在庫48→36件に縮小、それでも中央値3,322万円は崩れない | フェラーリ F12ベルリネッタ 中古相場分析【2026年10月版】— 36台集計
新車価格を超える中古車、と聞いて驚くだろうか。当サービスが2026年9月9日〜10月9日に4サイト(カババ、カーセンサー、グーネット、価格.com)から収集したフェラーリF12ベルリネッタ36件を集計したところ、全体の中央値は3,322万円。ところが2016年式6件に限れば中央値3,874万円で、発売当初の日本仕様価格3,795万円前後を上回っていた。掲載総数は前月の48件から36件へ前月比−25%。手に入る個体が減るなかで、価格だけが静かに居座っている。
市場サマリー
F12ベルリネッタの新着を見逃さない
今月の注目: 2016年式・1万km未満, 3,000万円以下の下位ライン, 大阪・愛知の在庫
4サイトを30分ごとに自動チェック。新着が出たらLINEに即通知します。
この月次レポートも毎月3日にLINEで届きます。
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📝 本稿の読み方
- 分析対象: 4サイト(カババ, カーセンサー, グーネット, 価格.com)の掲載データ 36台、期間 2026-09-09 〜 2026-10-09
- 集計方法: 期間中に各サイトに掲載されていた車両を集計しています。同じ車両が複数サイトに掲載されている場合は、それぞれを別の掲載として数えています。
- メルカリや個人 SNS の売買、ディーラー店頭のみで売られている車両は対象外です
- 地域によってサイトの掲載量に偏りがあり、全国を均等にカバーしているわけではありません
- 価格.com に掲載されている車両は、他のサイトとも重複して掲載されていることがあります
- グーネット掲載車両はタイトル表記が独特で、グレードを判別できないものは『不明』として集計しています
TL;DR / 今月の要点
- 当サービスが4サイトから収集したF12ベルリネッタは36件、期間末時点の掲載中は21件。全体の価格中央値は3,322万円(安めの4分の1が2,995万円、高めの4分の1が3,400万円)
- 前月比で掲載総数は48件→36件(−25%)、掲載中も32件→21件へ−34.4%と、集めたデータ上の在庫は目に見えて縮小
- 集計上のグレード表記が前月の「F12ベルリネッタ」48件から今月の「F12berlinetta」36件へ切り替わった。これは表記統一・判定精度の影響を含む可能性があり、特定グレードが消えたという意味ではない
- 2016年式6件の中央値は3,874万円で、発売当初価格3,795万円前後に対し残価102%。走行距離中央値は0.9万kmと最も少ない
- 中央値はほぼ横ばい(3,336万円→3,322万円、−0.4%)な一方、安めの4分の1は−6.8%、高めの4分の1は−6.6%と価格帯が中央に圧縮
- 掲載終了までの日数は中央値43日(前月39日→43日、+10.3%)。参考値ながら、1か月半で姿を消す計算
- 修復歴データのある23件はすべて「なし」。当集計の範囲では修復歴あり個体はゼロだった
📊 今月の主要数値(当サービス集計)
- 価格中央値: 3,322万円
- 中央値の前月比: -0.4%
- 集計台数: 36台(4サイト)
- 掲載期間の中央値: 43日
今月のトップ3変化(前月比)
グレード表記が「F12ベルリネッタ」から「F12berlinetta」へ総入れ替え
前月は「F12ベルリネッタ」表記が48件、今月は0件。代わりに「F12berlinetta」が0件→36件となった。当サービスの集計はタイトル文字列からグレードを判定しているため、これは掲載側の表記変更や判定ルールの統一による影響を含む可能性が高く、特定仕様が流通しなくなったことを意味しない。実態として両者は同一グレードで、中央値も3,336万円→3,322万円とほぼ連続している。
収集件数が48→36件、掲載中は32→21件へ縮小
当サービスが4サイトから集めた件数は前月比−25%、期間末時点の掲載中に限ると32件→21件で−34.4%。観測期間内の新規掲載は4件に対し掲載終了は15件だった。推測だが、もともと母数の小さい車種で高年式・低走行の個体が抜けていくと、残る在庫が一気に薄く見える構造があると読める。
中央値は横ばい、しかし価格帯は上下から中央へ圧縮
本集計の中央値は3,336万円→3,322万円で−0.4%とほぼ動かない一方、安めの4分の1は3,213万円→2,995万円(−6.8%)、高めの4分の1は3,640万円→3,400万円(−6.6%)。最安層2,850万円と最上層3,874万円は前月から不変だった。つまり中間価格帯の顔ぶれが入れ替わり、分布だけが細くなった格好だ。
フェラーリ F12ベルリネッタ 中古市場の輪郭(当サービス集計)
まず、母数の小ささを隠さず書いておきたい。当サービスが2026年9月9日から10月9日までに4サイトから収集したF12ベルリネッタは36件。内訳は価格.com 14件、カーセンサー13件、グーネット8件、カババ1件で、期間末時点の掲載中は21件だった。価格.comは他サイトとの重複掲載があり得るため、36件=36台ではない点は押さえておきたい。
価格が判明した21件で見ると、中央値は3,322万円、平均は3,301万円。安めの4分の1が2,995万円、高めの4分の1が3,400万円、最安層は2,850万円、最上層は3,874万円だ。標準偏差は340万円で、わずかに高値の裾を引いた分布になっている。50万円刻みで並べると、2,850〜3,050万円に7件、3,300〜3,450万円に9件、そして3,850〜3,900万円に3件という三つの山がはっきり見える。中間の3,050〜3,300万円がすっぽり空いているのが今回の特徴で、「3,000万円手前」と「3,300万円台」という二つの価格帯に出品者の意思が分かれている印象だ。
掲載の出入りも見ておこう。観測期間中の新規掲載は4件、掲載終了は15件。掲載終了までの日数は中央値43日(下位は33日、上位は69日)で、サンプルが少なめなので傾向として見る程度だが、気になる個体は1か月半程度で画面から消えると考えておいたほうがいい。
当サービスの月次推移では、集計中央値は2026年5月の3,135万円から今月3,322万円まで+6.0%の上昇。同じ期間に掲載中の件数は83件から21件へ減っている。値付けが堅いのではなく、堅い値付けの個体だけが残っている——そう読むほうが実感に近いだろう。
年式別の相場と世代の断層
年式別の数字を並べた瞬間、ひとつだけ桁違いに飛び出す行がある。2016年式だ。
| 年式 | 台数 | 中央価格 | 走行距離中央値 | 扱い |
|---|---|---|---|---|
| 2013年 | 9件 | 3,323万円 | 2.2万km | 傾向として |
| 2014年 | 3件 | 3,300万円 | 1.9万km | 少数の参考値 |
| 2015年 | 3件 | 3,400万円 | 2.1万km | 少数の参考値 |
| 2016年 | 6件 | 3,874万円 | 0.9万km | 傾向として |
| 2017年 | 2件 | 価格データなし | 360km | 少数の参考値 |
当サービスが収集した範囲では、2013年から2015年までの3年分はすべて3,300万円台前半に収まっている。年式が2年違っても中央値の差はわずか100万円。ところが2016年式に移った途端、中央値は3,874万円へ跳ね上がる。2015年式との差は474万円、率にして+14.0%の上昇だ。走行距離中央値も2.1万kmから0.9万kmへ半分以下に落ちる。
この段差をどう読むか。車種プロフィールによれば、F12ベルリネッタは2012年に599GTBフィオラノの後継として登場し、2017年に生産を終えて812スーパーファストへバトンを渡している。2015年にはより過激な限定仕様の発表もあり、2016年頃にはインフォテインメント周りの小改良も行われたとされる。つまり2016年式は「最終期に近く、装備が熟成され、しかも走行が少ない」という条件が重なりやすい年次だ。推測だが、この3条件の同居が474万円の段差を作っている可能性が高い。数字そのものが示しているのは年式と走行距離の組み合わせであって、改良内容が価格を押し上げたと確認できたわけではない点は断っておきたい。
2017年式2件は価格データが取れておらず、走行距離中央値が360kmという、ほぼ未使用の領域。少数の参考値として「そういう個体も出てくる」とだけ記憶しておけばいい。
最大勢力は2013年式の9件で、高めの4分の1が3,626万円と上に伸びているのも面白い。古い年式ほど安い、という単純な図式が当集計では成り立っていない。初期年式でも装備や状態次第で3,600万円台を付ける個体があり、NA V12という中身が同じである以上、年式より個体差が効く——そんな構図に見える。
グレード別の値付け
グレード別の表は、驚くほど短くなった。
| グレード | 台数 | 中央価格 | 年式中央 | 走行距離中央値 |
|---|---|---|---|---|
| F12berlinetta | 36件 | 3,322万円 | 2014年 | 1.8万km |
当サービスが収集した36件は、100%が標準のF12berlinetta。グレード判別率も100%で、「不明」は一件もない。前月は同じ中身が「F12ベルリネッタ」という日本語表記48件として集計されており、今月はそれが0件、代わりに英字表記が36件という形になった。これは掲載タイトルの表記変更や判定ルールの統一による影響を含む可能性があり、特定仕様が姿を消したという話ではない。中央値も3,336万円→3,322万円と連続しているので、実態としては同じ一群が名前を変えて並んでいるだけだ。
むしろ注目すべきは、本集計に限定仕様が一台も現れていない点だろう。車種プロフィールによれば、F12にはタルガトップの「F60 America」(世界限定10台)と、780PS化・軽量化・後輪操舵を得た「F12tdf」(世界限定799台)という二つの特別仕様が存在する。これらは流通自体が極めて稀で、中古では新車価格を大きく上回るプレミアが付く傾向にあるとされるが、当サービスが4サイトから集めた今回の36件には含まれていない。つまり今回のレポートで語れるのは、あくまで標準ベルリネッタの値付けだという前提になる。
その標準モデルが、十分に異様な数字を出している。発売当初の日本仕様価格は3,795万円前後。これに対し2016年式6件の中央値は3,874万円で、残価102%。約10年落ちの実用可能な2シーターGTが、当時の新車価格を上回る位置に居座っていることになる。全体中央値の3,322万円で見ても残価88%だ。一般的な輸入車の10年落ちとは別世界の数字で、「NA V12のフロントエンジン・フェラーリ」という成り立ちそのものが値札を支えていると見える。
サイトごとの顔つきにも差がある。カーセンサー掲載分の価格中央値は3,400万円(年式中央2014年)、価格.comとグーネットはいずれも3,300万円(年式中央2015年)。いずれもサンプルが少なめなので傾向として見る程度だが、同じ一台のグレードしか存在しない車種でも、掲載先によって並ぶ価格帯が100万円ほどずれる。探すなら4サイトを横断して見るほうが取りこぼしが少ない、というのが当集計からの実務的な示唆だ。
走行距離とコンディションでみる価格
意外なのはここだ。当サービスが収集したデータでは、1〜2万km帯より2〜3万km帯のほうが高い。
走行距離帯ごとの中央価格は、0〜1万km(5件)が3,874万円、1〜2万km(10件)が3,300万円、2〜3万km(8件)が3,362万円。いずれもサンプルが少なめなので傾向として見る程度だが、中間帯と高走行帯の逆転は62万円ぶん、はっきり出ている。
からくりは年式との重なりにある。0〜1万km帯の年式中央は2016年、1〜2万km帯は2014年、2〜3万km帯は2013年。年式別と走行距離別を重ねると、2013年式のうち1〜2万km帯4件の中央値は3,626万円、2〜3万km帯5件は3,322万円。同じ2013年式の中では、走行が少ないほうがきちんと300万円高い。つまり距離と価格の関係は生きていて、帯だけを横に並べると年式構成の違いに飲み込まれてしまう、というだけの話だ。
低走行プレミアムの頂点は明快で、0〜1万km帯の中央値3,874万円は全体中央値3,322万円に対して+552万円、+16.6%の上乗せ。走行距離中央値0.9万kmの2016年式がこの帯の主役である。一方、2〜3万km帯でも3,300万円台を維持しているのは、この車の値落ちの浅さを象徴している。3万km走った個体と1万km台の個体で、当集計上の差が数十万円から数百万円のレンジに収まるのであれば、「乗って使う前提」なら距離の進んだ個体が相対的に割安だと読める。
コンディション面では、修復歴のデータが取れた23件はすべて「修復歴なし」で、その中央値は3,400万円。当集計の範囲に修復歴あり個体は現れなかった。車検については情報のある20件のうち、残り18〜24か月が6件、6〜12か月が4件、12〜18か月と0〜6か月が各2件。車検残ありとされる12件の中央値3,400万円に対し、車検整備付または記載なしの8件は3,323万円で、差は+2.3%。これは表記の自動解析に基づく少数の参考値で、出品者の属性とも混ざり得るため、価格判断の主軸に据える数字ではない。
属性別の供給 — MT/AT・色・地域・修復歴
当サービスの集計表を眺めていて、思わず二度見した項目がある。「MT 6件」だ。
F12ベルリネッタの変速機は7速デュアルクラッチのみで、3ペダルのマニュアルは設定されていない。にもかかわらず、集めた36件のうち6件がMT扱い、21件がAT、9件が不明という内訳になっている。中央価格はMT表記が3,361万円、AT表記が3,323万円で差は38万円。これは実際の仕様差ではなく、掲載側のミッション表記の揺れを当サービスが機械的に拾った結果と考えるのが自然だろう(断定はできないが、車両の成り立ちから見てほぼ確実だ)。検索条件をミッションで絞り込むと、むしろ取りこぼすタイプの車種である、という教訓として受け取りたい。
なお不明9件の中央値は2,850万円と、他より一段低い。情報が薄い掲載ほど価格だけが先に出ている、という傾向として見ておけばいい。
ボディカラーは、分類できた20件がすべて「その他」に集約され、中央値は3,400万円。色情報の取得率が6割台にとどまるため、ロッソコルサとネロの差を当集計から語ることはできない。車種プロフィールでは依然としてロッソコルサ人気が強く、グリジオやブルー系に玄人筋の支持があるとされるが、今回のデータはそれを裏づけも反証もしていない。
地域分布は偏りが明確だ。大阪府が9件で最多、中央値3,400万円。次いで愛知県3件(中央値3,874万円)、東京都3件(3,322万円)、大分県3件、長野県2件、岐阜県2件と続く。愛知と東京は少数の参考値だが、同じ3件でも552万円の開きがある。推測の域を出ないものの、スーパーカーを扱う専門店の在庫構成がそのまま県別の数字に出ていると読める。遠方の一台を追うことになるのは、この車種では前提条件だ。
そして修復歴。データのある23件は100%が「なし」で、あり側はゼロ件。比較対象が存在しないため値引き幅は算出できない。裏を返せば、修復歴ありの個体が出てきたときは当集計の分布から外れた扱いになるということでもある。
データが示す「お得ゾーン」と「プレミアムゾーン」
安いほうと高いほうの両端を、それぞれ3件ずつ切り出してみる。当サービスが収集した21件の価格データのうち、下位10%のラインは2,850万円。ここに3件が並ぶ。年式・走行距離の情報が取れていない掲載が含まれており、属性の裏取りは当集計ではできていない。先に触れたとおり、ミッション表記「不明」9件の中央値も2,850万円で一致しており、情報量の少ない掲載が最安ラインを形成している構図に見える。価格だけで飛びつかず、年式・走行距離・整備記録・カーボンセラミックブレーキの残量まで確認できる個体かどうかを先に見極めたい層向けのゾーンだ。
対する上位10%のラインは3,874万円で、こちらも3件。年式中央2016年、走行距離中央8,000km、修復歴は3件とも「なし」。つまり最終期に近い年式・ほぼ1万km未満・無事故という、分かりやすく強い札が揃っている。発売当初価格3,795万円前後を上回る残価102%の世界であり、「乗る資産」として長期保有したい読者が狙う位置と言える。全体中央値3,322万円との差は552万円。この552万円を、走行1万km超の差と年次の新しさにどう割り振るかが判断の分かれ目になる。
中庸を取るなら、2013〜2015年式が固まる3,300万円台前半。当集計の最大勢力である2013年式9件の中央値が3,323万円で、全体中央値3,322万円とほぼ重なる。ここがいわば「相場の重心」だ。
そして最後に、現実的な話をひとつ。当サービスが集めた36件のうち、観測期間中に掲載終了となった個体の在籍日数は中央値43日。新規掲載はわずか4件、掲載中は21件まで細っている。母数が21件で、目当ての条件(たとえば2016年式・1万km未満・修復歴なし)に絞れば該当は数件という世界だ。中央値43日で画面から消えていく掲載を、4サイト分、毎日手で巡回して追い続けるのは現実的ではない。だからこそ、監視は自動化しておくに限る。
よくある質問(当サービス集計での回答)
Q1. F12ベルリネッタの中古相場はいくらですか?
当サービスが2026年9月9日〜10月9日に4サイト(カババ、カーセンサー、グーネット、価格.com)から収集した36件のうち、価格が判明した21件の中央値は3,322万円です。安めの4分の1が2,995万円、高めの4分の1が3,400万円、最安層は2,850万円、最上層は3,874万円。平均は3,301万円で、わずかに高値側に裾を引いた分布になっています。これは当サービスの収集範囲での数字であり、店頭のみで扱われる個体は含みません。
Q2. いまは買い時ですか?
当サービスの集計では、中央値は前月の3,336万円から3,322万円へ−0.4%とほぼ横ばいです。一方で安めの4分の1は3,213万円→2,995万円(前月比−6.8%)、高めの4分の1は3,640万円→3,400万円(−6.6%)と、価格帯が中央へ圧縮されました。掲載中の件数は32件→21件へ−34.4%。値崩れというより選択肢が減っている局面で、条件に合う個体が出たら動きの速さが要る状況と読めます。
Q3. 狙い目の年式はどこですか?
当サービスの集計では、2013年式9件が中央値3,323万円、2014年式3件が3,300万円、2015年式3件が3,400万円と、3年分が3,300万円台前半に密集しています。対して2016年式6件は3,874万円で、2015年式との差は474万円(+14.0%)。価格を抑えるなら2013〜2014年式、最終期に近い熟成と低走行を取るなら2016年式、という選び分けになります。3件台の年式は少数の参考値としてご覧ください。
Q4. 走行距離はどこまで許容できますか?
当サービスが収集したデータの走行距離中央値は1.8万kmです。帯別の中央価格は0〜1万km(5件)が3,874万円、1〜2万km(10件)が3,300万円、2〜3万km(8件)が3,362万円。帯で見ると逆転していますが、これは年式構成の違いによるもので、同じ2013年式どうしで比べると1〜2万km帯3,626万円に対し2〜3万km帯3,322万円と、距離の少ないほうが高くなります。乗る前提なら2万km台の個体が相対的に値ごろです。
Q5. グレードによる価格差はありますか?
当サービスが収集した36件は100%が標準のF12berlinettaで、中央値は3,322万円、年式中央2014年、走行距離中央1.8万kmです。車種プロフィールにある限定仕様のF12tdf(世界799台)やF60 America(世界10台)は、今回の集計範囲には1件も含まれていません。これらは流通自体が極めて稀で、中古では新車価格を大きく上回るプレミアが付く傾向とされるため、本レポートの数値はあくまで標準モデルの値付けとしてお読みください。
Q6. 掲載情報に「MT」とあるF12ベルリネッタは特別な個体ですか?
当サービスの集計ではMT表記が6件(中央値3,361万円)、AT表記が21件(3,323万円)、不明が9件という内訳でしたが、F12ベルリネッタの変速機は7速デュアルクラッチのみで3ペダルの設定はありません。掲載側のミッション表記の揺れを機械的に拾った結果と見るのが妥当です。検索時にミッション条件で絞り込むと該当個体を取りこぼす可能性があるため、この車種では条件から外しておくことをおすすめします。
Q7. 狙いの条件でF12ベルリネッタの新着を毎日追うには?
当サービスの集計対象である4サイト(カババ、カーセンサー、グーネット、価格.com)を毎日自動巡回し、新着・価格変動・掲載終了をLINEに通知するのが「中古車ウォッチ」です。LINEで友だち追加して車種名を送るだけで監視が始まり、年式・価格帯・走行距離・地域などの複合条件で絞り込めます。無料プラン(24時間遅延・1車種)から利用でき、リアルタイム通知やAI分析を含む有料プランは月額780円〜。本レポートの数字も、この監視エンジンの実稼働データから生成されています。掲載終了までの日数が中央値43日という条件下では、自動追跡の有無がそのまま遭遇率の差になります。
2026年10月のハイライトと注意点
今月いちばんの発見は、2016年式6件の中央値3,874万円が、発売当初の日本仕様価格3,795万円前後を上回っていたことだ。残価102%。走行距離中央値は0.9万kmで、2015年式との差は474万円(+14.0%の上昇)。当サービスが4サイトから収集した36件という小さな母数の中で、最終期に近い低走行個体だけが明確に別クラスの値札を付けている。
同時に、全体の掲載総数は48件→36件(前月比−25%)、掲載中は32件→21件(−34.4%)と縮小した。中央値はほぼ動かず、上下の4分の1ラインだけが6%台で中央に寄っている。玉数が減り、極端な出物が減った——そう読むのが素直だろう。
ただし注意点も添えておきたい。価格.com掲載分は他サイトとの重複がありうるため36件がそのまま36台ではないこと、そしてグーネットの掲載はタイトル表記が独特でグレード判別に揺れが出やすいこと。この2点を踏まえたうえで、数字を眺めてほしい。
本レポートは、中古車ウォッチが 4サイト(カババ, カーセンサー, グーネット, 価格.com)から自動収集した掲載データ 36台(2026-09-09 〜 2026-10-09)を集計した分析です。日本の中古車市場全体の動向を示すものではなく、掲載データからは売買の成約は分かりません。購入判断は必ず現車確認と販売店への確認のうえで行ってください。次回の更新は来月初旬を予定しています。
36台超のF12ベルリネッタから条件に合う1台を
特に 2016年式・1万km未満, 3,000万円以下の下位ライン, 大阪・愛知の在庫 は出物が出ると早く動きます。4サイトの新着を30分ごとにチェックして、LINEで即通知。
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