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2002年式RX-7、中央値+142万円の急伸に注目 | マツダ RX-7 中古相場分析【2026年8月版】— 520台集計

最終更新: | 520台・6サイトのデータに基づく

最後の量産ロータリースポーツは、生産終了から20年以上を経てなお値動きを続けているのか。2026年7月3日〜8月2日の30日間、当サービスが6サイトから集めたRX-7 520件を集計すると、価格中央値は568万円。なかでも2002年式は前月比+142万円という急伸を見せた。データから見える買い時と狙い目のグレードを追う。

市場サマリー

掲載台数
520台
価格帯
195〜1872万円
中央値
568万円
走行中央値
9.5万km

RX-7の新着を見逃さない

今月の注目: 2002年式・スピリットR, Bathurst R, 3〜5万km帯
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📝 本稿の読み方

TL;DR / 今月の要点

📊 今月の主要数値(当サービス集計)

今月のトップ3変化(前月比)

2002年式の中央価格が1ヶ月で648万円→790万円へ

本サービス集計で2002年式は前月26件・今月28件とサンプル構成は大きく変わらないが、中央価格は648万円から790万円へ+142万円上昇した。2002年は生産終了記念のスピリットR(Type A/B/C、計1,500台)が発売された年式であり、限定モデルの掲載が値を押し上げた可能性がある(推測)。

「タイプRB」表記の掲載が前月から大きく変動

前月は「タイプRB」表記で109件が掲載されていたが、今月の同表記は確認できず、代わりに「Type RB」表記で80件が集計された。グレード判定精度の影響を含む可能性があり、実際の流通減少と断定はできない点に注意したい。

「タイプRS」表記も同様の変動を見せる

前月74件あった「タイプRS」表記の掲載が今月は確認できず、代わりに「Type RS」表記で57件が新たに集計されている。表記ゆれやグレード判定ロジックの調整が影響した可能性があり、掲載終了や希少化と読むのは早計だ。

マツダ RX-7 中古市場の輪郭(当サービス集計)

当サービスが6サイト(カババ、カーセンサー、グーネット、価格.com、車選びドットコム、ヤフオク)から集めた520件の内訳は、価格.comが171件、カーセンサーが157件、グーネットが112件、ヤフオクが44件、カババ20件、車選びドットコム16件。価格が判明した357件で見ると、中央値は568万円、安めの4分の1が457万円、高めの4分の1が697万円という帯に収まる。最安は195万円、最高は1,872万円と幅広く、平均583万円に対して中央値のほうが低いことから、高値側に裾を引いた分布であることが読み取れる。下位5%は278万円、上位5%は910万円というレンジも押さえておきたい。掲載の動きも活発で、集計期間中の新規掲載は145件、掲載終了は139件、活動中の掲載は381件。掲載開始から市場を離れるまでの中央値は18日、安めの目安(下位4分の1)で5日、高めの目安(上位4分の1)で33日という回転の速さが、今回の集計の大きな特徴だ。サイトごとの傾向として、価格.comとカーセンサーは中央値500万円台、グーネットは639万円とやや高め。掲載元によって値付けの重心が異なる点も、複数サイトを横断して集めた当サービスの集計だからこそ見える景色だ。

年式別の相場と世代の断層

3代目FD3Sは1991年12月の登場だが、本集計で前後を見ると1990年式(26台、傾向値として中央340万円)から1991年式(26台、傾向値として中央360万円)への変化は+20万円とわずかだ。世代交代の断層が本格的に表れるのは翌年以降で、1992年式(11台、傾向値として中央457万円)へ一段上がる。

年式 件数 中央値 備考
1990 26 340万円 FC3S後期・傾向値
1991 26 360万円 FD3S登場年・傾向値
1992 11 457万円 傾向値
1997 35 597万円 サンプル十分
1999 53 584万円 Type4 MC・280ps化
2001 42 625万円 サンプル十分
2002 28 790万円 スピリットR発売・生産終了、傾向値

1996年式はFD3S Type3 MC(265ps化)の年式だが、本集計での該当は9台と少数の参考値ながら中央838万円という突出した数字が出ている。件数が絞られる分、割り引いて見る必要はあるが、1997年式(35台)では中央597万円と落ち着き、1999年式(53台)はFD3S Type4 MC(280ps・6速MT追加)の年式で中央584万円。2000年式(15台、傾向値)は681万円、2001年式(42台)は625万円と、年式によって上下しながらも総じて600万円台の水準を維持している。もっとも明確な断層は2002年式(28台、傾向値として中央790万円)だ。前年の2001年式(625万円)から+165万円、2000年式からも+109万円という上昇で、生産終了記念のスピリットR(Type A/B/C計1,500台)が発売された年式であることと符合する。FC3S世代から後期FD3S・限定車世代にかけて、右肩上がりのグラデーションが本集計にはっきり刻まれている。

グレード別の値付け

本集計でもっとも掲載が多いのはType RB(80台)で中央598万円。僅差でType RS(57台、中央651万円)、Type R(53台、中央570万円)と続き、この3グレードだけで520台中190台、実に3割強を占める人気の中心だ。

グレード 件数 中央値 備考
Type RB 80 598万円 サンプル十分
Type RS 57 651万円 サンプル十分
Type R 53 570万円 サンプル十分
GT-X 31 383万円 FC3S世代中心
アンフィニ 30 502万円
Bathurst R 14 849万円 傾向値・耐久優勝記念モデル
スピリットR Type B 6 1028万円 少数の参考値・生産終了記念

Type RSがType RBよりも中央値で50万円ほど高いのは、専用足回りやLSDを標準装備する上位グレードという車種プロフィール上の位置づけと整合的だ。FC3S世代のグレードでは、GT-X(31台、中央383万円)やアンフィニ(30台、中央502万円)、GT-R(28台、傾向値として中央370万円)が400万円前後に集まっており、FD3S世代との価格差がはっきり見える。限定車・特別仕様は別格の値付けだ。Bathurst R(14台、傾向値として中央849万円)はバサースト12時間耐久レース優勝記念の特別仕様で、走行距離の中央値も35,000kmと若い個体が多い。生産終了記念のスピリットRは、Type A(8台、少数の参考値として中央820万円)、Type B(6台、少数の参考値として中央1028万円)と、いずれもType RB・Type RSより頭ひとつ抜けた水準にある。カタログ上それぞれ500台限定という希少性が、そのまま中古の値付けに反映されている格好だ。なお、今回はグレード名が判別できず『不明』に分類された掲載が156台(中央633万円)あり、グーネット掲載車両はタイトル表記からグレードを判別しづらいものが多いといった集計上の事情もある。グレード別の数字は判別できた範囲のものと捉えてほしい。

走行距離とコンディションでみる価格

意外にも、走行距離3万〜5万km帯(17台、傾向値として中央1028万円)が全帯域中もっとも高い数字を記録している。0〜1万km帯(8台、少数の参考値として中央790万円)や1〜2万km帯(7台、少数の参考値として中央849万円)よりも高いという、一見矛盾した並びだ。ただし年式を重ねると背景が見えてくる。0〜1万km帯の年式中央値は1991年、一方で3〜5万km帯は2001年が中心となっており、単純な低走行プレミアムというより、年式の新しさとグレード構成が絡み合った結果と見るのが妥当だろう(推測)。5〜8万km帯(52台、中央597万円)、8〜12万km帯(102台、中央570万円)、12万km以上(80台、中央500万円)と、実用域に入ると走行距離に応じて素直に値が下がっていく傾向は明快だ。12万km以上でも中央500万円を維持している点は、旧車としての底堅さを感じさせる。修復歴のデータでは、あり(98台)が中央538万円、なし(175台)が中央630万円で、14.6%の価格差が確認できる。車検については、本集計で車検残ありとされた89台が中央612万円、車検整備付・車検なしの106台が中央555万円で10.3%の開きがあるが、これは車検表記の簡易解析に基づく参考値であり、出品者属性などとの絡みもあるため厳密な因果とまでは言い切れない。

属性別の供給 — MT/AT・色・地域・修復歴

ミッションはMTが圧倒的多数で287台、中央570万円。対するAT(28台、傾向値として中央318万円)とは実に250万円以上の開き幅がある。ロータリーの回転フィールを味わう車としてMT人気は当然としても、この価格差の大きさは購入検討時に見落とせないポイントだ。ボディカラーは白系(54台、中央500万円)、青系(50台、中央612万円)、黒系(50台、中央530万円)、赤系(33台、中央625万円)が主要4色。台数では白が最多ながら、価格では青・赤系のほうが高値を維持している点は面白い傾向だ。地域では千葉県(71台、中央650万円)と埼玉県(40台、中央608万円)が本集計で突出した掲載数を持ち、価格帯も高め。一方、愛知県(33台、中央375万円)は掲載数の割に価格帯が低く、地域差が大きく出ている。修復歴で見ると、あり98台・なし175台という構成で、なしの方が全体の6割超を占める。前述のとおりあり/なしの価格差は14.6%で、修復歴の有無は依然として値付けの重要な軸になっている。

データが示す「お得ゾーン」と「プレミアムゾーン」

下位10%の価格帯(下限334万円、36台)を覗くと、カブリオレが41.7%、GT-Xが27.8%、GT-Rが25%とFC3S世代が顔ぶれの中心。年式の中央値は1990年、走行距離は108,500km、修復歴ありの比率は44%とやや高めだ。手が届きやすい価格でロータリーオープンの雰囲気を味わいたい読者には、このゾーンが現実的な入口になるだろう。対する上位10%(下限820万円、36台)は様相が一変する。スピリットR Type A(13.9%)やType RS(13.9%)、Type RB(11.1%)、Bathurst R(11.1%)、スピリットR Type B(11.1%)と、限定車・上位グレードが軒を連ねる。年式の中央値は2001年、走行距離は44,500kmと若く、修復歴ありの比率も17.4%まで下がる。コレクション性・保存状態の良さにお金を払う層に向いたゾーンと言える。この2つのゾーンの差は、単なる価格差ではなく『何を買っているか』の違いそのものだ。そして、掲載開始から中央値18日で市場から姿を消すという回転の速さを踏まえると、狙いのゾーン・条件を決めたら日々の変化を追い続ける必要がある。良個体ほど早く動く傾向は、本集計の掲載終了の速さからも裏付けられる。

よくある質問(当サービス集計での回答)

Q1. RX-7の中古相場はいくらくらいですか?

当サービスの集計では、価格が判明した357件の中央値は568万円、安めの4分の1が457万円、高めの4分の1が697万円というレンジに収まっています。最安は195万円、最高は1,872万円まで幅があり、グレードや年式によって大きく変動します。

Q2. 買い時はありますか?

当サービスの集計では、掲載開始から掲載終了までの中央値が18日と、前月の30日から大きく短縮しています。値上がり傾向が続く2002年式やスピリットR関連など、狙いの個体が固まっている場合は早めの判断が有利になりやすいと言えるでしょう。

Q3. 狙い目の年式はどこですか?

当サービスの集計では、1990年代後半〜2001年式が600万円前後で安定した値付けとなっており、選択肢の広さと価格のバランスが取りやすい年式帯です。予算に余裕があれば、2002年式(中央790万円、傾向値)のスピリットR関連も検討の価値があります。

Q4. 走行距離はどこまで許容できますか?

当サービスの集計では、8万〜12万km帯(102台、中央570万円)と12万km以上(80台、中央500万円)が全体の半分以上を占めており、旧車としては12万km超でも一定の価格が維持されています。修復歴や整備記録の確認をセットにすれば、過走行だからと過度に敬遠する必要はなさそうです。

Q5. グレードによる価格差はどれくらいですか?

当サービスの集計では、主要グレードのType RB(中央598万円)、Type RS(同651万円)、Type R(同570万円)で50万〜80万円ほどの差があります。FC3S世代のGT-X(中央383万円)やGT-R(同370万円、傾向値)はさらに手頃で、限定車のスピリットR Type B(同1028万円、少数の参考値)は別格の水準です。

Q6. なぜ2002年式だけ急に値上がりしたのですか?

当サービスの集計では、2002年式の中央価格が前月の648万円から790万円へ、+142万円上昇しました。2002年は生産終了記念のスピリットR(Type A/B/C、計1,500台)が発売された年式であり、限定モデルの掲載が値を押し上げた可能性がありますが、あくまで推測の域を出ません。

Q7. 狙いの条件でRX-7の新着を毎日追うには?

当サービスが運営する「中古車ウォッチ」なら、LINEで友だち追加して車種名を送るだけで監視を開始できます。今回集計に使った6サイト(カババ、カーセンサー、グーネット、価格.com、車選びドットコム、ヤフオク)を毎日自動で巡回し、新着・価格変動・掲載終了をLINEに通知。グレードや価格帯、走行距離、地域などの条件を組み合わせて絞り込むことも可能です。無料プランは24時間遅延・1車種監視、有料プランは月額780円からでリアルタイム通知やAI分析にも対応しています。

2026年8月のハイライトと注意点

今回の集計でもっとも目を引いたのは、2002年式の中央価格が前月の648万円から790万円へ、+142万円という急伸を見せた点だ。前月26台・今月28台とサンプル構成は大きく変わっておらず、生産終了記念のスピリットR(Type A/B/C計1,500台)が集中する年式であることを踏まえると、限定モデルの動きが値を押し上げた可能性がある(推測)。ただし本集計はヤフオクの価格が開始・現在価格であり実際の落札額ではないこと、グーネット掲載車両はタイトル表記の事情でグレード判別できないものを『不明』として扱っていることなど、集計上の制約も抱えている。数字の裏側にあるこうした前提を踏まえたうえで、傾向をつかむ材料として活用してほしい。

本レポートは、中古車ウォッチが 6サイト(カババ, カーセンサー, グーネット, 価格.com, 車選びドットコム, ヤフオク)から自動収集した掲載データ 520台(2026-07-03 〜 2026-08-02)を集計した分析です。日本の中古車市場全体の動向を示すものではなく、掲載データからは売買の成約は分かりません。購入判断は必ず現車確認と販売店への確認のうえで行ってください。次回の更新は来月初旬を予定しています。

520台超のRX-7から条件に合う1台を

特に 2002年式・スピリットR, Bathurst R, 3〜5万km帯 は出物が出ると早く動きます。6サイトの新着を30分ごとにチェックして、LINEで即通知。
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※ この記事のデータは中古車ウォッチがカババ・カーセンサー・グーネット・価格.com・車選びドットコム・ヤフオクを横断して収集した2026年8月3日時点の情報です。実際の価格・在庫は各サイトにてご確認ください。