ポルシェ 718ボクスターの中古車相場ガイド
市場サマリー
現在の市場概況
2026年4月時点で、ポルシェ 718ボクスターは15の中古車サイトに合計601台が掲載されています。
718ボクスターは2016年に登場した現行ミッドシップオープンスポーツ。先代(981型)からの大きな変更点は、自然吸気6気筒から4気筒ターボへの変更です。ただしGTS 4.0は自然吸気6気筒を搭載し、ポルシェの「エンジンを楽しむ」思想を体現したモデルとして高い人気を誇ります。
走行中央値1.7万kmと極めて低走行な個体が多いのが特徴。週末ドライブ専用のセカンドカーとして使われている個体が大半を占めます。
グレード別の相場
| グレード | 台数 | 価格帯 | 中央値 | エンジン |
|---|---|---|---|---|
| ベース(718) | 192台 | 466〜1,580万円 | 772万円 | 2.0L 4気筒ターボ (300ps) |
| S | 23台 | 550〜958万円 | 700万円 | 2.5L 4気筒ターボ (350ps) |
| T | 5台 | 895〜1,153万円 | 975万円 | 2.0L 4気筒ターボ (300ps) |
| GTS 4.0 | 104台 | 897〜1,630万円 | 1,275万円 | 4.0L 6気筒NA (400ps) |
| スパイダー | 2台 | - | - | 4.0L 6気筒NA (420ps) |
ベース(718ボクスター):466〜1,580万円(中央値772万円)
最も手頃な718。2.0Lターボで300psは日常使いに十分なパワー。500万円台の初期型(2016-2017年)が最安ゾーン。PDKなら街乗りも快適です。
S:550〜958万円(中央値700万円)
2.5Lターボで350ps。ベースとの価格差は小さく、パワーの余裕を考えるとコストパフォーマンスが高い。ただし流通23台と少なめ。
T:895〜1,153万円(中央値975万円)
軽量化と走りに振ったモデル。流通5台と希少。MTのみの設定で、走りにこだわるドライバー向け。
GTS 4.0:897〜1,630万円(中央値1,275万円)
718最大の目玉。自然吸気4.0L水平対向6気筒を搭載し、ポルシェの中でも「最後のNA」として語られるモデル。104台と流通量が多いのは人気の証拠。中央値1,275万円はベースの約1.7倍ですが、NAフラット6の体験はこのモデルでしか得られません。
ミッション:MT vs PDK
MT 52% / PDK 48%。ほぼ半々です。
718はMT設定のあるグレードが多く、ポルシェの中でもMT比率が高い車種。GTS 4.0はMTを選ぶオーナーが多く、「NA 6気筒 + MT」の組み合わせは将来的にも希少性が増すと見られています。
一方、PDKは変速速度が圧倒的に速く、サーキットではMTより速いラップタイムが出ます。日常使いの快適さもPDKが上。実用性重視ならPDK一択です。
走行距離の分布
| 走行距離 | 台数 | 備考 |
|---|---|---|
| 1万km以下 | 54台 | ほぼ新車同様。コレクター向け |
| 1〜3万km | 54台 | 週末ドライブ中心 |
| 3〜5万km | 29台 | 適度に乗られた個体 |
| 5〜8万km | 4台 | 少数 |
| 8万km以上 | 6台 | 日常使い |
中央値はわずか1.7万km。走行1万km以下が54台、3万km以下で全体の73%を占めます。718ボクスターは「大切に保管されている」個体が圧倒的に多い車種です。走行距離が少ないことによる弊害(ゴム類の硬化等)には注意が必要ですが、機械的な消耗は少ないと言えます。
年式の分布
| 年式 | 台数 | 備考 |
|---|---|---|
| 2016〜2018年 | 49台 | 初期型。500〜700万円台が中心 |
| 2019〜2021年 | 50台 | 中期型。改良後モデル |
| 2022〜2024年 | 37台 | 後期型。GTS 4.0が多い |
| 2025〜2026年 | 25台 | ほぼ新車。高額帯 |
2016年〜2026年まで満遍なく流通しており、予算に応じて幅広い選択肢があります。
注目の掲載物件
718の最安価格帯。走行は多めだが、オプション装備が充実。500万円以下でポルシェのミッドシップを体験できる。
ほぼ新車のGTS 4.0。NA水平対向6気筒のサウンドを求める人に。新車の納車待ちを考えれば選択肢として合理的。
購入時のチェックリスト
- エンジンの異音 -- 4気筒ターボモデルはシリンダー摩耗の報告あり。冷間時の異音に注意
- PDKジャダー -- 低速時のジャダー(振動)はPDKオイル交換で改善することが多い
- ソフトトップの状態 -- 開閉機構の動作確認。劣化すると雨漏りの原因に
- タイヤ残量 -- ミッドシップはリアタイヤの消耗が早い。ポルシェ純正は高額
- オプション装備の確認 -- PASM、スポーツクロノ、スポーツエグゾーストの有無で価値が変わる
- 正規ディーラー整備履歴 -- ポルシェセンターの記録簿は大きな安心材料
GTS 4.0の良い個体は争奪戦です
NA水平対向6気筒のGTS 4.0は人気が高く、条件の良い個体はすぐに売れます。
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- 2026年4月4日 中古車相場ガイド(この記事)
※ この記事のデータは中古車ウォッチがカーセンサー・グーネット・価格.com・ヤフオク・ネクステージ・カババ・車選びドットコムなど15サイトを横断して収集した2026年4月4日時点の情報です。実際の価格・在庫は各サイトにてご確認ください。