収集した9サイト(カババ, カーセンサー, グーネット, 価格.com, 車選びドットコム, ネクステージ, 日産公式中古車, トヨタ認定中古車, ヤフオク)の掲載データ15414件に基づく集計です。日本全国の中古車市場全体の動向ではありません。分析対象期間は2026年6月3日〜7月3日。更新は月1回を予定しています。
15,414台超のプリウスから条件に合う1台を
特に 5代目Zグレード, 2023年式以降の低走行個体, Z (PHEV)・希少グレード は出物が出ると早く動きます。9サイトの新着を30分ごとにチェックして、LINEで即通知。
この月次レポートも毎月3日にLINEで届きます。
過去のプリウスに関する記事
- 2026年7月4日 プリウスの中古車相場ガイド(この記事)
- 2026年7月3日 プリウスの中古車相場ガイド
- 2026年6月3日 プリウスの中古車相場ガイド
- 2026年5月1日 プリウスの中古車相場ガイド
トヨタ プリウス の関連ページ
※ この記事のデータは中古車ウォッチがカババ・カーセンサー・グーネット・価格.com・車選びドットコム・ネクステージ・日産公式中古車・トヨタ認定中古車など9サイトを横断して収集した2026年7月4日時点の情報です。実際の価格・在庫は各サイトにてご確認ください。