中古車のボディカラー実態調査|白と黒で市場の75%、色で価格はいくら変わるか

要点(中古車ウォッチ実測/2026年5〜7月・約9.6万台):中古車市場は白45%+黒30%で全体の75%。無彩色(白・黒・グレー・銀)まで広げると87%に達します。同じ車種・年式で比べた色の価格差は数%程度と意外に小さく、「不人気色だから激安」は主要色間ではほぼ起きていません。

「車は白か黒を買っておけばリセールで損しない」「赤や青は安く買える」——中古車の色をめぐる通説は多いものの、実際の掲載データで検証されたものはあまり見かけません。中古車ウォッチが直近60日に検知した掲載のうち、ボディカラーの記載がある約9.6万台を集計しました。

実測1:市場は白と黒だらけ

中古車のボディカラー別シェア(当サービス実測・n=95,655)
台数シェア
43,00645.0%
28,30529.6%
グレー6,8327.1%
4,6294.8%
3,7173.9%
3,1943.3%
茶・ベージュ1,9152.0%
1,5861.7%
その他(黄・紫・橙など)2,4712.6%

白黒だけで4台に3台。有彩色(赤・青・緑・黄など)は合計しても約13%しかありません。「街の車が白黒ばかり」という体感は、中古車市場のデータでも裏付けられます。

実測2:色による価格差は「数%」——思ったより小さい

色の価格差を見るときは、車種と年式を揃えないと意味がありません(古い車に多い色が「安い色」に見えてしまうため)。人気車種ごとに年式帯を揃えて、白を基準に比べました。

同一車種・年式帯内の色別価格差(白基準・当サービス実測)
車種(年式帯)グレー
プリウス(2022-24)-0.3%-2.7%-2.4%-5.3%
アルファード(2020-22)-0.2%-10.0%-9.8%
ハリアー(2020-22)-0.9%-2.1%-6.8%-8.0%
ジムニー(2025-27)-0.9%

実測3:どの色が早く売れるか

色別の売れる速さ(当サービス実測)
30日以内に掲載終了する率(人気5車種)
43.3%
38.3%
28.3%

意外にも、最も回転が速いのは白ではなくでした。黒は供給シェア(30%)が白(45%)より小さいわりに人気が根強く、需給が締まっているためとみられます。逆に赤は3割強しか30日以内に動かず、じっくり選べる色です。全色ベースの掲載期間中央値でも黒33日<白35日で、茶・ベージュ系(27日)は台数が少ないぶん指名買いで早く動く傾向がありました。

買う側の使い方

狙いの色が出たら、すぐ知る

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調査方法と限界(正直に書きます)

集計の前提や定義の詳細はデータの集計方法と限界をご覧ください。

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公開: 2026年7月23日|中古車ウォッチ編集部(データ集計: 当サービス実測)