📌 これは 2026年8月3日 時点のアーカイブです。最新版を見る →

e:HEV表記が消えた7月、スパーダ相場に見える再編の跡 | ホンダ ステップワゴンスパーダ 中古相場分析【2026年8月版】— 1519台集計

最終更新: | 1,519台・4サイトのデータに基づく

e:HEVスパーダの中古車が、たった1ヶ月で掲載データからごっそり姿を消した――そう見える現象が今回の集計で起きている。2026年7月3日〜8月2日、当サービスがグーネット・ネクステージ・日産公式中古車・トヨタ認定中古車の4サイトから集めた1519件のステップワゴンスパーダ中古車データをもとに、価格・年式・グレードの実態を掘り下げる。

市場サマリー

掲載台数
1,519台
価格帯
20〜497万円
中央値
242万円
走行中央値
6.7万km

ステップワゴンスパーダの新着を見逃さない

今月の注目: SPADA PREMIUM LINE・低走行帯, 愛知県の高値個体, e:HEV表記の動向
4サイトを30分ごとに自動チェック。新着が出たらLINEに即通知します。
この月次レポートも毎月3日にLINEで届きます。
相場が分かったら、次は"この相場より安い1台"を逃さない番。無料で今すぐ(登録1分・カード登録不要)。

LINEで新着通知を受け取る

📝 本稿の読み方

TL;DR / 今月の要点

📊 今月の主要数値(当サービス集計)

今月のトップ3変化(前月比)

「e:HEV SPADA」表記が前月353件→今月0件に

本サービスの集計では、前月は353件を数えた「e:HEV SPADA」表記の掲載が、今回はゼロ件に。一方で新たに「SPADA PREMIUM LINE」(91件、中央値403万円)や「SPADA COOL SPIRIT」(37件、中央値118万円)という区分が浮上している。推測だが、車両タイトルの表記揺れやサイト側の掲載形式変化により、従来ハイブリッド専用グレードとして分類されていた個体が、より広い「SPADA」区分にまとめて吸収された可能性がある。実際、台数最大のグーネット掲載1000件はグレード内訳が「SPADA」100%となっており、判定精度の影響を含む可能性は否定できない。個体が実際に流通から消えたわけではない点には注意したい。

「e:HEV SPADA PREMIUM LINE」も前月202件→今月0件に

前月202件あった「e:HEV SPADA PREMIUM LINE」も同様にゼロ件表記に変わった。ただし今回新設の「SPADA PREMIUM LINE」区分が91件・中央値403万円で計上されており、実質的には同系統グレードの名称が整理された形と読める。中央値400万円前後という水準は前月の400万円とほぼ変わらず、価格帯そのものは連続していると見てよさそうだ。ここでも判定ロジックの変化が影響している可能性がある。

「SPADA・クールスピリット」174件→0件、COOL SPIRITへ再編

SUV的な内外装が特徴だった「SPADA・クールスピリット」も前月174件→今月0件。代わって「SPADA COOL SPIRIT」表記が37件・中央値118万円で登場しており、表記統一による入れ替わりの色が濃い。もっとも174件から37件への縮小は表記統一だけでは説明しきれない差で、実際の掲載減少が重なっている可能性もある。

ホンダ ステップワゴンスパーダ 中古市場の輪郭(当サービス集計)

当サービスが2026年7月3日から8月2日までの30日間に、グーネット・ネクステージ・日産公式中古車・トヨタ認定中古車の4サイトを毎日巡回して集めたステップワゴンスパーダの掲載データは、のべ1519件。このうち期間終了時点で実際に閲覧できたアクティブ掲載は1057件だ。内訳を見ると、掲載の主軸はグーネットの1000件(全体の約66%)で、次いでネクステージが499件(約33%)、トヨタ認定中古車12件、日産公式中古車8件という構成になる。サイトごとの色も対照的で、グーネットは中央値202万円・年式中央値2017年・走行距離中央値76,000kmとやや年式の古い個体が厚く、ネクステージは中央値380万円・年式中央値2023年・走行距離32,000kmと新しめの個体が中心だ。

全体1518件(総額データが取れた件数)で見ると、価格中央値は242万円。安めの4分の1にあたる層は115万円以下、高めの4分の1は335万円以上に広がり、最安層(下位5%)は49万円、最上層(上位5%)は430万円というレンジになる。平均は236万円で中央値とほぼ一致しており、極端な高値の裾を引いた分布ではあるものの歪みは大きくない。走行距離の中央値は67,000km。期間中は新規掲載1271件に対し掲載終了462件で、供給が新規優勢(新規÷終了で約2.75倍)の状態が続いており、動きの速い車種であることがうかがえる。

年式別の相場と世代の断層

年式別の中央価格を並べると、ステップワゴンスパーダの世代交代がそのまま価格の「崖」として現れているのが分かる。

年式 中央値(万円) 台数
2013 99 159
2014 101 82
2015 193 58
2017 215 86
2019 265 93
2021 300 158
2022 350 60
2024 392 62
2026 420 153

最大の断層は2014年式(101万円)と2015年式(193万円)の間だ。車種プロフィールによれば2015年4月に5代目へのフルモデルチェンジがあり、スパーダが独立したフロントフェイス・独立ラインとして展開を始めた節目にあたる。わずか1年の年式差で中央値がほぼ倍になっているのは、この代替わりの影響が色濃く出ていると見てよい。

もう一つの断層は2021年式(300万円)から2022年式(350万円)にかけての50万円差。こちらは2022年5月の6代目フルモデルチェンジ(1.5Lターボとe:HEVの2パワートレイン体制への刷新)に対応する。さらに2023年式382万円から2024年式392万円への10万円差は、6代目のマイナーチェンジ(時期の詳細は車種プロフィール上でも未確定)に伴う小幅な上振れと読める。

直近の2026年式は420万円で全年式中の最高値。台数も153件と厚みがあり、本サービスの集計では新車に近い個体が最も高値で活発に取引されている構図が見える。逆に言えば、2013〜2014年式の99万〜101万円という水準は、初めてのミニバンとして予算を抑えたい層には現実的な選択肢だろう。

グレード別の値付け

グレード別の中央値を見ると、ステップワゴンスパーダの中では上下に大きな価格の幅があることが分かる。

グレード 台数 中央値(万円) 年式中央値 走行距離中央値
SPADA 1386 236 2018 69,000km
SPADA PREMIUM LINE 91 403 2024 19,000km
SPADA COOL SPIRIT 37 118 2014 94,000km

最も台数が多いのは汎用的な「SPADA」区分で、1386件・中央値236万円。年式中央値2018年、走行距離中央値69,000kmという数字からも、幅広い年式・パワートレインを飲み込んだ「本体」グレードであることがうかがえる。

対して「SPADA PREMIUM LINE」は91件・中央値403万円。車種プロフィールによれば6代目(2022年〜)で設定された上級内外装グレードで、メッキ加飾やシート表皮の質感を高めた最上位ラインにあたる。年式中央値2024年・走行距離19,000kmという若さも相まって、SPADA本体より167万円高い水準に位置している。

一方「SPADA COOL SPIRIT」は37件・中央値118万円。こちらは5代目(2015〜2022年)に設定されていた中間グレードの名残で、年式中央値2014年・走行距離94,000kmとやや古参の個体が中心だ。台数はサンプルが少なめ(傾向として見る程度の水準)だが、SPADA本体より118万円安い価格帯は、実用重視でとにかく安く手に入れたい層に刺さりそうだ。

本サービスの集計で目を引くのは、前月まで存在した「e:HEV SPADA」「e:HEV SPADA PREMIUM LINE」「SPADA Z」といった細分化グレードが軒並み消えて、この3区分に整理されたように見える点だ(詳細は前段のトピック参照)。実質的な価格帯自体は大きく変わっておらず、ハイブリッドとガソリンの区別が今回の集計では表に出にくくなっているだけの可能性が高い。

走行距離とコンディションでみる価格

走行距離帯で並べると、「距離を取るか、状態を取るか」というミニバン選びの核心が数字で見えてくる。

0〜1万kmは中央値404万円(119件)、1〜2万kmは390万円(66件)、2〜3万kmは370万円(83件)、3〜5万kmは305万円(213件)、5〜8万kmは245万円(341件)、8〜12万kmは120万円(346件)、12万km以上は60万円(180件)。距離帯が一段階進むごとに数十万円単位で下がっていくが、8万kmを超えたあたりから下落幅が急に大きくなるのが特徴的だ。5〜8万km帯の245万円から8〜12万km帯の120万円へは、実に125万円・比率にして約半減の下落となっている。

車検については、本サービスの集計対象1382件のうち、車検の有効期限が新しい(車検整備込みなど)個体は59.2%を占めた。残存期間の分布では「24か月以上」が169件と最多で、次いで「6〜12か月」153件、「0〜6か月」96件と続く。車検残ありの個体と、車検整備付き・車検なしの個体を単純比較すると、中央値はそれぞれ360万円・212万円(ともに参考値)で、車検残ありの方が148万円ほど高く出ている。ただし車検の有無は出品者属性(ディーラー系か個人系かなど)とも絡み合いやすく、あくまで参考値として受け止めたい。

初めての1台なら5〜8万km・245万円あたりが、価格と状態のバランスが取れたゾーンとして狙い目になりそうだ。

属性別の供給 — MT/AT・色・地域・修復歴

ミッション構成を見ると、AT表記が1283件・中央値232万円、CVTやMT表記はサンプルが極めて少なく参考値にもならない水準(今回は割愛)。一方で「不明」扱いの236件は中央値305万円と高めに出ており、上級グレードやディーラー系の掲載でミッション表記が省略されやすい傾向が透けて見える。

カラーは白系が533件・中央値247万円でトップ、僅差で黒系393件・240万円が続く。「その他」72件は191万円、銀・灰系43件は100万円(傾向として見る程度のサンプル)、青系30件は244万円(同)、緑系8件は270万円(少数の参考値)と、定番の白黒2色に厚みと価格の両面で人気が集中している構図が明確だ。

地域別では愛知県が130件・中央値381万円でトップ。ホンダの地元商圏らしい厚みに加えて価格も高めなのが目を引く。埼玉県127件・177万円、千葉県87件・225万円、大阪府68件・196万円、東京都62件・265万円と続き、同じ本サービスの集計内でも地域差がはっきり出ている。北海道45件・111万円(傾向として見る程度)のように、地方では相対的に手頃な個体が集まりやすい様子もうかがえる。

修復歴については、集計対象1414件のうち「あり」は38件(傾向として見る程度のサンプル)で中央値68万円、「なし」は1376件で250万円。修復歴の有無だけで182万円の差が生まれており、状態の違いが価格に直結していることがあらためて裏付けられた。

データが示す「お得ゾーン」と「プレミアムゾーン」

当サービスの集計から下位10%・上位10%を切り出すと、両極端な個体の顔ぶれがくっきり見えてくる。

下位10%(157件)の価格上限は65万円、年式中央値は2011年、走行距離中央値133,500km。修復歴ありの比率は10.8%とやや高めで、グレード構成はSPADA96.8%・SPADA S2.5%・SPADA COOL SPIRIT0.6%とほぼ無印スパーダで占められる。「とにかく安くミニバンが欲しい」層の受け皿になっているゾーンだ。

上位10%(154件)は価格下限404万円、年式中央値2026年、走行距離はわずか18km(実質新車水準)。修復歴ありは0%で、グレード構成はSPADA70.8%・SPADA PREMIUM LINE29.2%。新車同然の個体を中古で、かつ納期を待たずに手に入れたい層に向いたゾーンと言える。

この両極を分けるのが年式・走行距離・グレードの掛け合わせであり、狙いを一つに絞るほど良個体との出会いは一期一会になる。実際、今回の集計では掲載から掲載終了までの中央値は8日。前月の中央値6日からやや延びたとはいえ、1週間程度で入れ替わる回転の速さは変わらない。狙った条件の個体が出た瞬間を捉えるには、日々の手動チェックでは限界があり、複合条件を毎日自動で追い続ける仕組みが実質的に必須になってくる。

よくある質問(当サービス集計での回答)

Q1. ステップワゴンスパーダの中古車相場はいくらくらいですか?

当サービスの集計では、4サイトから集めた1519件のうち、価格中央値は242万円です。安めの4分の1は115万円以下、高めの4分の1は335万円以上に広がっており、最安層(下位5%)は49万円、最上層(上位5%)は430万円というレンジになっています。

Q2. 買い時はいつごろですか?

当サービスの集計では、価格中央値は前月比−9%(266万円→242万円)まで軟化しました。全体の値付けがやや軟化する局面と読めるため、狙っているグレード・年式の相場推移を継続的に追いながらタイミングを計るのが賢明です。

Q3. 狙い目の年式はどのあたりですか?

当サービスの集計では、2013〜2014年式が中央値99万〜101万円と価格重視層の受け皿になっています。デザインや装備の新しさも欲しいなら、2017年式(215万円)や2019年式(265万円)あたりが価格と装備のバランス点として狙い目です。

Q4. 走行距離はどこまで許容すべきですか?

当サービスの集計では、5〜8万km帯の中央値が245万円、8〜12万km帯で120万円と、8万kmを境に下落幅が大きくなります。年式相応の使用感を許容できるなら8万km前後、状態重視なら5万km以内が一つの目安になりそうです。

Q5. グレードによる価格差はどのくらいですか?

当サービスの集計では、汎用グレードのSPADAが中央値236万円、上級のSPADA PREMIUM LINEは403万円、5代目由来のSPADA COOL SPIRITは118万円と、同じ車名の中でも3倍以上の開きがあります。予算とグレードの好みをまず固めることが近道です。

Q6. 今月、e:HEVスパーダの掲載が急に減ったのは、ハイブリッドが品薄になっているということですか?

当サービスの集計上は前月353件あった「e:HEV SPADA」表記が今回0件になっていますが、これは実際の品薄というより、グレード名の表記が広い「SPADA」区分にまとめて分類された影響が大きいと見られます。ハイブリッド個体そのものが実際に流通から消えたわけではない可能性がある点にご注意ください。

Q7. 狙いの条件でステップワゴンスパーダの新着を毎日追うには?

当サービスの集計と同じ仕組みを、LINEで『中古車ウォッチ』を友だち追加し車種名を送るだけで使えます。グーネット・ネクステージ・日産公式中古車・トヨタ認定中古車の4サイトを毎日自動巡回し、価格帯・走行距離・グレード・地域などの条件に合う新着や価格変動、掲載終了をLINEに通知します。無料プランは24時間遅延・1車種監視、月額780円〜の有料プランではリアルタイム通知やAI分析も使えます。

2026年8月のハイライトと注意点

今回の集計で最も目を引いたのは、前月まで細分化されていた「e:HEV SPADA」「e:HEV SPADA PREMIUM LINE」「SPADA Z」などのグレード表記が軒並み0件になり、代わって「SPADA PREMIUM LINE」(91件・403万円)と「SPADA COOL SPIRIT」(37件・118万円)という新しい区分が現れたことだ。総台数も前月2425件から今回1519件へ−37%(2425件→1519件)と大きく減っている。グーネット掲載車はタイトル表記の粒度が独特で、グレードを個別に判別できない場合がある点は、本サービスの集計上の既知の限界の一つ。また地域によって掲載の厚みに差があり、全国を均等にカバーしているわけではない点も踏まえて数字を読んでほしい。それでも汎用グレードのSPADA自体は1298件・227万円から1386件・236万円へと着実に伸びており、大枠の相場観は前月から大きくは崩れていない。

本レポートは、中古車ウォッチが 4サイト(グーネット, ネクステージ, 日産公式中古車, トヨタ認定中古車)から自動収集した掲載データ 1519台(2026-07-03 〜 2026-08-02)を集計した分析です。日本の中古車市場全体の動向を示すものではなく、掲載データからは売買の成約は分かりません。購入判断は必ず現車確認と販売店への確認のうえで行ってください。次回の更新は来月初旬を予定しています。

1,519台超のステップワゴンスパーダから条件に合う1台を

特に SPADA PREMIUM LINE・低走行帯, 愛知県の高値個体, e:HEV表記の動向 は出物が出ると早く動きます。4サイトの新着を30分ごとにチェックして、LINEで即通知。
この月次レポートも毎月3日にLINEで届きます。

LINEで新着通知を受け取る

過去のステップワゴンスパーダに関する記事

ホンダ ステップワゴンスパーダ の関連ページ

※ この記事のデータは中古車ウォッチがグーネット・ネクステージ・日産公式中古車・トヨタ認定中古車を横断して収集した2026年8月3日時点の情報です。実際の価格・在庫は各サイトにてご確認ください。