「最後のガソリンGT-R」が動かす相場 — NISMO中央価格が前月比+312万円 | 日産 GT-R 中古相場分析【2026年6月版】— 797台集計

最終更新: | 797台・6サイトのデータに基づく

2025年8月、栃木工場で最後の1台がラインを離れた。それから9か月。R35の中古相場は、まだ落ち着く気配を見せない。むしろ「最後のガソリンGT-R」という肩書きが効いてきたのか、当サービスが6サイトから集めた797件のGT-Rのうち、NISMOの中央価格は前月の1,595万円から1,907万円へと、わずか1か月で312万円も跳ね上がった。中央値1,644万円の裏側で、何が起きているのか。本稿は中古車ウォッチが2026年5月3日〜6月2日に収集した実掲載データを起点に、相場の地殻変動を読み解く。

📝 本稿の読み方

市場サマリー

掲載台数
797台
価格帯
370〜6334万円
中央値
1644万円
走行中央値
1.2万km

GT-Rの新着を見逃さない

今月の注目: NISMO Special edition, Track edition T-spec, 2025年式Pure edit
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TL;DR / 今月の要点

今月のトップ3変化(前月比)

前月(2026年3月31日〜4月30日)と今月(5月3日〜6月2日)の集計を重ね合わせると、GT-R市場の重心が動いていることが見えてくる。当サービス集計で特に大きな変化を3つ。

GT-R NISMO 中央価格 +312万円のインパクト

NISMOの中央価格は1,595万円から1,907万円へ。1か月でこれだけ動くのは尋常ではない。流通量も101件→138件と37件増えており、「出物が増えて価格が下がる」のセオリーから逆行している。2026年4月、日産CEOイヴァン・エスピノーサ氏が次期R36のGT-R復活を正式予告し、同月にはグローバル製品戦略責任者リチャード・キャンドラー氏が「完全EV化はあり得ない」と明言した。推測だが、買い控えていた層が「R35=最後の純内燃機関GT-R」という位置付けを再評価し、特にNISMO系(最後のVR38DETT高性能版)への需要が集中した可能性がある。

Premium edition T-spec が流通から消失(17件 → 0件)

前月まで17件あったGT-R Premium edition T-specの掲載が、今月は0件まで枯れた。ミレニアムジェイドやミッドナイトパープルといった専用色、カーボンセラミックブレーキを備えるこの仕様は、新車最終価格2,035万円ながら2,440万円での成約事例も出ていた人気車。仮説として、保有者の売り渋りと、出るそばから瞬時に消える需要超過の合わせ技と読める。次に1台出てきたとき、いくらが付くのか。注視に値する。

「不明」グレード掲載が6件 → 35件に急増

グレード判定が付かなかった掲載が前月6件から今月35件へと跳ねた。中央値は2,704万円、中央年式は2024年で、上位10%の構成にも顔を出す。推測の域だが、最終モデル組のオーナー出品が増え、出品者が「2025年モデル」「最終モデル」とだけ書いて正式グレード名を省略しているケースが含まれている可能性がある。中古車ウォッチでは今後ルール更新で精度を高めていく。

🗞️ 今月のトピック

2026年5月10日、アメリカ「25年ルール」によるネオクラシック高騰の議論が再燃したと自動車メディアが報じた(webcartop)。R35自体はまだ25年ルール対象外(2032年12月解禁)だが、R32〜R34系の海外流出加速が「GT-R」ブランドそのものの世界的希少価値を押し上げており、R35中古市場にも上昇圧力をかけている。当サービス集計の高めの4分の1ラインが前月2,230万円から今月2,260万円へと微増していることは、その圧力の地味な表れかもしれない。

加えて2026年4月17日、日産グローバル製品戦略責任者キャンドラー氏が「R36の完全EV化はあり得ない」と明言した報道(intensive911)が、本集計で見たNISMO相場の前月比+312万円という大跳ねの背景として重い。「最後のガソリンGT-R」という肩書きが、いま一段強くR35に刻まれた1か月だった。

GT-Rの中古市場の輪郭(当サービス集計)

ここからは、本サービスが6サイトから集めた797件の実掲載データを使って、GT-R中古相場の輪郭を描いていく。

集めた797台の内訳

期間中に当サービスが収集した797件のうち、出品継続中(アクティブ)は672件。サイト別の内訳は、価格.comが327件と最多、次いでカーセンサー314件、カババ82件、ヤフオク61件、日産公式中古車10件、車選びドットコム3件。価格.comは他サイトとの重複掲載を含むため、純粋な「在庫数」としてはカーセンサー+カババ+日産公式の400件強がコアと見るのが妥当だろう。グレード判定率は95.6%で、内部のグレード分類ルールがほぼ機能している。

価格はどこに集中しているか

価格分布の中央値は1,644万円。安めの4分の1ラインが1,358万円、高めの4分の1ラインが2,260万円、最安層(下位5%)が910万円、最上層(上位5%)が4,015万円、最高値は6,334万円という極端な構造になっている。平均値は1,916万円で中央値より272万円高い。これは高値の裾を引いた分布で、限定車・最終モデル・NISMO系が上方向に裾を作っている格好だ。

ヒストグラムを見ると、1,400〜1,600万円帯に116件と最も多くの個体が集中している。次に2,200〜2,400万円帯67件、1,000〜1,200万円帯61件、800〜1,000万円帯51件。つまり、相場は「1,400〜1,600万円の中後期Premium/Pure帯」と「2,200〜2,400万円の2024年式以降帯」という二山構造になっており、その間(1,800〜2,200万円)はやや薄い。3,800万円超は58件と少数だが、確実に存在する超高額ゾーンだ。

掲載開始・掲載終了の動き

期間中、新規掲載は181件、掲載終了は124件。新規/終了比は1.46とやや出品超過。週次推移を見ると、5月17日週に新規50件・終了101件と入れ替わりが激しく、5月24日週は新規63件と当月の出品ピークだった。掲載終了までの中央値は20日(25%は9日以内、75%は24日以内)。一般的な国産スポーツカーよりやや速い回転で、欲しい個体は2〜3週間で消える前提で動く必要がある。

年式ごとの相場と「価格の断層」

GT-Rには、はっきりとした価格の断層がある。それも一つではない。

年式ごとの中央価格

年式 件数 中央価格(万円) 中央走行(km) 区分
2008 18 989 32,000 前期
2010 19 896 38,500 530PS化境界
2012 16 985 51,000 550PS化以降
2014 25 1,132 28,000 NISMO追加年
2016 56 1,498 15,000 大幅改良(MY17)
2017 42 1,503 18,000 後期初年
2019 39 1,637 10,000 アブレダブルシール
2020 20 1,744 11,000 50th年
2021 12 3,829 5,000 T-spec/Special初年
2022 20 3,999 2,000 R35集大成
2024 59 2,167 2,000
2025 67 2,253 300 最終モデル

進化型マイナーチェンジの前後で何が起きたか

最も鮮烈な断層は2015年→2016年だ。中央値1,265万円から1,498万円へ、+233万円。これは2016年夏の「発売以来最大規模の大幅改良」(Vモーショングリル、内装一新、570PS化)が引いた線だ。中古市場でも明確にここで価格帯が変わっている。

もう一つの断層は2020年→2021年。1,744万円から3,829万円へと、わずか1年で+2,085万円も跳ね上がっている。これは2021年9月の2022年モデル発表でT-specとNISMO Special editionが初登場した影響だ。2021年式・2022年式が「初代T-spec/Special」というプレミアムを帯び、4,000万円台が定着した。

NISMO単体でも同じ構造が出ている。本サービス集計のグレード×年式の重ね合わせでは、NISMOの2017年式中央値2,036万円、2019年式2,480万円、2020年式2,869万円、2021年式4,560万円と、年式が新しくなるごとに数百万単位で段が付く。

減価カーブから見える性格

通常、新車から数年で大きく減価し、その後緩やかになるのが普通の車だ。だがGT-Rの減価カーブは「下に貼り付いて、ある年式で急反発する」という独特の形を描いている。2008〜2013年式が900〜1,100万円帯にずっと貼り付き、2016年以降でじわじわ上がり、2021年以降で爆発する。これは「年式が新しいほど性能が上で、最終形態に近づくほど希少」という、18年間モデルイヤー方式で進化し続けたR35特有の構造だ。普通のスポーツカーの感覚で値付けを読むと足元を掬われる。

グレード別の相場

NISMO Special editionの中央値4,200万円、Pure editionの中央値1,448万円。同じGT-Rでもグレード次第で2,752万円の差が開く。

主要グレードの顔ぶれ

グレード 件数 中央価格(万円) 中央年式 中央走行(km)
Premium edition 199 1,560 2016 19,000
NISMO 138 1,907 2017 10,000
Black edition 129 1,614 2017 15,500
Pure edition 129 1,448 2017 19,000
Track edition engineered by NISMO 60 2,228 2024 2,000
NISMO Special edition 57 4,200 2024 1,500
GT-R(標準) 33 1,092 2011 52,500
Track edition T-spec 12 2022 2,000
EGOIST 5 1,436 2011 26,500

グレード × 年式で見るMC効果

本サービス集計を重ね合わせると、グレードごとに「相場の歩み方」が違うことが見える。Premium editionは2008年式989万円から2025年式2,238万円へと、ほぼ右肩上がりの直線的な伸び。中後期になるほど価値が上がる素直な動きだ。一方NISMOは2014年式1,174万円→2015年式1,980万円→2016年式1,487万円と一度凹み、2017年から2,000万円台、2019年から2,500万円超、2021年式で4,560万円と、後年式ほど階段状に跳ね上がる。Track edition engineered by NISMOは2023年以降の流通が多く、中央値2,228万円・中央年式2024年と、ほぼ「新しい個体」が中心だ。

限定車・特別仕様車のプレミアム

GT-R NISMO Special editionは新車最終価格3,061万円。本サービス集計の中央値は4,200万円で、新車を1,100万円超上回る。2022年式に至っては中央値5,357万円。安めの4分の1ラインでも3,911万円、高めの4分の1ラインは4,645万円と、全レンジで新車超え。「ボーナス付きで買えるオークション参加権」とでも言うべきプレミアム構造になっている。

Track edition engineered by NISMOも、最終新車価格1,853万円に対して中央値2,228万円と、新車比+375万円。これらの個体は、もはや「中古車」というより「希少資産」として動いている、と読むのが自然だろう。

走行距離とコンディション

意外にも、本サービスの集計では「走行が少ないほど高い」とは限らない現象が見える。GT-Rの走行距離は、価格より「年式とグレード」が支配的だ。

走行距離ごとの価格感

0〜1万km帯は198件・中央値2,236万円・中央年式2023年で、最も件数が多く、最も新しい。1〜2万km帯は86件・1,538万円・2017年、2〜3万km帯46件・1,428万円・2016年と、走行距離が増えるにつれ年式も古くなり価格も下がる。5〜8万km帯まで来ると57件・1,018万円・2012年と、1,000万円ボーダー付近に。12万km以上の4件は中央値605万円だが、参考値として見る程度の少数サンプルだ。

低走行 × 新しい年式の希少性

本サービス集計で目を引くのは、0〜1万km × 2022年式の17件で中央値3,999万円0〜1万km × 2021年式の8件で4,560万円という組み合わせだ。一方で同じ0〜1万kmでも2024年式は48件で中央値2,159万円、2025年式は35件で2,259万円。つまり「低走行プレミアム」は2021〜2022年のT-spec/Special元年に集中して効いていることになる。2024〜2025年式は最終モデル組として供給がまだ厚いため、低走行でも価格は2,000万円台前半に収まっている。

修復歴と車検残の現実

修復歴情報があった327件のうち、修復歴ありは1件のみ(中央値370万円、これは1990年代のスカイラインGT-R系の個体)。本来「修復歴あり=77.3%安い」と出ているが、これは旧型R32系1台の影響で、R35の修復歴付き個体はほぼ流通していないと読むべき少数サンプルだ。R35オーナーは修復歴が付くような事故を起こした時点で全損扱いになるケースが多いと推測される。

車検残は248件中、「整備付き(新規車検)」が14.5%。残月数の分布は0〜6か月が72件と最多、24か月以上は16件にとどまる。仮説として、車検タイミングを意識した売却が一定の流通を作っている可能性があるが、断定はできない。

属性で見る供給の癖

トランスミッションは本サービス集計でMTが272件・中央値1,650万円、ATが174件・中央値1,619万円。差は31万円とごくわずかだ。「不明」が351件と多いのは、GT-RがDCT(デュアルクラッチ)のみのため、出品側で「AT」「MT」「DCT」の表記が揺れていることが背景にある。実態としては全車GR6型6速DCTなので、価格差は仕様差ではなく個体差を集計が拾ったノイズに近いと見るのが正しい。

ボディカラーは情報のある239件中、白系83件(中央値1,905万円)が最多、次いで黒系51件(1,498万円)、銀・灰系43件(1,428万円)、青系31件(1,968万円)。青系の中央値が黒系より470万円高いのは興味深い。これはペリウィンクルブルー(50th Anniversary)やバイブラントレッド系の限定色が青系として分類されている可能性があるためだろう。橙・茶系10件は1,459万円で、ミレニアムジェイドが含まれる可能性のあるカテゴリだが、サンプル小のため参考値として見る程度。

地域分布は東京都72件(中央値1,932万円)、埼玉県69件(1,449万円)、群馬県41件(1,573万円)、愛知県38件(1,589万円)、神奈川県38件(2,271万円)が上位。神奈川は中央値が突出して高い(東京より339万円高)。NISMO東京や首都圏の高性能車専門店が、高グレード個体を集中的に扱っている影響と推測される。

データが示す「お得ゾーン」と「プレミアムゾーン」

安い個体、高い個体。それぞれにどんな顔ぶれが並んでいるか、本サービス集計を覗いてみる。

下位10%: 999万円以下に並ぶ個体

下位10%(57件、999万円以下)の中央年式は2010年、中央走行距離は66,000km。修復歴ありは4%。グレード構成はPremium edition 26.3%、Pure edition 24.6%、Black edition 24.6%、NISMO 19.3%、GT-R標準 5.3%という内訳だ。前期R35(2008〜2012年式)の走行5万km超個体が中心で、約1,000万円という価格は、新車777万円から考えれば「18年経ってもまだ新車超え」とも読める。

この層は「とにかくR35オーナーになりたい」「初めてGT-Rに触りたい」読者に向く。ただし前期型はフライホイールハウジング異音やABSモーター不良(保証外で20万円超修理)など車種固有の弱点があり、整備履歴の確認が必須。日産ハイパフォーマンスセンターの整備記録が連続している個体を狙うのが安全策だ。

上位10%: 2,869万円以上に並ぶ個体

上位10%(58件、2,869万円以上)の中央年式は2023年、中央走行2,000km、修復歴ありは0%。グレード構成はNISMO Special edition 67.2%、NISMO 22.4%、Track edition engineered by NISMO 3.4%、Premium edition 3.4%と、ほぼNISMO系で固まる。

この層は「資産として保有しつつ、たまに動かす」前提で組まれる世界だ。NISMO Special editionの新車枠が抽選で取れなかった層が、中古でプレミアム上乗せ込みで取りに行くか、最終モデル(2024〜2025年式)を「最後のガソリンGT-R」として確保するか。維持費はタイヤ4本50万円、ディーラー車検40〜80万円、任意保険年20〜40万円が想定範囲。価格よりも「いつ次の良物件が出るか」のタイミング勝負になる領域だ。

本稿で描いた分布のどこを狙うかが決まったら、次は条件を絞って継続観測するフェーズに入る。掲載中央値20日で消えていく市場では、毎日の自動巡回が事実上の必須インフラになる。下位10%の良質個体は10日以内に消えるケースも珍しくないし、上位10%のSpecial editionに至っては「出た瞬間」が勝負を分ける。

よくある質問(当サービス集計での回答)

Q1: GT-Rの中古相場はいくらですか?

本集計(797件、2026年5〜6月)では中央値1,644万円。安めの4分の1ラインが1,358万円、高めの4分の1ラインが2,260万円。下は700万円台の前期型から、上は6,334万円の限定NISMO系まで幅広い分布です。グレード別では最も件数の多いPremium editionが1,560万円、Pure editionが1,448万円、NISMOが1,907万円、Special editionが4,200万円。

Q2: GT-Rの買い時はいつですか?

当サービス集計では、生産終了(2025年8月)以降、中央価格はじわじわ上昇傾向。NISMOは前月比+312万円という大きな動きを見せています。仮説として、R36の方向性が定まる2027〜2028年までは現在の上昇基調が続く可能性があり、「待てば下がる」という見方はしづらい状況です。特定グレードを狙うなら、長期戦覚悟で監視を続けるのが現実的でしょう。

Q3: GT-RのMTとATでは、中古ではどちらが多いですか?

本集計ではMTが272件(中央1,650万円)、ATが174件(中央1,619万円)と表示されますが、GT-Rは全車DCT(デュアルクラッチ)専用で、本来MTもATも存在しません。出品側の表記揺れで「MT」「AT」「DCT」のどれかに分類されている結果です。価格差はほぼなく、トランスミッション項目はGT-Rの場合あまり意味を持ちません。

Q4: GT-Rの走行距離は何kmまでが許容範囲ですか?

本集計の中央走行距離は12,000km。0〜1万km帯が198件と最多で、中央値2,236万円。一般的にGT-Rは「走行少なめ」が強い銘柄ですが、DCTやアライメント、タイヤ(ランフラット20インチ、4本約50万円)などの消耗が激しく、整備履歴のほうが距離より重要です。5万kmでもディーラー整備が連続していれば優良、1万kmでも履歴が薄ければ要警戒、と覚えておくのが良いでしょう。

Q5: GT-Rで修復歴ありの個体はどれくらい安いですか?

本集計でR35の修復歴ありはほぼ流通していません(修復歴情報のある327件中、ありは旧型R32系1件のみ)。R35オーナーが事故を起こした場合、修理費が高額になりがちで全損扱いになるケースが多いと推測されます。修復歴付きR35が出てきた場合は、なぜ流通しているのかの背景確認が必須です。

Q6: 「GT-R Premium edition T-spec」が今月流通0件なのはなぜですか?

本サービス集計では前月17件→今月0件と急減しました。新車最終価格2,035万円ながら、中古フリマで2,440万円の成約事例が出ているなど需要超過状態の人気仕様です。推測として、生産終了による希少化と保有者の売り渋りが重なり、出品が瞬時に消える状態になっている可能性があります。次の出品時に2,500万円超の値付けが付くシナリオも見えており、監視対象に入れておく価値はあります。

Q7: 狙いの条件でGT-Rの新着を毎日追うには?

中古車ウォッチは、カババ、カーセンサー、価格.com、車選びドットコム、日産公式中古車、ヤフオクの6サイトを毎日自動巡回し、条件に合致する新着個体をLINEに即時通知します。「NISMO Special edition × 走行1万km未満」「Pure edition × 2025年式 × 修復歴なし」のような複合条件も設定可能。無料プランなら24時間遅延版で試せます。本稿で見た「掲載中央値20日」の流通速度、上位10%個体の早期消失を考えると、自動追跡は事実上必須と言える環境です。

2026年6月のハイライトと注意点

今月の本サービス集計で最も特筆すべきは、NISMOの中央価格が前月比+312万円という1か月単位では異例の上昇を見せたことだ。背景には、4月に明らかになったR36の「完全EV化否定」報道と、生産終了から9か月経って改めて「R35=最後のガソリンGT-R」という位置付けが市場に染み込んだことがある(推測)。同時に、Premium edition T-specの流通消滅(17件→0件)、不明グレード掲載の急増(6件→35件、最終モデル組の出品増加が推測される)と、相場の上層で大きな入れ替えが進んだ。中央値1,644万円は前月比ほぼ横ばいだが、上位層の動きは活発で、市場の重心が静かに上に動いている1か月だった。

データの注意点として、本集計はメルカリや個人SNS、ディーラー店頭のみの車両を含まない。また地域によってサイトの掲載量に偏りがあり、ヤフオクの価格は開始/現在価格で落札価格ではない。価格.com掲載車は他サイトとの重複可能性がある。これらを踏まえた上で、傾向の把握にお使いいただきたい。

本レポートは中古車ウォッチがカババ・カーセンサー・価格.com・車選びドットコム・日産公式中古車・ヤフオクの6サイトから自動収集したGT-R 797件(2026年5月3日〜6月2日掲載分)を集計したものです。日本全国のGT-R中古市場全体の動向ではなく、上記6サイトの掲載データに基づく分析である点にご留意ください。次回更新は2026年7月初旬を予定しています。

797台超のGT-Rから条件に合う1台を

特に NISMO Special edition, Track edition T-spec, 2025年式Pure edit は出物が出ると早く動きます。6サイトの新着を30分ごとにチェックして、LINEで即通知。
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※ この記事のデータは中古車ウォッチがカババ・カーセンサー・価格.com・車選びドットコム・日産公式中古車・ヤフオクを横断して収集した2026年6月3日時点の情報です。実際の価格・在庫は各サイトにてご確認ください。