Mグレードの中央価格が57万円上昇、アウトランダー4704台の異変 | 三菱 アウトランダー 中古相場分析【2026年9月版】— 4704台集計

最終更新: | 4,704台・9サイトのデータに基づく

走行距離2万km台の個体が、掲載終了までの中央値でわずか19日。悩んでいる間に消えていく——それが今のアウトランダーだ。当サービスが9サイトから収集した2026年8月3日〜9月2日のアウトランダー4704件を集計すると、価格中央値は364万円。だが年式をひとつずらすだけで100万円以上の段差が現れる。世界初のSUV型PHEVは、いま何を買うのが正解なのか。数字から読み解いていく。

市場サマリー

掲載台数
4,704台
価格帯
35〜753万円
中央値
364万円
走行中央値
3.6万km

アウトランダーの新着を見逃さない

今月の注目: 2022年式G・3〜5万km, P Executive Package, BLACK Edition
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📝 本稿の読み方

TL;DR / 今月の要点

📊 今月の主要数値(当サービス集計)

今月のトップ3変化(前月比)

ベースグレードMが+94%の増加、中央価格は57万円上昇

本集計で最も目を引いた変化。Mは前月17件→今月33件へ+94%の増加、中央価格は277万円→334万円(+57万円)。件数が倍近く増えたのに価格が上がるのは珍しい動きだ。件数別の内訳を見ると2022年式14件が321万円、2025年式9件が368万円。推測だが、比較的新しい年式のMが新たに掲載されたことで中央値が引き上げられた可能性がある。サンプル33件は少なめなので、傾向として見る程度に留めたい。

「BLACK Edition(新・2026年モデル)」表記が前月210件→今月0件

前月に210件・中央価格416万円で計上されていた区分が、今月は0件。一方で「BLACK Edition」という表記の区分が今月178件・中央値412万円として新たに立っている。つまりこれは車両が消えたのではなく、当サービスのグレード判定の名寄せが変わった影響を含む可能性が高い。中央価格が416万円→412万円とほぼ同水準であることもその裏付けになる。実車の希少化とは切り離して読むべき変化だ。

24Gプラスパッケージ・20Mの表記が消え、20Gが倍増

前月17件(中央226万円)の「24Gプラスパッケージ」、9件(中央100万円)の「20M」が今月は0件。同時に20Gが24件→48件へ+100%の増加(中央150万円→155万円)、24Gも54件→62件へ増えている。細分化されていたガソリン系グレードの表記が上位区分にまとまった可能性が高く、判定精度の影響を含む変化と見るのが妥当。2012〜2015年式のガソリン車を狙う読者は、グレード名の表記ゆれを前提に幅広く検索したい。

🗞️ 今月のトピック

2026年6月25日、三菱自動車はアウトランダーPHEVの一部改良を発表した(三菱自動車ニュースリリース 2026年6月25日)。同時に2025年度も国内PHEVカテゴリー販売台数1位(2年連続)であることと、CEV補助金84万円の対象継続が訴求されている。さらに2026年7月1日以降の登録分については、給電機能付車で80万円、V2H導入時は上乗せ10万円という枠組みが案内されている(三菱自動車 PHEV補助金ページ)。新車の実質負担が下がる局面では、型落ち中古との価格差の見え方も変わる。当サービスの集計で2024年式の中央値が510万円、2025年式が513万円とほぼ横並びになっているのは、こうした新車側の条件と無関係ではないかもしれない(推測であり確証はない)。逆に言えば、補助金の対象にならない中古を選ぶ意味は「今すぐ乗れる」「装備を選べる」という点に集約されていく。

三菱 アウトランダー 中古市場の輪郭(当サービス集計)

4704件——これが当サービスが2026年8月3日〜9月2日の30日間に9サイトから収集したアウトランダーの掲載数だ。うち期間末時点で掲載が続いていたのは3116件。内訳を見ると、カーセンサー1399件、価格.com 1320件、グーネット1115件が三本柱で、ここに三菱公式中古車361件、ネクステージ198件、車選びドットコム186件、カババ109件が続く。トヨタ認定中古車12件、日産公式中古車4件はごく少数の参考値だ。

価格の集中点はどこか。本集計の中央値は364万円。安めの4分の1のラインが214万円、高めの4分の1が404万円。最安層(下位5%)は95万円、最上層(上位5%)は541万円で、最安35万円から最高753万円まで20倍以上の幅がある。分布のかたちが面白い。20万円刻みで数えると、380〜400万円のゾーンに572件、360〜380万円に447件、400〜420万円に391件と、380万円前後に巨大な山ができている。一方で140〜200万円あたりにも小さな山があり、二つのコブを持つ分布だ。これは現行PHEV(2022年式以降)と2代目PHEV/ガソリン車(2013〜2020年式)という、性格の異なる二つの塊が同じ車名の下に同居していることの表れと読める。

出入りの動きも見ておきたい。30日間で新規掲載1750件、掲載終了1588件。掲載開始が終了をやや上回っており、選択肢の総量は保たれている。週別では8月3日週に551件の新規掲載があり、盆前後の8月10日週は200件に落ち込み、8月24日週に再び512件と戻る波形。そして掲載終了までの日数は中央値19日。前月の16日から3日伸びたが、それでも「見つけて3週間迷えば半分は消えている」水準であることに変わりはない。サイト別の中央値では、カーセンサー360万円、価格.com 375万円、グーネット359万円と近接する一方、車選びドットコムは210万円(掲載車の年式中央値2018年)と大きく低い。集めたデータを合算するだけでなく、どのサイトにどんな年式が集まるかを知っておくことが、探索効率を分ける。

年式別の相場と世代の断層

年式をひとつずらすと100万円動く。これがアウトランダーを見るときの最大の勘所だ。当サービスの集計を年式別に並べると、断層の位置がはっきり見えてくる。

年式 台数 中央価格 走行距離中央値
2013年 98件 85万円 105,000km
2015年 281件 138万円 76,000km
2017年 120件 180万円 57,000km
2019年 183件 225万円 54,000km
2020年 98件 230万円 53,000km
2021年 146件 343万円 47,000km
2022年 1756件 375万円 36,000km
2023年 502件 396万円 27,000km
2024年 581件 510万円 7,000km
2025年 165件 513万円 2,000km

第一の断層は2020年式と2021年式の間だ。230万円→343万円で113万円のジャンプ。ここは2021年12月に現行モデル(型式5LA-GN0W、日本仕様はPHEV専用)へフルモデルチェンジした境目にあたる。世代が変わればこれくらいの段差はつく、と言ってしまえばそれまでだが、113万円という金額は絶対値として重い。逆に言えば「2代目PHEVの上質な個体を230万円台で拾える」という読み方もできるゾーンだ。

第二の断層は2023年式と2024年式の間。396万円→510万円で114万円差。こちらは2024年10月31日発売の大幅改良(駆動用バッテリーを20kWh→22.7kWhへ刷新、EV航続距離を約106kmへ延長、最上級のP Executive Package新設)が境界だ。ここで注意したいのは、2024年式の中には改良前と改良後が混在しているということ。同じ「2024年式G」でも、10月末より前の登録なら20kWh仕様、後なら22.7kWh仕様になり得る。走行距離中央値が7000kmと極端に低いことも、改良後モデルが多く含まれることを示唆している(推測)。EV航続距離を重視するなら年式表示だけでなく登録月まで見るべきだ。

2022年式が1756件と全体の3分の1以上を占めているのも見逃せない。中央値375万円、走行距離3.6万km。現行モデルの初期ロットが最も選びやすい状態にあるということで、比較検討の主戦場はここだ。ただし2022年式に含まれる個体は、2021年12月〜2025年1月製造分に該当するナビゲーションシステム制御プログラムの改修対象(2025年5月29日に対象拡大の届出)に当たる可能性がある。車台番号での対応状況確認は必須と考えたい。

前月との比較では、2020年式の中央値が250万円→230万円へ20万円下がった点が目立つ。サンプルは前月89件・今月98件で大きく変わっていないので、実際の値付けの変化を反映している可能性がある。2013〜2019年式は±10万円以内の小動きで、落ち着いた推移だ。

グレード別の値付け

本集計で最も高い中央値を持つのはP Executive Package——552万円だ。新車価格668.58万円(2024年10月改良で新設された最上級グレード)に対して残価率は約83%。SUVとしては強い数字である。

グレード 台数 中央価格 年式中央値 走行距離中央値
G 1010件 208万円 2019年 54,000km
P Executive Package 282件 552万円 2024年 4,000km
BLACK Edition 178件 412万円 2023年 28,000km
24G 62件 100万円 2015年 69,000km
S Edition 49件 256万円 2019年 43,000km
20G 48件 155万円 2016年 65,000km
G Limited Edition 41件 180万円 2018年 66,000km
M 33件 334万円 2022年 27,000km

まず断っておくと、当サービスの集計ではグレード判別できた割合が36.3%にとどまる。とくにグーネット掲載車はタイトル表記が独特で、1115件すべてが「不明」扱いだ。「不明」区分2996件の中央値380万円・年式中央値2022年という数字は、実質的に現行世代の平均像を映していると読める。

Gの1010件という圧倒的なボリュームには注意が必要だ。中央値208万円だが、安めの4分の1が140万円、高めの4分の1が333万円と幅が広い。理由は明快で、Gという名前が2代目PHEVから現行モデルまで通して使われているためだ。年式ごとに見ると2013年式75万円、2015年式140万円、2019年式227万円、2022年式353万円、2025年式419万円と、年式が価格をほぼ決めている。つまり「Gだから安い」ではなく「古いGが多いから中央値が下がっている」だけ。グレード名で予算を組むと足元をすくわれる。

特別仕様車BLACK Editionは178件・中央値412万円。年式で分解すると2023年式81件が410万円、2024年式47件が491万円で、2024年10月の大幅改良を挟んで81万円の差が出ている。初代BLACK Editionは2024年2月8日発売(P Exclusive Packageベース)、2代目は2026年2月5日発売(P Executive Packageベース、673.53万〜682.66万円)で、区分内に複数世代が混在している状態だ。ブラック基調の内外装を狙うなら、どちらのベースなのかを個体ごとに確認したい。

そして今月最大の話題は、前月比でMが17件→33件へ+94%の増加、中央価格277万円→334万円(+57万円)と大きく動いたこと。Mは現行モデルのベースグレードで5人乗り。334万円という水準は現行世代のなかでは最も手が届きやすいラインだが、Gの2022年式(353万円)と19万円しか違わない。装備差を考えれば、G以上を選ぶ方が満足度は高いかもしれない——というのはあくまで編集側の見立てだ。

2代目PHEVの上級グレードとされるPX、S、E、Pといった区分は、今回の集計では独立した件数として立っていない。表記ゆれで「不明」に流れているか、そもそも掲載が少ないかのどちらかで、断定は避ける。

走行距離とコンディションでみる価格

意外なのは、走行距離が価格を決める力の強さだ。当サービスの集計を距離帯で切ると、階段のようにきれいに下がっていく。0-1万km帯は562件で中央値516万円(年式中央値2024年)、1-2万km帯522件で418万円(2023年)、2-3万km帯740件で390万円(2022年)、3-5万km帯1143件で365万円(2022年)。ここまでは緩やかだが、5-8万km帯916件で233万円(2020年)と一気に132万円落ちる。8-12万km帯428件で144万円、12万km以上136件で99万円。

3-5万kmと5-8万kmの間の132万円差は、距離そのものより年式(2022年→2020年)の効果が大きい。つまり世代の壁と距離の壁がここで重なっている。逆に言えば、2-3万km帯(390万円)と3-5万km帯(365万円)は同じ2022年式中心で25万円しか違わない。距離を1万〜2万km余分に許容するだけで25万円節約できるゾーンで、ここが実利的な狙い目と読める。

年式と距離を重ねると、もっと面白いことが見えてくる。2022年式でも0-1万km帯の52件は406万円、1-2万km帯200件は396万円、3-5万km帯674件は376万円、5-8万km帯362件は344万円。同じ年式内で62万円の幅だ。一方2024年式は0-1万km帯331件が525万円、2-3万km帯61件が433万円と92万円差。新しい年式ほど距離による減価が急、というのは中古車では珍しくないが、PHEVの場合は駆動用バッテリーの使用履歴という要素も絡む。車種プロフィールでも、バッテリー劣化と保証条件は個体ごとの確認が必要と指摘されている。

車検の残存状況についても実データがある。当サービスが車検表記を解析できた2745件のうち、車検整備付など「新たに車検を取る」扱いのものが50.2%。残存期間の分布は6-12か月が547件で最多、0-6か月が350件、12-18か月が314件、18-24か月が135件、24か月以上は22件だった。価格面では車検残ありの1301件が中央値370万円、車検整備付・なしの1430件が343万円で7.9%の差。ただしこれは表記の自動解析による簡易比較で、出品者の性格(公式ディーラー系か一般店か)と絡み合っている可能性があるため、少数の参考値として扱うのが妥当だ。

過走行側の値ごろ感も押さえておきたい。12万km以上の136件は中央値99万円で年式中央値2015年。世界初のSUV型PHEVという歴史的価値を100万円以下で味わうという選択肢は確かに存在する。ただし2017年7月〜2019年10月生産分には燃料ポンプの改修(2024年1月26日届出)が該当し得るため、対応済みかの確認は欠かせない。

属性別の供給 — MT/AT・色・地域・修復歴

変速機の表記に、ひとつ引っかかる点がある。当サービスが収集したデータのうち変速機情報が取れたのは64.6%で、その内訳がAT 2568件(中央値365万円)、MT 472件(中央値343万円)、不明1664件(370万円)。アウトランダーにMT仕様が設定されているという記録は車種プロフィールにはなく、これは掲載側の表記や自動判定の癖を拾った可能性が高い。MTとATで22万円の差が出ているが、この数字を「MTだから安い」と読むのは危険だ。むしろ「表記の質が価格帯と相関している」程度に受け止めたい。

ボディカラーの方は素直に読める。色情報が取れた57.6%のなかで最多は白系1225件(中央値359万円)、次に黒系944件(379万円)。黒系が白系より20万円高いのは、黒基調の特別仕様車BLACK Editionや上級グレードに黒の設定が多いことの反映と考えられる(推測)。銀・灰系300件は306万円で一段安く、赤系96件は240万円、橙・茶系45件は205万円と、彩度の高い色ほど中央値が下がる傾向。ただし赤系・橙茶系は年式構成の影響も受けているはずで、色だけの効果ではない。2024年10月の改良で新設されたムーンストーングレーメタリックは、今後の年式で存在感を増していく色になるはずだ。

地域の偏りも見ておく価値がある。都道府県情報が取れた75.0%のなかで上位は愛知県344件(中央値360万円)、埼玉県326件(309万円)、千葉県278件(380万円)、北海道272件(290万円)。愛知が最多なのは三菱の販売網の厚みが影響していそうだ(推測)。注目は北海道の272件・290万円という組み合わせ。四輪駆動SUVの需要が高い土地柄で台数が多く、しかも中央値は全体より74万円低い。逆に東京都134件は401万円、兵庫県150件は396万円と高め。輸送費を乗せても地方から引っ張る価値が出るケースはある、と読める。

修復歴については、当サービスで情報が取れた3223件のうち「あり」が45件、「なし」が3178件。ありの割合は1.4%で、中央値は279万円。なしの355万円に対して21.4%安い。ただし45件というサンプルは少なめなので、割引幅の数字そのものは傾向として見る程度に留めたい。台数比で言えば、修復歴なしの個体を選ぶことは十分に現実的な条件設定だ。

データが示す「お得ゾーン」と「プレミアムゾーン」

同じ車名なのに、片方は35万円、片方は753万円。当サービスの集計では価格の両端に、まったく別の車が並んでいる。

下から10%のラインは130万円。この帯に入る440件を分解すると、年式中央値2014年、走行距離中央値9.5万km。グレード構成はG 44.1%、判別不能43.6%、24G 8.0%、20G 3.0%。修復歴ありの比率は2.9%で、全体(1.4%)より高いが依然として少数派だ。つまりこのゾーンの正体は「2013〜2015年式の2代目PHEVと2代目ガソリン車で、10万km近く走っている個体」。世界初のSUV型PHEVという肩書きを100万円台前半で手に入れられる一方、駆動用バッテリーの状態と燃料ポンプの改修履歴という二つの確認事項が付いてくる。DIYやリスク許容度が高く、V2Hや1500W給電を「試してみたい」層には刺さるゾーンだ。

上から10%のラインは489万円。429件の年式中央値は2024年、走行距離中央値4000km、修復歴ありは0件。グレード構成は判別不能48.7%、P Executive Package 45.2%、BLACK Edition 5.1%、G 0.9%。要するに「2024年10月改良後の最上級グレード、ほぼ未使用に近い個体」の集合体だ。新車価格668.58万円に対して中央値552万円のP Executive Packageは、CEV補助金の枠組みを考えると新車との実質差が縮む可能性もある。それでも「YAMAHA製12スピーカー、セミアニリンレザー、EV航続106km」という装備を今すぐ、納期ゼロで手に入れられる価値は残る。待てない人のためのゾーンと言っていい。

中間の狙い目はどこか。編集部の見立てとしては、2022年式の3-5万km帯(674件、376万円)と2023年式の2-3万km帯(182件、400万円)の境界あたり。現行世代の骨格を持ちながら、2024年改良後の突き上げを受けていない価格帯だ。

ただし——ここが本題だ。掲載終了までの日数は中央値19日。9サイト合計で30日間に1588件が掲載終了し、1750件が新たに載る。3116件という在庫の見かけは安定しているが、中身は毎月半分が入れ替わっている計算になる。「2022年式G、走行3万km台、黒、修復歴なし、関東」まで条件を絞れば該当は数十件規模。そのうち半分が3週間で消えるなら、週末だけ9サイトを手で回る探し方では確実に取りこぼす。データを毎日自動で追う仕組みが要るのは、この回転速度が理由だ。

よくある質問(当サービス集計での回答)

Q1. アウトランダーの中古相場はいくらくらい?

当サービスが9サイトから収集した4704件の集計では、価格中央値は364万円です。安めの4分の1のラインが214万円、高めの4分の1が404万円で、最安層(下位5%)は95万円、最上層(上位5%)は541万円。掲載価格の幅は35万円〜753万円と広く、これは2013年式の2代目PHEVから2026年式の最上級グレードまでが同じ車名に含まれるためです。予算感を組むなら年式帯を先に決めるのが実務的です。

Q2. いまは買い時ですか?

当サービスの集計では、前月比で全体の中央値が369万円→364万円と5万円下がり、高めの4分の1のラインも411万円→404万円へ7万円下落しています。一方で安めの4分の1は209万円→214万円へ上昇。つまり上側が緩み、下側が締まった1か月でした。掲載終了までの日数は中央値16日→19日と3日伸びており、選ぶ余裕はわずかに増えています。ただし3日の差で判断が変わるほどではなく、条件が合う個体が出たら動くのが基本だと考えます。

Q3. 狙い目の年式はどこですか?

当サービスの集計では2021年式343万円→2022年式375万円→2023年式396万円→2024年式510万円という並びで、2023年式と2024年式の間に114万円の段差があります。2024年10月31日発売の大幅改良(バッテリー20kWh→22.7kWh、EV航続約106km)の境界です。EV航続距離にこだわらないなら2022年式が1756件・中央値375万円と最も選びやすく、価格と選択肢のバランスが取れています。逆に航続距離を最優先するなら2024年式でも登録月の確認が必要です。

Q4. 走行距離はどこまで許容できますか?

当サービスの集計では0-1万km帯562件が中央値516万円、2-3万km帯740件が390万円、3-5万km帯1143件が365万円、5-8万km帯916件が233万円。2-3万kmと3-5万kmの差は25万円しかなく、この範囲で距離を譲るのは費用対効果が高い判断です。8-12万km帯428件は144万円まで下がりますが、PHEVは駆動用バッテリーの状態確認が重要になります。車種プロフィールでも、高電圧系の大規模修理は高額になり得るため年式と保証残存の確認が推奨されています。

Q5. グレードによる価格差はどれくらいありますか?

当サービスの集計では、P Executive Package 282件が中央値552万円、BLACK Edition 178件が412万円、M 33件が334万円、G 1010件が208万円、24G 62件が100万円。上下で452万円の開きがあります。ただしGは2013年式から2025年式まで幅広く含まれるため、年式別に見ると2013年式75万円、2022年式353万円、2025年式419万円と大きく変わります。グレード名だけで価格を判断せず、必ず年式と組み合わせて見てください。

Q6. PHEV特有の、購入前に必ず確認すべきポイントは?

当サービスの集計では2022年式が1756件と最多ですが、車種プロフィールによれば2021年12月10日〜2025年1月28日製造のアウトランダーPHEVはナビゲーションシステム制御プログラムの改修対象(2025年5月29日に対象拡大の届出)に該当し得ます。また2017年7月〜2019年10月生産分は燃料ポンプの改修(2024年1月26日届出)、2024年10月22日〜2025年3月5日製造分はスピーカーアンプ関連のサービスキャンペーン対象です。車台番号での対応状況確認、外部給電ポートの摩耗、充電リッドロックアクチュエーターの状態は必ずチェックしましょう。

Q7. 狙いの条件でアウトランダーの新着を毎日追うには?

当サービスの集計データは、LINEベースの中古車監視サービス「中古車ウォッチ」の実稼働データから生成されています。LINEで友だち追加して車種名を送るだけで監視が始まり、この車種では9サイト(カババ、カーセンサー、グーネット、価格.com、車選びドットコム、三菱公式中古車、ネクステージ、日産公式中古車、トヨタ認定中古車)を毎日自動巡回して、新着・価格変動・掲載終了をLINEに通知します。年式・グレード・価格帯・走行距離・地域などの複合条件で絞り込めるので、「2022年式G、3〜5万km、関東、修復歴なし」といった指定も可能です。無料プラン(24時間遅延・1車種)があり、リアルタイム通知やAI分析付きの有料プランは月780円から。掲載終了までの日数が中央値19日というこの車種では、自動追跡の効果が出やすいはずです。

2026年9月のハイライトと注意点

今月、当サービスの集計で最も鮮やかに動いたのはベースグレードMだった。前月17件→今月33件へ+94%の増加、中央価格277万円→334万円(+57万円、+20.6%の上昇)。件数が倍近くなりながら価格が上がるという珍しい形で、比較的新しい年式のMが加わったことが効いている可能性がある(推測)。同時に「BLACK Edition(新・2026年モデル)」表記が210件→0件となったが、こちらは「BLACK Edition」区分が178件・412万円として立ち上がっており、当サービスのグレード名寄せが変わった影響を含む可能性が高い。実車の希少化と読むのは早計だ。読む際の前提を2つ。ひとつ、グーネット掲載の1115件はタイトル表記の癖でグレードを判別できず「不明」に入っている。ふたつ、価格.comの1320件は他サイトと重複して載っている車両を含む。同じ車の二重計上を完全に排除できていないことを踏まえて数字を見てほしい。

本レポートは、中古車ウォッチが 9サイト(カババ, カーセンサー, グーネット, 価格.com, 車選びドットコム, 三菱公式中古車, ネクステージ, 日産公式中古車, トヨタ認定中古車)から自動収集した掲載データ 4704台(2026-08-03 〜 2026-09-02)を集計した分析です。日本の中古車市場全体の動向を示すものではなく、掲載データからは売買の成約は分かりません。購入判断は必ず現車確認と販売店への確認のうえで行ってください。次回の更新は来月初旬を予定しています。

4,704台超のアウトランダーから条件に合う1台を

特に 2022年式G・3〜5万km, P Executive Package, BLACK Edition は出物が出ると早く動きます。9サイトの新着を30分ごとにチェックして、LINEで即通知。
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※ この記事のデータは中古車ウォッチがカババ・カーセンサー・グーネット・価格.com・車選びドットコム・三菱公式中古車・ネクステージ・日産公式中古車など9サイトを横断して収集した2026年9月3日時点の情報です。実際の価格・在庫は各サイトにてご確認ください。