新車超えのクアドリフォリオ、3桁万円台のスーパー | アルファロメオ ジュリア 中古相場分析【2026年4月版】— 669台集計
新車1,387万円のクアドリフォリオが、中古で1,200万円台に並んでいる。いや、それだけならまだ分かる。問題は、2024〜2025年式のクアドリフォリオが新車価格に肉薄、あるいは超えていること——。「ジョルジオ・プラットフォーム最後の純血FRスポーツセダン」という肩書きが、いま中古相場でどう咀嚼されているのか。当サービスが4サイトから集めた669台のデータを、グレード・年式・走行距離・地域、あらゆる断面で読み解く。買いたいけど迷っている読者のための、データに裏打ちされた現在地レポートだ。
📝 本稿の読み方
- 分析対象: 4サイト(cababa, carsensor, goonet, kakaku)の掲載データ 669件、期間 2026-03-31 〜 2026-04-30
- 集計方法: 重複排除なし。同一個体が複数サイトに掲載されている場合は別掲載としてカウント(延べ掲載数ベース)
- 注意点: 価格比較サイト(kakaku)の掲載は他サイトと重複している可能性が高い/一部サイトの個体はグレード判定が困難で「ベース」に分類される傾向がある/メルカリ・SNS売買・ディーラー店頭非公開の個体は本集計の対象外
市場サマリー
TL;DR / 今月の要点
- 当サービスが集めた669台、価格判明分479台の中央値は398万円。安めの4分の1ラインが263万円、高めの4分の1ラインが562万円。
- 年式別中央値は2017年式163万円 → 2025年式650万円と、8年で約4倍の開き。MC境界(2023年)前後で約100万円のジャンプが見える。
- グレード別中央値は クアドリフォリオ 703万円/ヴェローチェ 395万円/スーパー 195万円。同じジュリアでも上下で500万円超の差。
- クアドリフォリオの2024年式が中央値1,201万円、2025年式が1,115万円。新車価格1,387万円との距離を考えると、ほぼ「新車並み」の値付けが並ぶ。
- 上位10%(668万円超)の75%超がクアドリフォリオ。下位10%(180万円以下)の68%がスーパー。価格帯はそのままグレード帯だ。
- 修復歴ありはサンプル6件と少数ながら、修復歴なしより5.8%安い水準。
- 在庫上位は東京都56台・静岡県42台・愛知県35台。東京都の中央値519万円は全体中央値より120万円高い。
ジュリアの中古市場の輪郭(当サービス集計)
ジュリアという車は、データで見ると驚くほど多層だ。エントリーの2.0L 200psから、510psのV6ツインターボ、果ては2,000万円超のGTAまで——同じ車名でこれだけ価格レンジが開く欧州セダンは、いまやそう多くない。
集めた669台の内訳
当サービスが4サイトから集めた669台のうち、666台が掲載中。サイト別では carsensor 225台、kakaku 232台、goonet 186台、cababa 26台。価格情報が取れた479台で全体分布を見る。グレード判定の内訳は、ベース 219台・ヴェローチェ 199台・スーパー 106台・クアドリフォリオ 84台が4本柱。残りはエディツィオーネ エストレマ、Ti、スプリント、各種限定車が少数ずつ並ぶ。
価格はどこに集中しているか
全体の中央値は 398万円、平均は444万円。中央値より平均が46万円高いのは、上位に1,000万円超のクアドリフォリオやGTAが引っ張り上げているから(分布の歪度1.54、つまり高値側に長い尾を引いた形)。下位5%は143万円、上位5%は888万円。最安は113万円、最高は1,486万円。新車3台分の差が、同じ車名の中で同居している。
ヒストグラムで見ると、250〜300万円帯(52台)と350〜400万円帯(62台)に二つのコブがある。前者は初期型スーパー〜ヴェローチェの主戦場、後者は2021〜2022年式のヴェローチェ群。「ジュリアの相場」は単一ではなく、二峰性だと頭に入れておくと話が早い。
出品と販売のペース
新規出品は当月515台。観測期間が短いため流通速度の数字は参考扱いだが、掲載終了までの中央値は2日と速い個体が観測されている。ジュリアという車種、動くときは速い。これは記事末でもう一度触れる。
年式ごとの相場と「価格の断層」
ジュリアには、はっきりとした価格の断層がある。それも一つではない。
年式ごとの中央価格
| 年式 | 件数 | 中央値 | 安めの4分の1 | 高めの4分の1 | 走行距離中央値 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017 | 33 | 163万円 | 154万円 | 341万円 | 48,000km |
| 2018 | 70 | 258万円 | 203万円 | 353万円 | 41,500km |
| 2019 | 36 | 330万円 | 215万円 | 633万円 | 33,500km |
| 2020 | 16 | 360万円 | 295万円 | 376万円 | 30,500km |
| 2021 | 41 | 388万円 | 339万円 | 416万円 | 31,000km |
| 2022 | 40 | 399万円 | 375万円 | 465万円 | 22,000km |
| 2023 | 34 | 485万円 | 462万円 | 522万円 | 17,000km |
| 2024 | 17 | 598万円 | 577万円 | 1,008万円 | 3,000km |
| 2025 | 24 | 650万円 | 615万円 | 669万円 | 3,000km |
2017→2018で95万円のジャンプ、2022→2023で86万円のジャンプ、2023→2024でさらに113万円。とくに後者2つの段差は意味が深い。
中期改良の前後で何が起きたか
2023年は車種プロフィールが示すとおり、フルLEDマトリクスヘッドライト、12.3インチデジタルクラスター、クアドリフォリオへのメカニカルLSD追加が入った中期改良の年。ヴェローチェだけで切り出すと、2022年式中央値377万円 → 2023年式487万円で110万円差、2024年式595万円、2025年式615万円と階段状に伸びている。
クアドリフォリオはさらに極端だ。本集計内では2017年式610万円、2018年式648万円、2019年式649万円とほぼ横ばいで踊り場を作ったあと、2021年式で839万円、2024年式で中央値1,201万円、2025年式で1,115万円。後期型のLSD搭載・専用カーボン仕上げという商品力強化と、新車価格の段階的引き上げ(経済変動加算20万円含む)が、中古側にもそのまま反映されている。
減価カーブから見える性格
2017年式(新車から約9年)の中央値が163万円ということは、ベースグレード新車446万円から見て残価率約37%。一方、2023年式(3年経過)のヴェローチェは中央値487万円、新車717万円に対して残価率約68%。3年で約3割減、9年で約6割減という数字は、欧州プレミアムDセグメントとしては悪くない。むしろ、2027年で生産延長終了という公式アナウンス、次期型のEV/HV化方針、ジョルジオ・プラットフォーム最後の純血FRという希少性の物語が、価格を支えている可能性がある——というのは推測だが、減価カーブの踊り場(2018〜2020年式)の妙な平坦さを見るとそう読みたくなる。
グレード別の相場
クアドリフォリオの中央値703万円。同じジュリアでも、スーパー(195万円)との間に508万円の谷がある。
主要グレードの顔ぶれ
| グレード | 件数 | 中央値 | 安めの4分の1 | 高めの4分の1 | 年式中央値 | 走行距離中央値 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ベース | 219 | 391万円 | 247万円 | 540万円 | 2019 | 32,000km |
| ヴェローチェ | 199 | 395万円 | 330万円 | 494万円 | 2021 | 25,000km |
| スーパー | 106 | 195万円 | 146万円 | 231万円 | 2018 | 42,000km |
| クアドリフォリオ | 84 | 703万円 | 613万円 | 888万円 | 2019 | 22,500km |
| エディツィオーネ エストレマ | 9 | 519万円 | 500万円 | 519万円 | 2022 | 7,000km |
| クアドリフォリオ カルボニオ | 6 | 648万円 | 638万円 | 648万円 | 2018 | 31,000km |
| GT ジュニア | 5 | 460万円 | 399万円 | 460万円 | 2022 | 16,000km |
| モノクローム エディション | 5 | 540万円 | 540万円 | 645万円 | 2025 | 13,000km |
スーパーの安さが目を引く。これは初期型(2017〜2019年式)の中心グレードで、走行距離も中央値42,000kmと進んでおり、ジュリア入門の現実的な選択肢。一方ヴェローチェは年式中央値2021、距離25,000kmと「程よく若く程よく走った」個体が中心で、価格中央値も395万円とバランスが取れている。
グレード × 年式で見る商品力強化の効果
ヴェローチェの年式別中央値を順に追うと、2018年式259万円 → 2019年式330万円 → 2021年式387万円 → 2023年式487万円 → 2025年式615万円。2年ごとに約100万円ずつ階段を上るような並び。これはMC・年改ごとに装備が進化していることと、為替・経済変動加算で新車価格自体が上がってきたことの合わせ技と読める。
クアドリフォリオはさらに極端で、2019年式649万円から2024年式1,201万円まで一気に飛ぶ。途中の年式が観測上少ない(2020・2022・2023年式が3未満で集約されている)ことも一因だが、「最終FR・最終V6」というナラティブと、限定車の高値が中古側のクアドリフォリオ全体を引き上げている可能性がある(推測)。
限定車・特別仕様車のプレミアム
エディツィオーネ エストレマ(70台限定、2020年頃)は中央値519万円、年式中央値2022、走行7,000kmと低走行で安定。新車1,447万円のクアドリフォリオ エストレマ(46台)の名前と混同しやすいので注意したい。GTAm(4件観測)は価格中央値が算出できる規模ではないが、年式中央値2022・走行6,000kmと低走行の個体が並ぶ。GTAは観測3件で中央値非算出、年式中央値1995(旧型ジュリアの混入と思われる)と、本集計では948系GTAの動きを正確に捉えるには台数が足りない——このクラスは見つけたら即決の世界、という従来からの定説がデータでも裏付けられた格好だ。
注目はモノクローム エディション(41台限定)。本集計5件の中央値540万円、年式中央値2025、走行13,000km。新車価格は明示されないが、ヴェローチェベースの限定車として、プレミアム性は数字に出ている。
走行距離とコンディション
低走行ほど高い、は当然として——ジュリアの場合、その勾配がやや急だ。
走行距離ごとの価格感
0〜1万kmの62台は中央値615万円・年式中央値2024。1〜2万km(51台)は471万円・2022年式。2〜3万km(56台)は391万円・2021年式。3〜5万km(88台、最多帯)は360万円・2019年式。5〜8万km(38台)は255万円・2018年式。8〜12万km(17台、参考扱い)は203万円・2018年式。
0〜1万km帯から3〜5万km帯までで約255万円、つまり2万km走ったあたりから1万kmあたり約60万円ペースで価値が落ちている計算になる。3〜5万kmから5〜8万kmで105万円差、ここから先は緩やかに——という、欧州プレミアムらしいカーブ。
低走行 × 新しい年式の希少性
走行距離と年式を重ね合わせると面白い偏りが見える。0〜1万km × 2025年式は24件で中央値650万円。最新年式の低走行ヴェローチェ/ベースが、新車登録扱いに近い水準で並んでいる。一方で0〜1万km × 2018年式が3件あり、中央値1,269万円——これは8年眠っていたクアドリフォリオ系の超低走行個体で、コレクター案件と見るのが自然だ。
1〜2万km × 2023年式が21件・中央値488万円。これが「ヴェローチェの実質お買い得ゾーン」と呼べそうな帯で、後期型MCの恩恵を受けつつ、新車比で200万円以上安い水準にある。
修復歴と車検残の現実
修復歴情報があるのは207件。うち修復歴ありは6件で、中央値399万円。修復歴なし201件は中央値377万円——修復歴ありの方が見かけ上わずかに高いのは、修復歴ありの中にたまたま新しめのクアドリフォリオが混ざっているからと推測される。サンプル6件は参考値として扱いたい。
車検情報が取れた184件のうち、44.6%が車検整備付き。残月数の分布は、0〜6か月26件、6〜12か月25件、12〜18か月22件、18〜24か月15件、24か月以上14件と、各帯にほぼ均等。ジュリアという車の整備性を考えると、車検残が長い個体は「直近で整備が入っている」シグナルとして価値が出やすい。
属性で見る供給の癖
トランスミッション情報が判明している329件のうち、AT 158台に対しMT 171台——と一見MT優勢に見えるが、ジュリアは8速AT専売の車種。MT表示の大半はサイト側の入力ノイズか、旧型ジュリア(1960年代)の混入と推測される。新型に関しては実質「全車AT」と理解するのが正確だ。それでも価格中央値は MT表示が438万円、AT表示が376万円と差が出ているのは、表示方法による母集団の偏りが背景にあるとみられる。
ボディカラーは黒系49台(中央値376万円)、銀・灰系36台(372万円)、白系34台(475万円)、赤系30台(497万円)、青系27台(330万円)、緑系4台(571万円・参考値)。白と赤が中央値で60〜100万円高いのは、後期型ヴェローチェの白/伝統色の赤が選ばれやすいから、と読める。緑系(モントリオール グリーン等の特別色)は4件と少ないが中央値が高く、限定車プレミアムが乗っている。
地域別は東京都56台で最多、中央値519万円。続いて静岡県42台(390万円)、愛知県35台(407万円)、神奈川県34台(384万円)、埼玉県30台(338万円)。東京は全体中央値より120万円高く、千葉県11台(644万円)と兵庫県11台(562万円)も高めに振れる。首都圏・近畿の主要府県には後期型・限定車が集まりやすい傾向と読める。価格だけ見て地方の個体に流れるのは合理的だが、整備拠点との距離感も含めて検討したい。
データが示す「お得ゾーン」と「プレミアムゾーン」
安い個体、高い個体——それぞれにどんな顔ぶれが並んでいるか、データで覗いてみる。
下位10%: 180万円以下に並ぶ50台
価格カットオフ180万円以下の50台。年式中央値2017、走行距離中央値60,000km。グレード構成は**スーパー68%・ベース26%・ヴェローチェ6%**。修復歴ありの比率は0%(情報があった範囲で)。
つまりこの帯は、初期型スーパーの5〜8万km走行個体が中心。新車536〜665万円帯のグレードが、いま150万円前後で買える。アルファロメオの世界に入る入門券として、コストパフォーマンスは悪くない——ただし車種プロフィールが警告するとおり、初期ロット(2017〜2018年式)は電気系・コンプレッサー周りのトラブルが報告されている個体群。修理予備費30万円の心構えは必須、認定中古車(ALFA AUTO EXPERT)の延長保証検討も視野に入れたい。
上位10%: 668万円以上に並ぶ49台
価格カットオフ668万円以上の49台。年式中央値2021、走行距離中央値9,000km。グレード構成は**クアドリフォリオ75.5%・ベース16.3%・クアドリフォリオ エストレマ4.1%・ヴェローチェ4.1%**。修復歴ありは8%。
この帯は明確に「クアドリフォリオの城」で、低走行・新しめの個体が並ぶ。新車1,387万円(後期2023年〜)に対して、2024〜2025年式が中央値1,100〜1,200万円台と新車に肉薄する値付けが観測される。これは、2025年9月に一旦生産終了→2026年4月再開というアナウンス、Quadrifoglio Collezione(世界63台)の3月発表、2027年の販売終了予定——という一連の流れを受けて、「最後のV6ツインターボFRセダン」というコレクター需要が顔を出している、と解釈するのが自然だろう(推測)。
本稿で描いた分布のどこを狙うかが決まったら、次は条件を絞って継続観測するフェーズだ。掲載終了までの中央値が2日(参考値)という観測もある以上、良い個体を見つけてから動くのでは間に合わないことが多い。狙いの条件を先に登録しておき、新着が出た瞬間に通知を受け取る——そういう運用が、ジュリアという車種では特に効いてくる。
よくある質問(当サービス集計での回答)
Q1. ジュリアの中古相場はいくらですか? 当サービスが集めた669台、価格判明分479台の中央値は398万円です。安めの4分の1ラインが263万円、高めの4分の1ラインが562万円。スーパー中央値195万円、ヴェローチェ395万円、クアドリフォリオ703万円と、グレードで大きく分かれます。
Q2. ジュリアの買い時はいつですか? 本集計では、2022〜2023年式・走行1〜2万km帯のヴェローチェが中央値488万円前後で、新車価格717万円から見て実質3割引きのスイートスポットになっています。中期改良で12.3インチデジタルクラスター等が入った後の年式という意味でも、装備面のバランスが良い帯です。初期型スーパー(2017〜2018年式・150〜200万円)は価格的には魅力ですが、修理予備費30万円の覚悟が前提。
Q3. ジュリアのMTとAT、どちらが中古では多いですか? ジュリアは8速AT専売の車種で、本来MT設定はありません。本集計でMT表示の個体が171件あるのは、サイト側の入力ノイズや並行輸入クアドリフォリオMT(約30台)、旧型ジュリアの混入が含まれているためと推測されます。実質的に、新型ジュリアはAT一択と理解してください。
Q4. ジュリアの走行距離は何kmまでが許容範囲ですか? 本集計の分布で見ると、3〜5万km帯(88台、最多)が中央値360万円で「価格と状態のバランスが取れる帯」。5〜8万km帯(38台、255万円)まではまだ実用的、8〜12万km帯(17台、203万円)になると価格メリットは大きい一方、ターボの劣化・電装系トラブルへの備えがより重要になります。実用なら〜5万km、価格優先なら〜8万km、覚悟があるなら〜12万kmが一つの目安です。
Q5. ジュリアで修復歴ありの個体はどれくらい安いですか? 本集計では修復歴情報があった207件のうち、ありはわずか6件(参考値)。中央値は修復歴あり399万円・なし377万円と、見かけ上ほぼ同水準です。サンプルが少なく、また修復歴ありに新しめのクアドリフォリオが混ざっていることが影響しています。一般論として欧州プレミアムは修復歴あり個体の流動性が低く、そもそも避ける選択肢が現実的です。
Q6. クアドリフォリオはいま買うべきですか? 本集計で見るかぎり、クアドリフォリオは強含みです。年式中央値2019・中央値703万円という数字は2025年比で堅調、2024〜2025年式に至っては中央値1,100〜1,200万円台と新車1,387万円に肉薄。2025年9月の一旦生産終了、2026年4月の再開、2027年の販売終了予定、Quadrifoglio Collezione(世界63台)発表——という流れを背景に、「最後の純血FR V6セダン」としてのコレクター需要が支えていると推測されます。乗りたいなら早め、待つほど高くなる可能性は否定できません。
Q7. 狙いの条件でジュリアの新着を毎日追うには? 当サービス(中古車ウォッチ)は、cababa、carsensor、goonet、kakaku の4サイトを毎日自動巡回し、条件に合致する新着個体を LINE に即時通知します。「ヴェローチェ × 走行2万km未満 × 後期型」「クアドリフォリオ × 関東圏」のような複合条件も設定可能で、無料プランなら24時間遅延版で試せます。本稿で見た掲載終了の速さ(中央値2日・参考値)を考えると、自動追跡は事実上必須と言えます。
2026年4月のハイライトと注意点
今月のデータで最も特筆すべきは、クアドリフォリオの「新車超え圏」への到達だ。2024年式中央値1,201万円、2025年式1,115万円。新車1,387万円(後期)との距離は数百万円——一見すると新車の方が安いが、納車待ち・諸経費を考慮すれば、即納の中古を新車並み価格で買う流れは現実に存在する。3月17日発表のQuadrifoglio Collezione(世界63台、1,963万円)という新たなアンカーが、中古クアドリフォリオ全体を引き上げる方向に作用している可能性がある(推測)。
一方で注意点も明記しておきたい。本集計はcababa、carsensor、goonet、kakakuの4サイトに掲載された669台の延べ掲載数ベース。kakaku掲載分は他サイトとの重複可能性が高く、メルカリ・SNS売買・ディーラー店頭非公開の個体は対象外。また、goonetの一部個体はグレード判定が困難で「ベース」に分類される傾向があり、ベース219件の中には実質ヴェローチェやスーパーが混ざっている可能性がある——この点は次月以降の継続観測で精度を上げていきたい。
本稿は当サービス(中古車ウォッチ)が自動収集した中古車掲載データに基づく分析であり、日本の中古車市場全体の動向を網羅するものではありません。集計対象サイトは cababa、carsensor、goonet、kakaku の4サイト、分析対象期間は 2026年3月31日〜2026年4月30日、対象台数は 669件(うち価格判明479件)。サイト間の重複個体は別掲載としてカウントしています。次回更新は1か月後を予定しています。
過去のジュリアに関する記事
- 2026年5月1日 ジュリアの中古車相場ガイド(この記事)
- 2026年4月19日 ジュリアの中古車相場ガイド
※ この記事のデータは中古車ウォッチがcababa・carsensor・goonet・kakakuを横断して収集した2026年5月1日時点の情報です。実際の価格・在庫は各サイトにてご確認ください。