P Executive Package表記が今月ゼロ、集計の裏側を読む | 三菱 アウトランダー 中古相場分析【2026年8月版】— 5417台集計
「P Executive Package」表記が先月352件から今月ゼロへ——9サイトから集めた三菱アウトランダー5417台(2026年7月3日〜8月2日)を当サービスが集計すると、価格中央値369万円、年式やグレードによる断層まで、今買うべきか待つべきかを判断する材料が数字で見えてくる。
市場サマリー
アウトランダーの新着を見逃さない
今月の注目: Black Edition、0〜1万km帯、東京/愛知の高値圏
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📝 本稿の読み方
- 分析対象: 9サイト(カババ, カーセンサー, グーネット, 価格.com, 車選びドットコム, 三菱公式中古車, ネクステージ, 日産公式中古車, トヨタ認定中古車)の掲載データ 5417台、期間 2026-07-03 〜 2026-08-02
- 集計方法: 期間中に各サイトに掲載されていた車両を集計しています。同じ車両が複数サイトに掲載されている場合は、それぞれを別の掲載として数えています。
- メルカリや個人 SNS の売買、ディーラー店頭のみで売られている車両は対象外です
- 地域によってサイトの掲載量に偏りがあり、全国を均等にカバーしているわけではありません
- 価格.com に掲載されている車両は、他のサイトとも重複して掲載されていることがあります
- グーネット掲載車両はタイトル表記が独特で、グレードを判別できないものは『不明』として集計しています
- 一部の検索条件で掲載件数が多く、古い掲載は集計から外しています(3件の検索条件が該当)
TL;DR / 今月の要点
- 9サイトから集めた5417台のうち、当サービス集計の価格中央値は369万円(前月比+7万円)
- 年式では2020年式250万円→2021年式344万円へ+94万円の断層、現行世代の登場が境目に見える
- グレード表記は「P Executive Package」352件、「24G+」20件、「ACTIVE GEAR」19件が今月ゼロに。判定精度の影響を含む可能性があるが、代わりに「G Safety Package」183件、「P Premium Package」131件が新たに集計された
- 走行距離0〜1万kmは中央値520万円、12万km超は98万円。低走行ほど新車に近い価格を維持
- 修復歴ありの中央値は226万円、なしは358万円で36.9%の開き
- 掲載が終了するまでの中央値は17日、動きの速さが目立つ
- 下位10%の目安は130万円、上位10%は511万円からのゾーン
📊 今月の主要数値(当サービス集計)
- 価格中央値: 369万円
- 中央値の前月比: +1.9%
- 集計台数: 5417台(9サイト)
- 掲載期間の中央値: 17日
今月のトップ3変化(前月比)
「P Executive Package」表記、今月ゼロに
当サービス集計では、前月352件あった「P Executive Package」表記が今月は0件になった。同時期にグレード判定率が44.1%から32.9%へ11.2ポイント低下しており、表記のゆれや分類ロジックの変更が影響した可能性がある。実際に台数が流通から消えたと断定はできず、判定精度の影響を含む数字として見るべきだろう。
「24G+」表記も20件→0件に
当サービス集計では、前月20件あった「24G+(24Gプラスパッケージ)」表記が今月は0件になった。中央値222万円だった同グレードのデータも姿を消したが、グレード判定率が44.1%から32.9%へ低下した月であることを踏まえると、車両が流通から消えたというより分類方法の変化を含む可能性が高い。
「ACTIVE GEAR」表記、19件→0件に
当サービス集計では、前月19件だった「ACTIVE GEAR」表記が今月は0件になった。中央値197万円のデータごと集計から外れた形だが、同時期に判定率そのものが11.2ポイント下がっており、名称変更や表記のばらつきによって分類方法が変わった影響を含む可能性がある点は留意したい。
三菱 アウトランダー 中古市場の輪郭(当サービス集計)
三菱アウトランダーの中古車情報を、当サービスが9サイトから2026年7月3日〜8月2日の間に集めた総数は5417件、このうち現在も掲載が続く物件は3471件にのぼる。内訳を見ると価格.com掲載分が2000件、カーセンサー1421件、グーネット1116件、三菱公式中古車378件、車選びドットコム194件、ネクステージ183件、カババ107件、トヨタ認定中古車14件、日産公式中古車4件と、価格比較サイトとディーラー系サイトが集計の主力になっている。価格の集計では、総額データが取れた掲載の中央値は369万円。安めの4分の1は208万円以下、高めの4分の1は411万円以上に集まり、下位5%の最安層は97万円、上位5%の最上層は560万円という分布だ。平均は333万円で中央値よりやや低く、ヒストグラムを見ると350万〜450万円のゾーンに件数が大きく積み上がっている。現行世代(2021年以降)の在庫が集計全体のボリュームゾーンになっていることの裏返しと読める。掲載の動きも軽視できない。直近の観測期間中、新規掲載は2502件、掲載終了は1946件で、新規が終了をやや上回るペースが続いている。当サービスの集計では、こうした日々の出入りをそのまま追えるのが強みで、気になる個体を逃さないためには継続的なウォッチが欠かせない。
年式別の相場と世代の断層
年式別の中央値を並べると、三菱アウトランダーの世代交代がはっきり数字に出る。当サービス集計では2013年式80万円、2015年式140万円、2018年式194万円、2020年式250万円と、2代目(GF/GG系)の年式が経るごとに緩やかに値を上げていく。ところが2021年式は344万円、2020年式との差は+94万円。2021年後半に投入された現行世代(3代目)への切り替わりが、そのままこの断層になっていると見ていい。さらに2022年式は378万円で、現行型PHEVが追加発売された時期と重なる。2023年式403万円、2024年式510万円、2025年式520万円と、ここ数年の年式は一段ずつ確実に値を切り上げている。特に2024年式は前年から+107万円という伸び方で、中古車集計としては珍しい上昇カーブだ。2026年式は参考値ながら610万円まで来ており(サンプル38件、走行距離の中央値はわずか16km)、実質新車に近い個体が集計に混ざり始めていることが分かる。一方で、2代目時代の年式は2018年のPHEVバッテリー増量(12kWh→13.8kWh)を境に、それ以前(2017年式185万円)と以降(2018年式194万円)でも小さな段差が見える。金額としては大きくないが、装備や航続距離の改善が中古価格にじわりと反映されている格好だ。年式ごとの価格差がこれだけ明確に出ている車種は少なく、何年式を狙うかが総予算を大きく左右する。
グレード別の値付け
グレード別に見ると、当サービス集計で最も件数が多いのは判定できなかった「不明」で3637件、中央値390万円。グレード判定率は32.9%にとどまっており、これはグーネット掲載車がタイトル表記の都合で軒並み「不明」に分類される影響が大きい。件数の多さをそのまま『不明グレードが人気』と読むのではなく、データ品質の注記として受け止めたい。判定できた中では「G」が1102件で最多、中央値214万円、年式の中央値は2019年で値ごろな個体が多い。特別仕様の「Black Edition」は206件、中央値415万円と全グレード中でもトップ級の価格帯を形成しており、年式の中央値も2023年と新しめ。三菱の外装ブラック加飾モデルとして人気の高さがそのまま値付けに表れている印象だ。2代目時代の装備を反映した「G Safety Package」は183件で中央値150万円、年式中央値2015年。「P Premium Package」は131件、中央値180万円、年式中央値2015年。「24G」は113件で中央値145万円、「20G」は28件(サンプルが少なめで傾向として見る程度)で中央値169万円。最少サンプルの「M」は17件、少数の参考値ながら中央値277万円、年式中央値2022年と現行世代に近い。グレード名だけで一律に語れないのがこの車種の特徴で、同じ「G」でも76万円(2013年式)から419万円(2025年式)まで幅があることは、年式とグレードを掛け合わせて見て初めて実勢が見える証拠だろう。
走行距離とコンディションでみる価格
走行距離別の中央値は、当サービス集計で階段状になる。0〜1万kmは591件で中央値520万円(年式中央値2024年)、1〜2万kmは555件で423万円(2023年)、2〜3万kmは615件で398万円(2022年)、3〜5万kmは1204件で369万円(2022年)、5〜8万kmは947件で225万円(2019年)、8〜12万kmは448件で145万円(2015年)、12万km超は149件で98万円(2015年)。意外にも1〜2万km帯(423万円)は2〜3万km帯(398万円)よりも高く、走行距離だけでなく年式構成の違いが価格を押し上げていることが読み取れる。低走行だからといって単純に高いわけではなく、年式との掛け算で見る必要がありそうだ。コンディション面では、修復歴ありの中央値は226万円、なしは358万円で36.9%の開き。整備・査定の観点でも修復歴の有無は依然として価格に直結している。車検については、当サービス集計で残り12〜18ヶ月の個体が382件と最多で、次いで6〜12ヶ月が561件。車検残ありの掲載の中央値は380万円、車検整備付きまたは車検なし表記の中央値は314万円で21%の差が見られるが、これは自動解析による参考値で、出品者の属性差が絡んでいる可能性もある点は留意したい。
属性別の供給 — MT/AT・色・地域・修復歴
ミッション別では、当サービス集計でAT表記が2621件・中央値363万円、MT表記が465件・中央値344万円とやや低め、トランスミッション表記が不明のものも2331件・中央値377万円ある。アウトランダーはCVT中心のラインナップのため、MT表記は解析上の分類の扱いと見られ、実勢としてはAT系がボリュームゾーンだ。ボディカラーは白系が1256件で中央値350万円と最多勢力、黒系は824件で376万円と白系よりやや高値。銀・灰系は309件で337万円、赤系は79件で208万円と落ち着いた価格帯にある。橙・茶系(48件)や青系(41件)、その他(42件)はいずれもサンプルが少なめで傾向として見る程度だが、青系は118万円と際立って低く、年式の古い個体が多く紛れ込んでいる可能性がある。地域別では愛知県が332件で中央値359万円とトップの掲載数、北海道312件は306万円とやや値ごろ、東京都は181件で427万円と最も高い。積雪地の北海道・新潟(125件、295万円)は他地域よりやや低めの価格帯にあり、電子制御4WD需要の高いエリアほど流通量も相応にある印象だ。修復歴の有無で見ると、データが取れた3195件のうち修復歴ありはわずか66件(全体の2.1%)、なしが3129件(97.9%)を占め、総じてクリーンな個体が集計の大半を占めている。
データが示す「お得ゾーン」と「プレミアムゾーン」
下位10%、つまり価格130万円以下のゾーンを見ると、対象は511件、年式の中央値は2014年、走行距離の中央値は93000km。グレード構成は「G」が37.8%、判定不能の「不明」が33.9%、「G Safety Package」11.7%、「24G」9.6%、「P Premium Package」4.5%、「20G」1.8%、「M」0.8%となっており、2代目世代の実用グレードが中心。修復歴ありの比率も4.1%とやや高めで、価格の理由が見える個体もある。とにかく安くSUVの4WDを試したい層に向くゾーンだ。対照的に上位10%、511万円以上のゾーンは498件、年式の中央値は2024年、走行距離の中央値はわずか4000km、修復歴ありは0%。グレード構成は「不明」が97%を占め、「Black Edition」2.4%、「G」0.6%とごく一部。ディーラー系の認定中古車や登録済み未使用車に近い個体が多いと見られ、新車に近いコンディションを程度の良いまま手に入れたい層向けの価格帯だ。こうした両極を含め、当サービス集計では掲載終了までの中央値はわずか17日(下位8日〜上位28日)。半数近くの掲載が3週間以内に入れ替わる計算で、狙った1台が翌週には消えていてもおかしくない。この回転の速さこそ、条件を決めたら毎日自動で追いかける仕組みが要る理由だ。
よくある質問(当サービス集計での回答)
Q1. 三菱アウトランダーの中古車相場はいくらですか?
当サービスが9サイトから集めた5417件の集計では、価格の中央値は369万円です。安めの4分の1は208万円以下、高めの4分の1は411万円以上に集中しており、年式やグレードによって幅は大きく変わります。
Q2. 買い時はいつですか?
当サービスの集計では、掲載開始から終了までの中央値は17日と短く、狙い目の1台は数週間で入れ替わります。前月比では価格中央値が+7万円、掲載終了件数も723件増えており、じっくり待つより気になった時点で条件を保存し、動きを追う方が現実的です。
Q3. 狙い目の年式はどれですか?
当サービス集計では、2020年式250万円から2021年式344万円へ+94万円の断層があり、現行世代への切り替わりが境目になっています。予算を抑えたいなら2020年以前、装備や新しさを取りたいなら2022年式(378万円)以降が目安になりそうです。
Q4. 走行距離はどこまで許容できますか?
当サービス集計では、5〜8万km帯は947件で中央値225万円、8〜12万km帯は448件で145万円と、距離が伸びるごとに価格は着実に下がります。年式とセットで見ると、5万km前後までは2022年前後の個体も多く含まれ、値ごろ感と状態のバランスが取りやすいゾーンです。
Q5. グレードによる価格差はどれくらいですか?
当サービス集計では、特別仕様の「Black Edition」が206件で中央値415万円と最も高く、標準的な「G」は1102件で214万円。両者の差は200万円ほどあり、装備や外装の違いが価格にはっきり反映されています。
Q6. 今月グレードの表記が減ったのは車両が流通しなくなったからですか?
いいえ、断定はできません。当サービスの集計では今月、グレード判定率が44.1%から32.9%へ低下しており、「P Executive Package」など一部の表記が0件になった一方で「G Safety Package」「P Premium Package」が新たに集計されています。車両が消えたというより、分類方法の変化を含むデータ品質の変動と見るのが妥当です。
Q7. 狙いの条件でアウトランダーの新着を毎日追うには?
当サービス「中古車ウォッチ」は、LINEで友だち追加して車種名を送るだけで監視を開始できます。カババ・カーセンサー・グーネット・価格.com・車選びドットコム・三菱公式中古車・ネクステージ・日産公式中古車・トヨタ認定中古車の9サイトを毎日自動で巡回し、新着・価格変動・掲載終了をLINEに通知します。グレード・価格帯・走行距離・地域などの条件を組み合わせた絞り込みも可能で、無料プランなら1車種を24時間遅延で監視、有料プラン(月額780円〜)ならリアルタイム通知やAI分析も使えます。
2026年8月のハイライトと注意点
今月の集計で最も目を引くのは、グレード表記の顔ぶれが大きく入れ替わったことだ。前月352件あった「P Executive Package」、20件の「24G+」、19件の「ACTIVE GEAR」がいずれも0件になった一方、「G Safety Package」183件、「P Premium Package」131件が新規に集計された。同時期にグレード判定率は44.1%から32.9%へ11.2ポイント低下しており、車両そのものが流通から消えたと断定するより、分類方法の変化を含むデータ品質の変動として捉えるのが妥当だ。価格面では中央値が前月比+7万円の369万円、掲載終了件数も500件台から1223件へ大きく増え、動きの速さが増した月でもある。なお本集計はグーネット掲載車のグレードが表記の都合で軒並み『不明』になる点、価格.com掲載車が他サイトと重複する場合がある点には注意が必要だ。
本レポートは、中古車ウォッチが 9サイト(カババ, カーセンサー, グーネット, 価格.com, 車選びドットコム, 三菱公式中古車, ネクステージ, 日産公式中古車, トヨタ認定中古車)から自動収集した掲載データ 5417台(2026-07-03 〜 2026-08-02)を集計した分析です。日本の中古車市場全体の動向を示すものではなく、掲載データからは売買の成約は分かりません。購入判断は必ず現車確認と販売店への確認のうえで行ってください。次回の更新は来月初旬を予定しています。
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※ この記事のデータは中古車ウォッチがカババ・カーセンサー・グーネット・価格.com・車選びドットコム・三菱公式中古車・ネクステージ・日産公式中古車など9サイトを横断して収集した2026年8月3日時点の情報です。実際の価格・在庫は各サイトにてご確認ください。