グレード表記が揺れた月、それでもハリアーの中央値は345万円 | トヨタ ハリアー 中古相場分析【2026年9月版】— 7910台集計

最終更新: | 7,910台・8サイトのデータに基づく

中央値345万円、前月から動いた幅はわずか1万円。それなのに、今月の集計はグレード表記のほうが大きく揺れた——。当サービスが8サイト(カババ、カーセンサー、グーネット、車選びドットコム、ネクステージ、日産公式中古車、トヨタ認定中古車、ヤフオク)から2026年8月6日〜9月5日に収集したトヨタ ハリアー7,910件を集計し、価格の重心・年式の断層・グレードごとの値付けを丸ごと分解する。掲載終了までの中央値は11日。迷っている間に消える速度の中で、どこを狙うべきかを数字で示したい。

市場サマリー

掲載台数
7,910台
価格帯
53〜1162万円
中央値
345万円
走行中央値
3.8万km

ハリアーの新着を見逃さない

今月の注目: Zレザーパッケージ 2021〜2022年式, 走行3〜5万km・修復歴なし, 340万円以下
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📝 本稿の読み方

TL;DR / 今月の要点

📊 今月の主要数値(当サービス集計)

今月のトップ3変化(前月比)

PREMIUM表記の掲載が前月822件から今月0件に

当サービスの集計で、前月に822件・中央値220万円だったPREMIUM表記の掲載が、今月は0件として集計された。ただし今月はグレード判定率が68.4%から51.7%へ16.7ポイント低下しており、この変化はグレード判定精度の影響を含む可能性がある。実車の流通が途絶えたと断定できる材料はなく、先代年式の個体が「判定不能」側に回った結果と読むのが妥当だろう(推測)。

ELEGANCE表記も268件→0件、価格帯は前月187万円だった

前月268件・中央値187万円と、本集計の中でも最も手の届きやすい層を形成していたELEGANCE表記が、今月は0件として集計された。これもグレード判定精度の影響を含む可能性がある変化で、希少化と受け取るべきではない。実際、判定不能グループの中央値は前月350万円から今月308万円へ下がっており、安価な先代個体がそちら側に移った形跡と整合する。

PROGRES表記140件→0件、判定不能は+52.4%の増加

前月140件・中央値260万円だったPROGRES表記も今月は0件。同時に判定不能グループは2,505件→3,817件へ+52.4%の増加となった。当サービスの集計上、これら3つの表記の減少と判定不能の膨張は同じ現象の裏表と見るのが自然で、グレード判定精度の影響を含む可能性が高い。価格そのものは中央値346万円→345万円と安定しており、値動きの話として読む必要はない。

トヨタ ハリアー 中古市場の輪郭(当サービス集計)

7,910件。これが当サービスが2026年8月6日〜9月5日の30日間に8サイトから収集したハリアーの掲載数だ。期間末時点でも掲載が続いていたのは6,541件で、内訳はグーネット2,122件、ネクステージ1,603件、カーセンサー1,031件、車選びドットコム1,017件、トヨタ認定中古車1,000件、ヤフオク1,000件、カババ125件、日産公式中古車12件。なお、ヤフオクの表示価格は開始価格や現在価格であり落札価格ではないため、価格集計からは外している。

価格が入っていた6,788件の中央値は345万円。安めの4分の1が280万円、高めの4分の1が395万円で、最安層(下位5%)は180万円、最上層(上位5%)は470万円だった。平均は336万円と中央値の345万円にほぼ並び、山の頂点は340〜360万円帯(769件)。つまりハリアーは「300万円台後半に人が集まる、ほぼ左右対称の分布」を描いている。最高値は1,162万円が1件だけあり、これは分布の外側にぽつんと立つ例外だ。

サイトごとの中央値も面白いほど揃っている。トヨタ認定中古車349万円、グーネット348万円、ネクステージ345万円、車選びドットコム341万円、カーセンサー339万円——最大でも10万円の幅に収まる。ただし中央年式はトヨタ認定中古車とグーネットが2022年、他の主要3サイトが2021年で、認定中古車は走行距離中央値34,000kmと最も若い個体が並ぶ。同じ価格帯でも中身の新しさは違う、と読める。

動きも活発だ。期間中の新規掲載は6,635件、掲載終了は1,369件。週別では8月27日週の新規が3,179件と突出しているが、これは収集条件の拡張など取り込み側の要因を含む可能性があるため、水準の議論には使わないほうがいい(推測)。確かなのは、掲載終了までの日数の中央値が11日という速さである。

年式別の相場と世代の断層

本集計でいちばん見応えがあるのは、年式をまたいだときに現れる「段差」だ。2019年式の中央値270万円に対し、2020年式は322万円。差は+52万円で、これは2020年6月のフルモデルチェンジ(現行型の登場)という車種プロフィール上の節目とぴったり重なる。1年式違うだけで、Gグレード1台分に近い差が生まれている計算になる。

もうひとつの段差は2022年式346万円→2023年式379万円の+33万円。車種プロフィールでは2023年頃に一部改良が入り、GR SPORTが設定された可能性が高いとされている(正確な時期・内容は要検証)。改良の内容差だけでなく、2023年式は当サービスの集計で1,679台と最も台数が多く、年式が新しいぶん走行距離中央値も29,000kmと若い。値段が上がる理由が二重に効いている、と見える。

年式 台数 中央価格 走行距離中央値
2016年 228台 198万円 73,000km
2017年 465台 221万円 66,000km
2018年 274台 238万円 63,000km
2019年 176台 270万円 55,000km
2020年 778台 322万円 48,000km
2021年 1,514台 336万円 42,000km
2022年 547台 346万円 39,000km
2023年 1,679台 379万円 29,000km
2024年 1,026台 404万円 22,000km
2025年 414台 442万円 9,000km
2026年 90台 520万円 2,000km

注目したいのは2020年式から2022年式の「なだらかさ」だ。322万円→336万円→346万円と、3年式ぶんでわずか24万円しか動かない。現行型の最初期でも値落ちが緩やかで、逆に言えば2020年式を選ぶ価格メリットは思ったほど大きくない。一方、2019年式以前へ一歩下がると270万円、2017年式なら221万円と一気に軽くなる。予算の壁が280万円あたりにある読者にとって、この境界は現実的な分岐点になる。

前月との比較では、2024年式が410万円→404万円(−6万円)、2017年式が233万円→221万円(−12万円)と古い年式・中間年式がわずかに軟化。逆に2025年式は432万円→442万円、2026年式は493万円→520万円(+27万円)と上振れした。新しい年式ほど台数が少なく振れやすいため、この上振れは傾向として眺める程度に留めたい。

グレード別の値付け

グレードの階段は、驚くほどきれいに並んでいる。当サービスの集計でグレードを判定できた個体を並べると、Zレザーパッケージ394万円、Z 363万円、G 336万円、S 280万円。上から順に31万円、27万円、56万円の刻みだ。

グレード 台数 中央価格 中央年式 走行距離中央値
Zレザーパッケージ 1,744台 394万円 2022年 33,000km
Z 1,228台 363万円 2023年 31,000km
G 904台 336万円 2023年 31,000km
S 210台 280万円 2023年 40,000km
GR SPORT 7台 290万円 2019年 30,000km
判定不能 3,817台 308万円 2020年 46,000km

面白いのはZとGの中央年式・走行距離がまったく同じ2023年式・31,000kmでありながら、27万円の差がついている点だ。条件を揃えても装備差はきっちり値段に出る、ということになる。年式を重ねて見るとさらに鮮明で、Zレザーパッケージは2020年式348万円→2021年式363万円→2023年式421万円→2024年式440万円→2026年式565万円と一段ずつ上がる。Zは2020年式325万円→2023年式386万円→2025年式443万円。Gは2020年式290万円→2023年式347万円→2025年式378万円だ。

一方でSだけは階段になっていない。2020年式277万円、2021年式264万円、2022年式280万円、2023年式290万円、2024年式290万円と、年式が新しくても伸びが乏しく、2021年式が最も安い。台数が各22〜98台と控えめなので傾向として見る程度だが、装備の簡素なエントリーグレードは年式プレミアムが乗りにくい、と読める。

新車価格との照合も試みたい。車種プロフィールではZレザーパッケージのガソリン2WDが約399万円と推定されている(推定値・要検証)。この推定を基準にすると、2020年式Zレザーパッケージの中央値348万円は残価87%相当という参考値になる。6年落ちでこの水準なら、リセールの強さという評判は当集計の数字とも矛盾しない。

GR SPORTは7台のみで中央値290万円。少数サンプルの参考値であり、中央年式が2019年と表示されている点からも、グレード判定精度の影響を含む可能性がある。前月は0件だったが、これも実際の流通変化と断定はできない。

そして最大のグループが判定不能の3,817台(中央値308万円、中央年式2020年)。今月はグレード判定率が51.7%に下がっており、特にグーネットの独特なタイトル表記が判定を難しくしている。数字を読むときは、この「判定できていない半分」の存在を頭の隅に置いておきたい。

走行距離とコンディションでみる価格

距離のグラフは、途中で一度だけ崖になる。当サービスが収集したデータを走行距離帯で切ると、0-1万km帯438万円(484台)、1-2万km帯395万円(906台)、2-3万km帯378万円(1,165台)、3-5万km帯345万円(2,004台)、5-8万km帯285万円(1,715台)、8-12万km帯200万円(576台)、12万km超175万円(78台)。

2-3万kmから3-5万kmで33万円、そこから5-8万kmで60万円。この5万km前後の落差がハリアーで最も大きい段差だ。逆に言えば、3-5万km帯は最多の2,004台が集まり、その中央値345万円は全体の中央値345万円とぴったり一致する。ハリアー選びの「標準ゾーン」がここにあると考えていい。

低走行のプレミアムも明快だ。0-1万km帯と1-2万km帯の差は43万円。ただし中身を年式で分けると景色が変わる。2023年式の0-1万km帯は423万円、1-2万km帯は394万円で差は29万円。2024年式では0-1万km帯420万円に対して1-2万km帯402万円と、差は18万円まで縮む。むしろ2024年式は0-1万km帯(97台)より2025年式の0-1万km帯(200台)のほうが447万円と高く、距離より年式が効く場面がある。意外にも、走行距離を詰めるより1年新しい個体を探したほうが割高になる、というわけだ。

過走行側の値ごろ感も見ておきたい。2020年式の5-8万km帯は310万円で、同年式の3-5万km帯332万円との差は22万円。2021年式なら5-8万km帯325万円に対し3-5万km帯337万円で、差はわずか12万円しかない。距離を許容してもさほど安くならない年式がある一方、2023年式の8-12万km帯は326万円(10台、少数の参考値)と、新しさと距離のトレードオフが極端に出るケースもある。

車検については、記録が取れた5,335台のうち63%が車検整備付などの区分に該当した。残存期間の分布は12-18か月が597台で最多、24か月以上は60台のみ。価格面では車検残ありの1,908台が349万円、車検整備付/なしの3,415台が345万円で差は1.2%(参考値、出品者の属性と絡む可能性あり)。車検残の有無で値付けが大きく変わる車種ではない、というのが本集計の読みだ。

属性別の供給 — MT/AT・色・地域・修復歴

属性別に切ると、いくつか「おや?」と思う数字が出てくる。まず変速機。当サービスの集計では、AT表記が4,479台で中央値346万円、MT表記が444台で333万円、不明が2,987台となっている。ハリアーはCVTと電気式無段変速機の設定であり、MT表記の444台は出品側の表記揺れを拾った可能性が高い(推測、確証なし)。13万円という価格差も、変速機の違いというより中身の年式構成の差と見るべきだろう。

ボディカラーは実用的な示唆がある。黒系2,695台・中央値339万円、白系2,096台・350万円。台数は黒が多いのに、値付けは白のほうが11万円高い。銀・灰系は141台で292万円と一段安く、青系49台302万円、赤系28台281万円は台数が少なめなので傾向として見る程度に留めたい。予算重視なら銀・灰系、リセール重視なら白系、という色の選び分けが数字の上では成立する。

地域分布は愛知県の1,046件が突出。以下、大阪府364件、福岡県350件、千葉県310件、埼玉県305件、北海道261件、神奈川県219件と続く。中央値は神奈川県375万円が最も高く、大阪府360万円、愛知県347万円、北海道327万円、茨城県319万円。神奈川県と茨城県の差は56万円で、これはグレード1段ぶんに相当する。ただし本集計は8サイトの掲載データであり、地域ごとに掲載量の偏りがある点は割り引いて読む必要がある。

修復歴は、良い意味で拍子抜けする数字だった。記録のある6,131台のうち「あり」はわずか59台。中央値は316万円で、「なし」の6,072台346万円に対して−8.7%の差にとどまる。母数59台の少数サンプルなので断定はできないが、SUVとしては珍しく修復歴ありの流通が薄く、値引き幅も控えめ。裏を返せば、修復歴なしが当たり前の環境で、あえて修復歴ありを選んでも30万円ほどしか浮かないということだ。車種プロフィールでも下回りの傷や被水歴の確認が推奨されており、価格差の小ささを考えれば無理をする理由は乏しい。

データが示す「お得ゾーン」と「プレミアムゾーン」

分布の両端を覗くと、ハリアーというクルマの二面性がはっきり見えてくる。

当サービスの集計で下位10%にあたるのは209万円以下の686台。中央年式は2015年、走行距離中央値は80,000kmで、修復歴ありの比率は2.8%。グレードはすべて判定不能に分類されており、これは古い年式の掲載タイトルから装備グレードを読み取れないケースが多いためだ。ここは「ハリアーのデザインと質感を200万円前後で手に入れる」ゾーンで、年間走行距離が短く、街乗り中心で使う読者には現実的な選択肢になる。ただし装備差が大きい車種なので、車両価格だけでなくバックカメラや周辺監視機能の有無を実車で確かめたい。

上位10%は442万円以上の706台。中央年式2024年、走行距離中央値16,000km、修復歴ありはわずか0.2%。グレード構成はZレザーパッケージ43.2%、Z 10.1%、G 0.8%、残りは判定不能45.9%だ。ほぼ「Zレザーパッケージ+2024年式以降+2万km未満」で埋め尽くされている。新車の納期や値上げを考えると、この層は新車に近い条件を即納で得るための価格、と読める(解釈)。

では狙い目はどこか。本集計の数字を素直に読むなら、3-5万km帯(2,004台・345万円)の2021〜2022年式Zまたはレザーパッケージが最もボリュームがあり、比較対象に困らない。価格交渉の材料も揃う。一方、300万円を切りたいなら2020年式のG(290万円)やS(277万円)、あるいは2019年式以前(270万円以下)へ視野を広げるのが早い。

そして、ここが最大の問題だ。当サービスが観測した掲載終了までの日数は中央値11日、下位4分の1は4日で消えている。前月の中央値9日からは2日延びたものの、条件を絞り込んだ「これだ」という1台は、週末に見比べているうちに掲載が終わっている確率が高い。7,910件という母数の中から自分の条件に合う数十台を毎日拾い続ける作業は、人力では続かない。だからこそ、8サイトを自動で巡回して新着と価格変動を拾い上げる仕組みが要る。

よくある質問(当サービス集計での回答)

Q1. ハリアーの中古相場はいくらですか?

当サービスの集計では、8サイトから収集した7,910件(2026年8月6日〜9月5日)のうち価格情報のある6,788件で中央値345万円でした。安めの4分の1が280万円、高めの4分の1が395万円、最安層(下位5%)が180万円、最上層(上位5%)が470万円です。価格の山は340〜360万円帯にあります。なおヤフオクの表示価格は開始価格・現在価格のため価格集計からは除外しています。

Q2. いまは買い時ですか?

当サービスの集計では、価格中央値は前月346万円から今月345万円へ−1万円とほぼ横ばいで、安めの4分の1(281万円→280万円)、高めの4分の1(397万円→395万円)も同様に微動です。急いで買う理由も、待つ理由も数字からは見えません。一方で掲載終了までの中央値は9日から11日へ延び、掲載終了件数は1,086件→1,220件へ+12.3%の増加。条件を決めているなら、動きの速さのほうが買い時判断より重要です。

Q3. 狙い目の年式はどこですか?

当サービスの集計では、2020年式322万円・2021年式336万円・2022年式346万円と、現行型の初期3年式が24万円幅に収まっています。2023年式379万円との間には+33万円の段差があるため、コスト重視なら2021〜2022年式が効率的です。逆に予算280万円以下なら、2019年式270万円以前まで下げると選択肢が一気に広がります(2017年式221万円、2016年式198万円)。

Q4. 走行距離はどこまで許容できますか?

当サービスの集計では、3-5万km帯が2,004台・中央値345万円と最多で、全体の中央値と一致します。ここから5-8万km帯は285万円へ60万円下がり、8-12万km帯は200万円。段差が最も大きいのは5万km前後です。ただし2021年式では3-5万km帯337万円と5-8万km帯325万円の差が12万円しかなく、年式によっては距離を許容しても割安になりにくい点に注意してください。

Q5. グレードによる価格差はどれくらいですか?

当サービスの集計では、Zレザーパッケージ1,744台/394万円、Z 1,228台/363万円、G 904台/336万円、S 210台/280万円です。ZとGは中央年式・走行距離がともに2023年式・31,000kmと同条件ながら27万円の差。Zレザーパッケージは最上位らしく、上位10%(442万円以上)の43.2%を占めます。なお今月はグレード判定率が51.7%で、判定できていない個体が3,817台ある点は割り引いてお読みください。

Q6. 今月のデータでグレード表記が大きく変わったのはなぜですか?

当サービスの集計では、前月にPREMIUM 822件・ELEGANCE 268件・PROGRES 140件として計上されていた表記が今月は0件となり、同時に判定不能が2,505件→3,817件へ+52.4%の増加となりました。ただしグレード判定率が68.4%から51.7%へ低下しているため、これはグレード判定精度の影響を含む可能性が高く、実車の流通が途絶えたとは言えません。価格中央値が345万円で安定していることも、値動きではなくデータ品質側の変動であることを示唆しています。

Q7. 狙いの条件でハリアーの新着を毎日追うにはどうすればいいですか?

当サービスの集計は、LINEの「中古車ウォッチ」が実際に稼働しているデータから生成されています。友だち追加して車種名を送るだけで、カババ・カーセンサー・グーネット・車選びドットコム・ネクステージ・日産公式中古車・トヨタ認定中古車・ヤフオクの8サイトを毎日自動巡回し、新着・価格変動・掲載終了をLINEに通知します。グレード・価格帯・走行距離・地域などの複合条件で絞り込みが可能。無料プラン(24時間遅延・1車種監視)から試せ、リアルタイム通知やAI分析を含む有料プランは月額780円からです。掲載終了までの中央値が11日という速さでは、自動追跡が現実的な手段になります。

2026年9月のハイライトと注意点

今月いちばんの発見は、価格ではなく「表記」のほうが動いたことだ。当サービスの集計で価格中央値は346万円→345万円とわずか1万円の変化にとどまった一方、グレード判定率は68.4%から51.7%へ16.7ポイント低下し、判定不能が3,817台まで膨らんだ。前月まで計上されていたPREMIUM・ELEGANCE・PROGRESの各表記が0件になったのも、この判定精度の変動と表裏一体で、流通が途絶えたと読むべきではない。数字が動いたときに、それが値動きなのかデータの都合なのかを切り分けられるかどうかが、相場を追ううえでの分かれ目になる。なお本集計は8サイトの掲載データに基づくもので、ヤフオクの価格は落札価格ではなく開始価格・現在価格である点、そして地域によって掲載量に偏りがある点は、読み解く際に必ず割り引いていただきたい。

本レポートは、中古車ウォッチが 8サイト(カババ, カーセンサー, グーネット, 車選びドットコム, ネクステージ, 日産公式中古車, トヨタ認定中古車, ヤフオク)から自動収集した掲載データ 7910台(2026-08-06 〜 2026-09-05)を集計した分析です。日本の中古車市場全体の動向を示すものではなく、掲載データからは売買の成約は分かりません。購入判断は必ず現車確認と販売店への確認のうえで行ってください。次回の更新は来月初旬を予定しています。

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