「グレード不明107台」が消えた月、エリーゼ185台の価格地図 | ロータス エリーゼ 中古相場分析【2026年10月版】— 185台集計
最も古い1997年式の中央値が533万円。いっぽう2003年式は389万円。エリーゼは「古いほど安い」が通用しない。当サービスが3サイト(カババ、カーセンサー、グーネット)から2026年9月11日〜10月11日に収集した185台を集計したところ、価格中央値は589万円、最安層は412万円、最上層は1247万円という、ひとつの車名とは思えない幅が見えた。生産終了から5年。この軽量ミッドシップの値付けを、データだけを頼りに読み解く。
市場サマリー
エリーゼの新着を見逃さない
今月の注目: 2022年式ファイナル級, 1.6の500万円台, 走行3〜5万kmのシリーズ3
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📝 本稿の読み方
- 分析対象: 3サイト(カババ, カーセンサー, グーネット)の掲載データ 185台、期間 2026-09-11 〜 2026-10-11
- 集計方法: 期間中に各サイトに掲載されていた車両を集計しています。同じ車両が複数サイトに掲載されている場合は、それぞれを別の掲載として数えています。
- メルカリや個人 SNS の売買、ディーラー店頭のみで売られている車両は対象外です
- 地域によってサイトの掲載量に偏りがあり、全国を均等にカバーしているわけではありません
- グーネット掲載車両はタイトル表記が独特で、グレードを判別できないものは『不明』として集計しています
TL;DR / 今月の要点
- 当サービスが3サイトから収集した185台(うち掲載中157台)の価格中央値は589万円。前月の569万円から+3.5%の上昇で、安めの4分の1の線も463万円→496万円へ切り上がった
- グレード表記が前月の和名ベースから英字グレード名ベースへ総入れ替え。「グレード不明・その他」107台が今月は0件になったが、これは分類ルール刷新によるラベル付け替えの影響が大きい(実車の流通が消えたという意味ではない)
- 年式別の中央値は2012年式499万円 → 2013年式706万円で+207万円の段差。シリーズ3の後期以降は年を追うごとに右肩上がりで、2022年式は1270万円
- 1997年式533万円 > 2003年式389万円。最古のシリーズ1が中期シリーズ2より高いという逆転が本集計でも明確
- グレード別はベース扱い146台/593万円、1.6が20台/549万円、SCが6台/653万円(少数サンプル)
- 走行8万〜12万km帯の中央値544万円が、5万〜8万km帯の470万円を上回る。古い個体ほど高いという年式要因が距離要因を食っている
- 掲載から掲載終了までの日数は中央値20日(参考値)。前月の3日からは伸びたが、気づいた翌週には消えている計算になる
📊 今月の主要数値(当サービス集計)
- 価格中央値: 589万円
- 中央値の前月比: +3.5%
- 集計台数: 185台(3サイト)
- 掲載期間の中央値: 20日
今月のトップ3変化(前月比)
「グレード不明・その他」107台が今月は0件に — ただし中身は表記の総入れ替え
前月は107台を占めていた「グレード不明・その他」が、今月の集計では0件。代わりに英字表記の「Elise(ベース)」が0台→146台で登場している。当サービスのグレード判定ルールが刷新され、同じ車両群に別のラベルが付いた結果と見るのが自然で、実車の流通が途絶えたわけではない。前月中央値571万円と今月のベース扱い593万円を直接比較するのは避けたい。
「1.6」も表記が切り替わり、16台→0台/0台→20台
前月16台だった和名表記の「1.6」が今月0台、入れ替わりに英字表記の1.6が20台で計上された。中央値は前月548万円に対し今月549万円とほぼ同水準で、ラベルが変わっても価格の実像は動いていない。判定精度の影響を含む可能性があるため、台数の増減そのものを需給の変化と読むのは危険だ。本集計で見るべきは、1.6が500万円台後半に固まっているという価格の安定感のほうだろう。
「スポーツ220 II」「スポーツ」系の表記も消え、上位価格帯の内訳が見えにくくなった
前月は中央値873万円の「スポーツ220 II」が8台、607万円の「スポーツ」が7台と、上位価格帯の内訳が名前で追えていた。今月はこれらの表記が集計上現れず、多くがベース扱いに吸収されている。結果としてベース扱いの高めの4分の1が783万円まで伸びた。推測だが、上位ラインの車両そのものは掲載され続けており、見え方だけが変わったと解釈できる。
ロータス エリーゼ 中古市場の輪郭(当サービス集計)
まず全体の輪郭から。当サービスが3サイトを巡回して収集したエリーゼは、この30日間で185件(うち掲載中157件)。内訳はカーセンサー80件、グーネット69件、カババ36件で、価格が取れた125件の中央値は589万円だった。安めの4分の1が496万円、高めの4分の1が750万円。最安層(下位5%)は412万円、最上層(上位5%)は1247万円で、上下の開きはおよそ3倍にもなる。平均は643万円と中央値より54万円高く、高値側に長い裾を引いた分布であることが読み取れる。
価格の山は二つある。400万〜500万円のゾーンに35台、550万〜600万円に19台。ここが本集計の「厚い部分」で、エリーゼを探し始めた読者が最初に出会う価格帯もおそらくここだ。いっぽう1150万円以上にも8台が居座っており、この層が平均値を押し上げている。
サイトごとの顔つきも違う。カーセンサーは中央値583万円・中央年式2012年・走行3.1万km、グーネットは592万円・2013年・2.9万kmとよく似ているが、カババは中央年式2011年・走行4.3万kmとやや古め・やや多めで、価格の集計には必要な情報が揃わず今回は数字を出していない。「どのサイトを見るか」で出会う個体の性格が変わる、という当たり前の事実が数字でも裏付けられている。
掲載の出入りも活発だ。期間中に新しく掲載が始まったのが33件、掲載が終了したのが28件。掲載中の在庫は前月151件から157件へ微増している。前月との比較では中央値が569万円→589万円へ+3.5%の上昇、安めの4分の1も463万円→496万円へ+7.1%の上昇と、特に安価帯の底が切り上がった一か月だった。
年式別の相場と世代の断層
エリーゼの年式別グラフは、きれいな右肩下がりにはならない。本集計で最初に目を引くのは、1997年式の中央値533万円が、2003年式の389万円、2005年式の420万円をあっさり上回っていることだ。つまり最も古いシリーズ1が、中期のシリーズ2より高い。ローバーK型を積んだ初期型は、価格表の上では「旧車」ではなく「ヒストリックな工業製品」として扱われている、と読める。
世代の節目を軸に見ていこう。1996年に登場したシリーズ1は本集計で1997年式9台・533万円、1998年式4台・549万円(4台は少数の参考値)。2000年のシリーズ2へのフルモデルチェンジ以降は一度値が落ち、2002年428万円、2003年389万円が底。トヨタ製2ZZ-GEを得た2004年の節目では516万円(10台)と持ち直すが、2005年420万円、2006年449万円、2007年457万円と、再び400万円台後半のレンジに落ち着く。この400万円台のかたまりが、本集計で最も手の届きやすいゾーンだ。
断層が最も大きいのは2010年のシリーズ3移行と、その3年後だ。2009年式470万円 → 2010年式549万円で+79万円。さらに2012年式499万円 → 2013年式706万円で+207万円という段差がある。2013年はCup 220が加わった時期にあたり、仮説として、上位エアロ仕様が混ざることで年式のまとまりごと価格が押し上げられている可能性がある(グレード表記の都合で内訳までは特定できず、確証はない)。
そこから先は素直な上昇カーブだ。2014年607万円、2015年705万円、2017年785万円、2018年834万円、2019年873万円、2021年967万円。そして最終ロットが登録されたと見られる2022年式は14台で1270万円。2010年式の549万円と比べると2.3倍で、同じ車名の中に軽自動車2台分以上の差がある計算になる。
前月との比較では、2000年式が412万円→613万円(+201万円)、2017年式が650万円→785万円(+135万円)と大きく動いたが、いずれも各年4〜6台規模の少数サンプル。傾向として眺める程度にとどめたい。逆に2021年式は1278万円→967万円へ下がっており、これも台数が5台と少ないため、出品個体の入れ替わりによる揺れと見るのが妥当だろう。以下は当サービスが集めた主な年式の中央値である。
| 年式 | 台数 | 中央値 | 中央走行距離 |
|---|---|---|---|
| 1997 | 9 | 533万円 | 5.3万km |
| 2004 | 10 | 516万円 | 4.5万km |
| 2007 | 10 | 457万円 | 5.8万km |
| 2010 | 9 | 549万円 | 3.9万km |
| 2012 | 11 | 499万円 | 3.5万km |
| 2013 | 14 | 706万円 | 3.6万km |
| 2015 | 9 | 705万円 | 3.1万km |
| 2018 | 8 | 834万円 | 2.4万km |
| 2019 | 8 | 873万円 | 1.5万km |
| 2022 | 14 | 1270万円 | 0.6万km |
グレード別の値付け
今月のグレード分析は、少し特殊な事情を抱えている。当サービスのグレード判定ルールが刷新され、前月まで和名で並んでいた「エリーゼ スポーツ220 II」「エリーゼ スポーツ」「グレード不明・その他」といった表記が、今月は英字のグレード名体系に置き換わった。その結果、収集した185台のうち146台が「ベース扱い」に集約されている。実車の構成が一夜で変わったわけではなく、ラベルの付け方が変わったと理解してほしい。
その前提で数字を見る。ベース扱い146台の中央値は593万円、安めの4分の1が485万円、高めの4分の1が783万円。中央年式2012年、中央走行3.0万km。この783万円という上位ラインに、前月まで「スポーツ220 II」などの名前で見えていた上位仕様が溶け込んでいると考えられる。幅が広いぶん、グレード名だけで判断せず、年式と装備を個別に確認する必要がある帯だ。
次いで多いのが1.6で20台、中央値549万円(安めの4分の1が498万円、高めが588万円)。シリーズ3のエントリーとして2010年に加わった1.6L・134PS仕様で、英国での新車価格は£22,000台が目安とされている。中央年式2012年・走行3.6万kmで550万円前後という値付けは、本集計のなかでは「シリーズ3の最も現実的な入口」と言っていい。年式を追うと2011年式547万円、2013年式583万円、2014年式700万円と上がっていくが、後半は各3台前後の少数サンプルなので傾向として見る程度に。
上を見れば、スーパーチャージャー仕様のSCが6台で中央値653万円。1.6より約100万円高く、ベース扱いの中央値も60万円上回る。台数が少ないため断定はできないが、過給付きに明確な上乗せが乗っているのは確かだ。中央年式2011年・走行3.2万kmというコンディションを考えると、218PS級の動力性能に対して割安感すら漂う。
旧世代側では111Sが5台で513万円、111Rが4台で449万円(参考値)。VVC搭載の111Sの中央年式が2000年であるのに対し、トヨタ2ZZ-GEと6速MTを得た111Rは2006年。年式では6年新しいのに111Rのほうが64万円安い。少数サンプルの比較ではあるが、ここでも「古いシリーズ1系が高い」という本集計全体の傾向がそのまま出ている。クラブレーサーは2台・546万円で、これは参考値として眺めるにとどめたい。
主要グレードを一覧にしておく。
| グレード | 台数 | 中央値 | 中央年式 | 中央走行距離 |
|---|---|---|---|---|
| ベース扱い | 146 | 593万円 | 2012 | 3.0万km |
| 1.6 | 20 | 549万円 | 2012 | 3.6万km |
| SC | 6 | 653万円 | 2011 | 3.2万km |
| 111S | 5 | 513万円 | 2000 | 4.2万km |
| 111R | 4 | 449万円 | 2006 | 5.2万km |
走行距離とコンディションでみる価格
意外な数字から入りたい。当サービスが集めた185台を走行距離帯で割ると、8万〜12万km帯の中央値が544万円。これは5万〜8万km帯の470万円を74万円も上回っている。距離を走った個体のほうが高い、という一見あべこべな結果だ。
種を明かせば年式である。8万〜12万km帯12台の中央年式は2006年だが、この帯には1997年式が4台(498万円)含まれている。走行距離より「どの世代か」が値付けを支配しているわけだ。サンプルが12台と少ないため傾向として見る程度だが、エリーゼを探すうえで「距離だけで足切りすると初期型の良個体を取りこぼす」という教訓は押さえておきたい。
残りの帯は素直だ。0〜1万kmが20台で1108万円(中央年式2022年)、1万〜2万kmが26台で780万円(2017年)、2万〜3万kmが33台で614万円(2013年)、3万〜5万kmが52台で548万円(2011年)。最も台数が多いのは3万〜5万km帯で、本集計の「主戦場」はここ。走行3万〜5万kmで550万円前後という水準が、シリーズ3中期を狙う際の基準線になる。
0〜1万km帯の1108万円は、2万〜3万km帯の614万円のおよそ1.8倍。ただしこの帯の中央年式は2022年なので、純粋な低走行プレミアムというより、最終ロットのプレミアムが重なった数字と読むのが正確だ。同じ低走行でも、2007年式で1万km未満の個体は485万円(2台の参考値)に沈んでおり、「走っていないこと」単独の価値は思ったほど大きくない。
状態面で触れておくと、修復歴の情報が取れたのは185台中135台。そのうち「修復歴あり」は0件で、集計上は全件が「なし」だった。接着アルミ構造のシャシーは一般的な板金とは工法が異なるため、修復歴の有無は記載だけで判断せず、専門ショップでの確認を勧めたい、というのが車両の成り立ちから言えることだ。
車検については、情報が取れた89台のうち車検整備付が38.2%。残り期間の分布は6〜12か月が22台と最も多く、0〜6か月が15台、12〜18か月が10台、18〜24か月が8台。車検残ありの51台が590万円、車検整備付または記載なしの38台が597万円で、価格差は−1.1%とほぼ無視できる水準だった(表記の自動解析による参考値)。
属性別の供給 — MT/AT・色・地域・修復歴
まず、この車に関しては迷う必要のない項目がある。変速機だ。当サービスが収集した185台のうち、情報が取れた110台はすべてMT。ATもCVTも0件である。中央値は593万円。情報が取れなかった75台(中央値558万円)を含めても、エリーゼ選びに「MTかATか」という分岐は存在しない。乗り降りの悪さや荷室の狭さと並んで、これは買う前に覚悟しておく前提条件だ。
色は面白い。情報が取れた113台のうち最多は青系34台で中央値600万円、次いで白系26台・589万円、黄系20台・530万円。黄系が全体中央値より59万円安いのは、台数が多く選択肢が豊富なぶん競合しているためと解釈できるかもしれない(推測であり確証はない)。いっぽう銀・灰系14台は740万円とひときわ高く、橙・茶系4台は827万円。後者は4台の少数サンプルだが、クロームオレンジのような英国車らしい特別色が高値側に寄る傾向は、車両の成り立ちから語られる人気色の話とも符合する。ブリティッシュレーシンググリーンを含む緑系は2台・668万円と、本集計では玉数そのものが極端に少なかった。色にこだわるなら、待つ覚悟がいる。
地域はどうか。所在地が取れた117台で最も多いのは神奈川県17台(541万円)、東京都15台(550万円)、茨城県12台(546万円)、愛知県12台(589万円)。関東と中京で約半数を占める。価格で目立つのは大阪府の8台・1125万円で、全体中央値の倍近い。少数サンプルなので断定は避けるが、特定の販売店が最終ロット級の高価格帯をまとめて扱っている可能性がある。逆に静岡県5台393万円、福岡県7台441万円、北海道5台459万円と、西日本・北海道には400万円台の個体が集まっている。遠方からの購入を厭わないなら、ここは実利のある差だ。兵庫県10台668万円、岐阜県9台548万円と、近接県でも100万円以上の開きがある点は覚えておきたい。
なお、色・所在地・変速機といった属性は掲載内容から機械的に読み取っているため、情報が取れるのは全体の6割前後にとどまる。母数が小さい項目ほど、数字は「傾向」として受け止めてほしい。
データが示す「お得ゾーン」と「プレミアムゾーン」
安い側と高い側、それぞれの顔を見てみよう。当サービスが収集した185台のうち、価格が下位10%に入るのは428万円以下の13台。中央年式2004年、中央走行4.5万km、構成はベース扱いが92.3%、111Sが7.7%。要するに、シリーズ2中期の走行5万km前後が「エリーゼの底値ゾーン」を形成している。年式別で見ても2003年389万円、2005年420万円、2002年428万円とこの帯に符合する。トヨタ製エンジン化前後の個体が中心なので、ローバーK型であればヘッドガスケットまわりの整備履歴、2ZZ-GE系ならバルブ機構のオイルコントロールバルブやクラッチの状態を確認したい。整備費を織り込めるなら、400万円台前半でミッドシップの素の手応えが手に入るのは率直に魅力的だ。
反対の上位10%は896万円以上の14台。中央年式2022年、中央走行7500km、構成はベース扱い92.9%、1.6が7.1%。走行1万km未満で最終ロット級という、ほぼ「未使用に近い記念碑」の集まりだ。1250万〜1300万円のレンジだけで5台ある。生産終了から5年が経ち、今後新たに増えることのない個体群であることを考えると、この層を資産として見る買い方は成立しうる(将来の値動きを保証するものではない)。
中間の読者に薦めたいのは、やはり3万〜5万km・548万円を中心とするシリーズ3前期だ。52台と最も厚く、比較対象に困らない。1.6の549万円を基準に、過給が欲しければSCの653万円へ、という段取りが現実的に思える。
ただし、ここに一つ厄介な事実がある。当サービスが掲載終了を観測できた18台について、掲載から終了までの日数は中央値20日(安めで11日、長い側で45日・参考値)。前月は中央値3日だったから落ち着いたとはいえ、気づいて週末に見に行こうと思った頃には、もう半分が消えている計算だ。しかも今月は新しい掲載が33件、終了が28件と出入りが激しく、掲載中の157台は常に顔ぶれを変えている。青い個体を待つ、緑を待つ、1万km未満を待つ——そういう「条件を絞った待ち方」をするほど、毎日3サイトを自分の目で見て回るのは非現実的になる。エリーゼ探しは、根気より仕組みの問題だ。
よくある質問(当サービス集計での回答)
Q1. エリーゼの中古相場はいくらですか?
当サービスが3サイト(カババ、カーセンサー、グーネット)から2026年9月11日〜10月11日に収集した185台のうち、価格が取得できた125台の中央値は589万円でした。安めの4分の1が496万円、高めの4分の1が750万円、最安層(下位5%)が412万円、最上層(上位5%)が1247万円です。ひとつの車名で3倍の幅があるため、「エリーゼはいくら」ではなく「どの世代のエリーゼはいくら」で考えるのが実用的です。
Q2. いま買い時ですか?
当サービスの集計では、価格中央値が前月の569万円から589万円へ+3.5%の上昇、安めの4分の1も463万円→496万円へ+7.1%の上昇と、特に安価帯の底が切り上がりました。掲載中の台数は151件→157件と微増しているので玉数が枯れたわけではありませんが、下値が固くなりつつあるのは事実です。急いで決める必要はないものの、400万円台前半の個体を狙うなら、見つけた時点で動けるよう準備しておきたいところです。
Q3. 狙い目の年式はどこですか?
当サービスの集計では、2005〜2009年式が420万〜470万円の帯に集まり、最も手が届きやすくなっています。一方で2010年のシリーズ3移行で549万円へ+79万円、さらに2012年式499万円から2013年式706万円へ+207万円という段差があります。つまり「2012年式まで」と「2013年式以降」で予算の桁が変わる。内装の質感や装備を重視するならシリーズ3、価格重視なら2005〜2009年式というのが本集計から読める分かれ道です。
Q4. 走行距離はどこまで許容できますか?
当サービスの集計では、走行帯ごとの中央値が0〜1万km 1108万円、1〜2万km 780万円、2〜3万km 614万円、3〜5万km 548万円、5〜8万km 470万円。ところが8〜12万km帯は544万円と5〜8万km帯を上回ります(12台の少数サンプル)。これはこの帯に初期型が含まれるためで、距離が価格を一方的に決めているわけではありません。整備履歴が追える個体なら、5万km超でも選択肢から外す必要はないと考えます。
Q5. グレードによる価格差はどのくらいですか?
当サービスの集計では、ベース扱い146台が593万円、1.6が20台で549万円、スーパーチャージャー仕様のSCが6台で653万円、111Sが5台で513万円、111Rが4台で449万円でした。1.6とSCの差は約104万円。SCと111Rは台数が少ないため傾向として見る程度ですが、過給の有無がおよそ100万円の上乗せとして表れています。なおベース扱いは高めの4分の1が783万円と幅が広く、上位仕様が含まれている点に注意してください。
Q6. 今月のグレード表記が前月とまったく違うのはなぜですか?
当サービスのグレード判定ルールを刷新したためです。前月は「グレード不明・その他」107台、「エリーゼ 1.6」16台といった和名ベースで集計していましたが、今月から英字のグレード名体系に切り替わり、同じ車両群に別のラベルが付きました。台数が0件になったグレードがありますが、これは実車の流通が途絶えたという意味ではありません。価格水準自体は1.6が前月548万円→今月549万円とほぼ変わらず、実像は動いていないと見ています。
Q7. 狙いの条件でエリーゼの新着を毎日追うには?
当サービスの集計で掲載から終了までの日数は中央値20日。条件を絞るほど手作業の巡回では間に合いません。LINEで「中古車ウォッチ」を友だち追加し、車種名を送るだけで監視が始まります。この車種ではカババ、カーセンサー、グーネットの3サイトを毎日自動で巡回し、新着・価格変動・掲載終了を通知。年式、グレード、価格帯、走行距離、地域などの複合条件で絞り込めます。無料プラン(24時間遅延・1車種)があり、リアルタイム通知やAI分析を含む有料プランは月額780円からです。本レポートの数字も、同じ仕組みが集めた実データから作られています。
2026年10月のハイライトと注意点
今月いちばんの発見は、価格でも台数でもなく「見え方が変わった」ことだった。当サービスのグレード判定ルール刷新により、前月107台を占めていた「グレード不明・その他」が今月は0件、代わりに英字表記のベース扱いが146台として立ち上がった。1.6も16台→0台/0台→20台と入れ替わっている。重要なのは、価格が動いていないこと。1.6の中央値は548万円→549万円でほぼ不変だ。名前が変わっても車は変わらない——当たり前のようでいて、グレード名で検索条件を組んでいる読者には死活的な話である。なお本集計は3サイトに掲載された車両が対象で、ディーラー店頭のみの個体や個人間取引は含まれません。また色や所在地などの属性は掲載内容から機械的に読み取っているため、情報が取れるのは全体の6割前後にとどまります。数字は絶対値ではなく、判断材料として使ってください。
本レポートは、中古車ウォッチが 3サイト(カババ, カーセンサー, グーネット)から自動収集した掲載データ 185台(2026-09-11 〜 2026-10-11)を集計した分析です。日本の中古車市場全体の動向を示すものではなく、掲載データからは売買の成約は分かりません。購入判断は必ず現車確認と販売店への確認のうえで行ってください。次回の更新は来月初旬を予定しています。
185台超のエリーゼから条件に合う1台を
特に 2022年式ファイナル級, 1.6の500万円台, 走行3〜5万kmのシリーズ3 は出物が出ると早く動きます。3サイトの新着を30分ごとにチェックして、LINEで即通知。
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過去のエリーゼに関する記事
- 2026年10月12日 エリーゼの中古車相場ガイド(この記事)
- 2026年9月4日 エリーゼの中古車相場ガイド
- 2026年8月31日 エリーゼの中古車相場ガイド
ロータス エリーゼ の関連ページ
※ この記事のデータは中古車ウォッチがカババ・カーセンサー・グーネットを横断して収集した2026年10月12日時点の情報です。実際の価格・在庫は各サイトにてご確認ください。